Dr.喜作のブログ

2014年8月 の記事一覧

  • 8月31日 本日は お蕎麦の日なのだそうです

    大晦日に年越しそばを食べる習慣があるからなのだと思いますが 31日が来る度にお蕎麦の日なのだそうです。うどんとお蕎麦は日本を代表する麺類だと思いますが 私はどちらかというとお蕎麦の方が好きです。お店のメニューに蕎麦とうどん 両方がのっている場合はたいていお蕎麦を頼みます。

    私の勝手なイメージでいいますと おうどんは関西特に大阪、お蕎麦は関東の食べ物のような気がしますが 勘違いでしょうか。うちの近所でもおうどんの有名なお店は何軒か思いつきますが お蕎麦の有名なお店は思い当たりません。私が麺類を外食するとしたら やはり「釜盛」に出かけることが多いです。注文するのはいつもきつねうどんのダブル(料金が同じで麺の量が二倍)です。

    きつねうどんは私が子供の頃から母が作ってくれていました。但し母は福岡出身なのでお揚げさんがご飯のおかずになるぐらい相当にしょっぱかったように思います。友達のうちで 甘く甘く炊いたお揚げさんののったおうどんを初めてごちそうになった日の感動を今でもはっきりと覚えています。その日から 私はおうどんといえば 甘く炊き上げたお揚げさんののったきつねうどんが定番になりました。勿論天麩羅うどんも美味しいとは思いますが やはり甘いお揚げさんののったきつねうどんの方が魅力的だと思います。

    日本の三大うどんといえば 讃岐(香川)、稲庭(秋田)と水沢(群馬)、五島(長崎)、氷見(富山)などが有名ですが、三大蕎麦とはあまり聞いたことがありません。でも調べたらちゃんとありました。戸隠(長野)、出雲(島根)、わんこ(秋田)の三つですがあんまり有名ではないのかもしれません。秋田県はうどんも蕎麦も入っていますから あんまりピンときませんが ひょっとしたら日本で一番の麺所であるのかもしれません。ちなみにラーメンは 札幌(北海道)、博多(福岡)、喜多方(福島)の三つでありこちらは かなり有名なのかもしれません。

    蕎麦の薬味といえば 福井で食べた越前そばが凄く美味しかったので 大根おろしをのせてよく食べます。大根を買ってきて おろし金でおろすだけなので 簡単で非常に美味しくなりますので是非お試しください。他には山葵や柚子胡椒も美味しいと思います。薬味ではないのかもしれませんが 大葉を刻んだものや もみ海苔、天かすをくわえると ワンランクグレードアップするような気がします。最近仕入れた情報によりますと おろしたてのショウガを麺汁にたっぷりと入れるのが凄く美味しいのだそうです。ショウガはチューブのものではなくて やはり塊をスーパーで買ってきて 皮をむいて 丁寧におろしたものに限るそうなので 一度試してみようと思います。

    かなり涼しくなってきましたが 明日あたり昼ごはんに蕎麦をゆでて ショウガをたっぷりとおろして 食べてみようと思います。奥様がスーパーへ買い物に行くと必ずショウガを購入されるぐらいのショウガ好きなので きっと喜んでいただけると思いますので頑張って準備してみようと思います。

  • 8月30日 本日は世界の三大美女の一人、クレオパトラの誕生日だそうです。

    正確にはクレオパトラ7世という名称なのだそうです。紀元前後頃にエジプトのプトレマイオス朝の王位継承者として 波乱万丈の生涯を送られた女性です。世界の歴史上美女としてまず名前の挙がる方ですから さぞお美しかったのでしょうが エジプトの方なら恐らく顔のパーツが大きくて くっきりはっきりした御顔立ちだったのだと思います。私は乃木坂のナーチャンのように程よい目鼻立ちの控えめな表情の女性が好みですから 多分クレオパトラさんは 私の好みには合わないと思います。

    所で、三大美女の残りのお二人ですが 日本では楊貴妃と小野小町というのが定番になっているみたいですが、世界的には小野小町ではなくてスパルタ王家の娘でヘレネとされているのが一般的なのだそうです。ヘレネとはスパルタ国内でいったん結婚しますが そのあまりの美しさにトロイアの王子に誘拐されて 木馬で有名なトロイア戦争の原因になった御姫様なのだそうです。

    数年前にみた映画「トロイ」ではブラッドピットが主役のアキレスを演じていましたが ヘレネ役はダイアンクルーガーさんという女優さんが演じていました。映画ですから他にもたくさん綺麗な女優さんが出演されていましたので ダイアンさんが特別にお美しいとは思いませんでした。そもそも、この映画の設定がホメロスの叙事詩に描かれた神話としてのトロイア戦争ではなくて 架空の人間社会を描いたものとして設定されていたりして あいまいな部分も多いみたいなので この映画を見てヘレネさんの美しさを論じるのは適当ではないのかもしれません。

    取り敢えず世界の三大美女としてはクレオパトラ、楊貴妃、ヘレネと覚えておいた方が世界共通の認識であるらしくてカッコいいと思います。私が日本の芸能界で魅力を感じる女優さんを三人あげると 小西真奈美さん、田部未華子さん 永倉奈々さんでした。はっきり言って個性的ではあると思いますが一般的にはあまり美人ではないかもしれません。けれども三人とも非常にチャーミングな女性だと思います。

    でも現在の私の正直な気持ちを申し上げますと 芸能界で最も魅力を感じる女性を三人あげると カズミンこと高山一実さん、ナーチャンこと西野七瀬さん、マイマイこと深川麻衣さんになってしまいます。どうしても乃木坂が大好きなので ここ当分はこの三人から変化することはないと思います。

  • 8月29日  本日は宝塚歌劇「ベルサイユのばら」の初演の日だそうです

    原作は池田理代子さんが週刊マーガレットに連載していた同名の漫画です。私には二つ年下の妹がおりますが 妹が漫画の「ベルばら」にハマってしまい全巻単行本を揃えていましたので 私も読みました。ストーリーとしてはフランス革命等 ある程度実際の歴史とマッチしていましたので 読みごたえもあり ただ男と女がくっついたのは慣れたののうすっぺらなストーリーではなかったので けっこう面白かったです。

    妹は宝塚歌劇のファンでもありましたので その両方が合体した「ベルばら」が上演された時には 当然何度も出かけていました。同じ「ベルばら」でも組が異なると当然ですが配役も異なります。主人公としてフューチャーされる人物が異なれば 脚色も変わってきます。テレビでも何度か放送されましたので 普段は宝塚歌劇なんて絶対見ない私ですが 「ベルばら」の時だけは見るとはなしに見てしまいました。マリーアントワネットを主役とする脚色よりも オスカルを主役とする脚色の方が 面白いと思いました。

    「ベルばら」で主役を務められた方だけは名前を今でも覚えております。ツレちゃんこと鳳蘭さん、ショーちゃんこと榛名由梨さん、ミキさんこと安奈淳さん、ジュンコさんこと汀夏子さんたちで 別にファンでもないのにそれぞれの愛称まで覚えています。私は全く宝塚歌劇に興味のない人間ですから何十年も前の役者さんを覚えていること自体が あり得ないことだと思います。当時の「ベルばら」ブームが社会現象にまでなっていた事の証明かもしれません。

    ウィキペディアで各役者さんの身長を見ると 意外に小さいのに驚きました。皆さん160センチから170センチくらいです。男役を演じられるので当時としてはすらっと背が高かったのかもしれませんが 今では中学生の女の子でももっと長身の子はザラにいます。時代とともに日本人の体格も変化しているのだと思います。

    久し振りに漫画を思い出しましたので 現在所蔵している漫画は あだち充さんの「タッチ」と六田登さんの「F]だけ全巻揃えていますから 多分ほこりをかぶっていると思いますが もう一度読み返してみようと思います。

  • 8月28日 本日はトルストイの誕生日だそうです

    1828年の本日 トルストイが生まれたのだそうです。私は高校生の頃から彼の代表作である「戦争と平和」を読み切ろうと何度も何度もチャレンジしましたが 必ず途中で挫折してしまいました。57歳の現在まで 一度も読み切れていません。特別に難しい表現や 堅苦しい雰囲気の小説ではないように思いますが 登場人物がかなり多いのと 同一人物でもロシア語で読む場合とフランス語で読む場合で微妙に異なる呼び名があったりして分かり辛く なかなか人物の相関関係が複雑に感じてしまうのです。

    文章のボリュームもかなり分厚い文庫本四冊分ですから 相当なものですが それ以上にボリュームがあっても 簡単に読み切れる小説は幾らでもあるのになぜか「戦争と平和」だけは 挫折してしまいます。夏休みなど時間的に余裕があるときに読み始めてみるのですが 駄目でした。映画を見て一応のストーリーは分かっているつもりですが どうしても小説を読み通すことが出来ませんでした。

    描かれているのが貴族社会であり 社交界でありますから 私が興味を全く持てませんでした。それから信仰が重要な主題として取り上げられていましたが 私には全く信仰心がありませんから 尚更ストーリーそのものに馴染めなかったのも 致し方のない事かもしれません。恐らく私は死ぬまでこの小説を読み切ることは出来ないと思いますが まあしょうがないと諦めました。

    他の代表作「アンナカレーニナ」や「復活」もチャレンジしてみたくて 本屋さんで何度も手にとっては見ますが とても読み切れそうにないので 本を購入する前に諦めてしまいました。私は音楽ではチャイコフスキーが大好きで 彼の交響曲は特に後半の三つが凄くロマンチックでお気に入りです。ベートーベンの交響曲五番、六番、七番とどちらが好きか問われたら カズミンとナーチャンのどちらが好きかと問われるのと同じくらいに悩むと思います。ロシアの冬の雪に閉ざされた雄大な大地に根付いた文化は決して嫌いではないはずだと思いますが 何故かトルストイの小説とは相性が悪かったみたいです。

  • 8月26日  本日は「男はつらいよ」の日だそうです

    1969年の本日 映画「男はつらいよ」の第一作が公開されたのでそのように呼ばれるようになったのだそうです。普通の日本人ならこの世界で最長の長編映画シリーズを 見たことがない方は少ないように思いますが 最近の若い方なら フーテンの寅さんをご存じない方もいらっしゃるのかもしれません。

    シリーズが始まったころは毎年お正月とお盆の年二回 新作が公開されていました。所が寅さん役の渥美清さんがご高齢になってからは 体力的にしんどくなって 年に一回お正月だけ公開されるようになりました。私は残念ながら寅さんの映画を映画館で見たことはありません。テレビで放送された時には なるべく見るようにしていました。

    女性に失恋して寂しくなったときなんかにビデオを借りて来てみたことが結構あります。私は自分の容姿がまずいのを自覚していますし 容姿だけが理由ではないと思いますが 女性に全くもてませんでした。だからマドンナに結局は振られ続ける寅さんを見て 少し安心していたのかもしれません。女性には縁がなくても寅さんのように明るく元気に生きていかねば と励みにしていたのかもしれません。

    マドンナ役を演じられた女優さんで印象に残っているのは 何作にも出演された浅岡ルリ子さんがカッコよかったです。私はあんなに細い女性は好みではありませんが 映画の中での役柄が 凄く粋でチャーミングでした。他では八千草薫さんがすごく可愛らしかったです。寅さんの相手役ではなかったけれど やはり何作にも出演していた若い頃の後藤久美子さんは本当に美しいと思いました。乃木坂でいうと 一番美しいのは私は好きではないけれど やっぱり白石麻衣さんだと思います。一番可愛らしいのは星野みなみちゃんだと思います。一番私が大好きなのはどうしてもカズミン 高山一実さんです。正直なことを申し上げますと最近はナーちゃんの方が好きな時もあります。

    今でも仕事がうまくいかず 落ち込んだ時なんかに ふと寅さんの映画を見たくなることがあります。ブルーレイで全作品まとめて大人買いしようかとも思いますが 恐らく全作品を再生することはないだろうと思います。それでもお店でみかけて お金の持ち合わせがあったら思い切って買ってしまおうと思います。

  • 8月25日 枚方市の小学校の夏休みは本日までなのだそうです

    私は性格が悪いと思われても構いません。この日が大好きです。一学期の終業式の日 子供たちが永遠に続くかと思えるような長期の休暇に入った日の嬉しそうな笑顔が 正直な気持ち羨ましくてたまりませんでした。自慢じゃありませんし 本当に自慢にもなりませんが私は 大学を二つ卒業しましたので 合計十年間も大学生活を過ごしました。世の中で一番のんびりとした時間が流れる大学生活を普通の人の倍以上も過ごしたのです。ですからわずか三十数日の小学生の夏休みを 羨む正当な理由など私には皆無であることは重々承知しています。

    でも羨ましいのです。そしてその休みの最後の日 残った宿題と悪戦苦闘しながら また明日から毎日学校に通わなければならない絶望感に打ちひしがれているであろう小学生の事を思うと自然とニヤニヤしてしまうのです。私は本当にけつの穴の小さな情けない人間です。

    十年分の大学生活で 一生分ののんびりを過ごしてしまったと 自覚しているつもりなので 年末年始も お盆も ゴールデンウィークもほとんど休まずに働いています。勿論働いた分が自分の収入になるのですから それほど辛いと感じたことはありません。勿論私が全くのんびりしないわけではありません。ただ一般の人と違って 自営業ですから 自分の好きな時にお休みが取れます。観光地などが一番空いているタイミングでお休みを取り ピーク時よりも移動が楽だし短時間で到着できる時に安い料金できめ細やかなサービスを受けるために遊びに出かけます。

    今年は秋の割と暇な時期を見計らって また石垣島に出かけてみようかと思っています。石垣島は老後に奥様とのんびりしようと思っている土地です。農地のついた住宅地でいい出物があるみたいなのです。数千坪の農地というか原野を買って 自分の土地で野球をするのが一つの夢です。映画の「フィールとオブドリーム」のように農地にグラウンドを作って野球の試合をする事が出来れば 最高に幸せです。

    小さな中古のクルーザーも買って トローリング三昧に明け暮れる日々にも憧れます。奥様と二人で船の操縦の免許を取るつもりですが 恐らく奥様の方が操縦は数段上手になると思います。私は何をやっても絶対に奥様に勝てませんから 悔しい思いをするのには慣れています。せめて釣り位はある程度体力の勝負にもなりますので 奥様よりも上手になりたいのですがまあ多分無理でしょう。

    今年父親が 突然要介護状態になってしまいました。仕事を辞めてから二十年ぐらいすぎますが その前半は一級障碍者であった母親の面倒をみるのに明け暮れていました。母親が亡くなってからは 一人でさびしいのかもしれませんが 今更他人と暮らすのは嫌だと言って 実家での一人暮らしを選択しました。趣味の油絵を描いたり スケッチ旅行に出かけたりして 趣味三昧のある意味とても幸せな老後を過ごしていたのかもしれません。

    手術を切っ掛けに状況が一変して 要介護状態になってしまったので それなりの施設のお世話にならざるを得ない状態になってしまいました。勿論そこそこお金はかかりますが 至れり尽くせりの面倒をみてもらえて 上げ膳据え膳で それなりに楽ちんな老後ではないかと思います。今までのように思うがままの生活はできませんが 施設の中で友達でもできれば きっとこれまでにも劣らない楽しい老後が遅れると思います。

    私だって 何時かはそのような施設のお世話にならざるを得ないのだと思いますが そうなる前にできるだけ南の島での楽しい老後を奥様とたっぷりと味わいたいと思っております。

  • 8月23日 父親の落ち着き先に何とか目途が立ちそうです

    数日前に 父親が手術をしてから急に具合が悪くなってしまった話を書きましたが その続きを書こうと思います。取り敢えず現在の父親の状況では 四六時中誰かがそばについていなければ心配な状態です。手術以前の父親は 要支援1のちょっと自立がしんどい、位の状態でしたが 現在の父親は再判定してもらったところ 要介護3の状態 つまり一人で暮らすのは殆ど無理、位の状態になってしまっていたのです。

    私は手術そのものに反対していましたが このような事態になってしまった以上 素直に受け止めて どのように対策を立てるのか考えるより仕方がありません。つけ刃ではありますが 取り敢えず老人ホームの類について勉強を始めました。まずは奥様に市役所の高齢社会室に行ってもらって 事情を話し 説明を受けてもらい 関連資料をもらってきました。

    まずは老人ホームの類に そのジャンルの種類が凄くたくさんあることに驚きました。似たような名前や全く初めて聞くような名前の老人ホームのジャンルにまず途惑いました。まずは現在の父親の状況にマッチした施設のジャンルを見つければなりません。最初は殆ど予備知識がないために もらってきた資料を読んでも なかなか理解が深まりませんでしたが 分かり易いジャンルからとりあえず一つの施設をピックアップして そのホームページに入り そのジャンルの施設の概要を少しずつ理解していきました。

    当面の父親の状況にマッチしないジャンルを外していきながら 徐々に父親に紹介する具体的な施設を絞っていきました。ある程度基礎的な知識が身についたところで アポイントを取って実際にその施設を見学させてもらい 職員の人に会って話を伺い 更に現実的にジャンルを絞り込んでいって ようやく「介護付き有料老人ホーム」というジャンルが現在の父親の状況にいちばんマッチする施設であることが分ってきました。

    「介護付き有料老人ホーム」とは 読んで字のごとく介護サービスが受けられる有料の老人ホームの事です。ごく当たり前の老人ホームだと思われるかもしれませんが 老人ホームのジャンルには父よりももっと重い介護状態の人たち専門に扱う施設のジャンルや 父よりももう少し健康で 殆ど自立できそうな老人を対象とした施設のジャンルや 自立を目指してリハビリを主目的とする施設のジャンルなど 似たような名称で本当にたくさんの種類のジャンルがあるのです。

    ジャンルが決まった以上は 片っ端からホームページをのぞいて 父親の状態や経済的な事情にマッチした施設を絞り込み 興味のある施設には資料請求をしました。費用的にはほんの十数万円と当面の着替えだけで生活がはじめられそうな施設から 入居一時金として二千万円以上が必要となる施設までピンきりです。その類の施設の反応は早く 資料請求したらほとんどが速達で翌日には届きました。

    現在の父親の経済状況としては不動産、動産合わせて数千万円は所有しています。年金も一番年金の沢山もらえる時期に退職したので 母親が亡くなって多少目減りしましたが それでも月に30万円以上受け取っています。ですから 枚方にあるこの類の施設でしたら 最高級のランクの所でも入所できそうです。

    最初は父親が自宅に戻りたいの一点張りだったので 父親の現状を徐々に理解させて その類の施設にお世話にならざるを得ない状態であることを徐々に納得してもらうことが相当に大変でした。私は父親と昔から顔を合わせれば すぐに口論になるぐらいの仲なので なるべく前面に出ないで 奥様に交渉役という一番難しい役どころをお願い致しました。

    これまでにも何度も書きましたが 奥様は本当に能力の高い女性で なんといっても我儘放題の私の奥様が務まるぐらいの人格者ですから 上手に頑固な父親の気持ちをほぐしながら 巧みに現状を理解させて その類の施設のお世話にならざるを得ない状態であることまで 納得させてくださいました。本当に奥様には 感謝いたしております。

    取り敢えずは父親が入院先から外出許可がでましたので 最高ランクから中程度のランクの施設まで 数か所連れて行き本人の目で現場を確認してもらいながら 説明を受けました。帰り道で父親の評価を聞いて 次にどのような施設に連れて行くべきかを考えました。あまりたくさんの施設をみて 選択肢を増やしても反って決めにくいと思い 私の判断で四か所に絞り その中から退院後に自分がお世話になる施設を父自身に決めてもらおうと考えています。

    入院させてもらえる日もあとわずかなので お世話になる施設が決まったら 大急ぎで入所手続きを進めねばなりません。幸い病院が割と暇な時期なので昼から父親のためにずっと動き回れましたので 何とか退院までにぎりぎり間に合いそうです。これまでが父親が年齢の割にあまりに元気だったので 父親が介護状態になった時の準備をサボっていた付けが回ってきましたが 何とか滑り込みセーフになりそうですので あと数日父親の今後のよりよい生活のために 頑張ろうと思います。

     

     

  • 8月21日 本日は献血記念日なのだそうです

    何故本日が献血を記念する日とされたかといえば1964年の今日 それまでの売血制度を廃止して、献血により輸血用血液を全て確保することを 閣議決定された日だからなのだそうです。五木寛之の「青春の門」等で 売血する場面が描かれていましたから 売血という行為を知っていましたが この決定によって制度が変わってしまったみたいです。私の様に血の気の多い人間にしてみれば血液を抜いてもらえば いくらかでも血圧が下がりますから 健康のためになるようなもので そのような行為によって何某かのお小遣いがもらえるのであれば 結構魅力的な制度がなくなってしまって ちょっぴり残念かもしれません。

    まあ、私のようなものの血液でも いくらかなりとも社会のお役にたてればと 枚方市駅にある献血センターに時々通っています。 何時も400ml全血を抜いてもらっています。但し400mlの献血の場合 腕の静脈に刺される針は16ゲージで 凄く太くてそれなりに痛いので 思わず目をつぶってしまいます。血圧が高めの私は 何もしなくてもかなりの勢いで血液が噴出しますが 針が刺さっている時間を短縮するために掌を握ったり開いたりしてしまいます。そうすれば ほんの二三分で400mlの献血がおえられます。

    私が献血するのは 一時的にでも血圧を下げるためと 血液検査によって健康状態を測るためであります。ほとんどが正常値に入っていますが 糖尿病なので血糖値やヘモグロビンA1Cは高めに出てしまいます。酒を全く飲まないので 肝臓などはこの年になっても 至って元気です。それから献血センターは雑誌や新聞がありますし ソフトドリンクですが飲み物も好きなものを飲み放題です。勿論冷暖房完備なので 快適です。駅の近所で時間をつぶす場所としても 結構魅力的な所だと思います。

    輸血用の血液は常に不足気味なのだそうですから 枚方市駅をよく利用される方は 是非献血にご協力くださるようお願い致します。

  • 8月20日  父親が急に要介護状態になり 困っています

    私の父は現在87歳で相当に高齢ですが 最近までは介護認定で言うと 要支援1の段階で 多少は普通の生活に不安があるが 基本的には自分で炊事や洗い物、衣服の洗濯、部屋の掃除など殆ど全て自分でできていました。週に二回ヘルパーさんが来てくれて 風呂掃除やトイレ掃除 庭掃除など体力のいる仕事を手伝ってもらえば 一人でも何とかくらしていけていました。母は数年前に亡くなり 現在は交野の実家でのんびりと一人暮らしをしています。私と妹が枚方に住んでいて どちらも車で十五分位の所にいますから 月に数回様子を見に出かけるぐらいの状況でした。

    所が今年の春ごろに一度 急に意識をなくしてへたり込んだことがあり その原因がはっきりとは分からず心配していました。いろいろと検査を受けたところ 鼻の奥の部分に腫瘍らしきものが見つかり それが意識をなくした原因であるのかもしれない と言われたのだそうです。医者にすれば腫瘍らしきものを見つけたら 当然手術で摘出することをすすめます。

    大学病院の先生ですから 手術をすれば売り上げが上がり自分の収入が増えるわけではありませんが 手術の件数が増え 自分の経験値が上がるわけですから 患者の為というよりも むしろ自分の為に手術を薦めたのかもしれません。手術をしなければ 現在の父の生活に特に支障があるわけではないし、数か月前に立った一度数分意識をなくしただけで そのような症状がその後は一度も起っていないのだし、そもそもその鼻の奥の腫瘍と意識をなくしたことの因果関係が曖昧でもあるし、何しろこの年齢ですから全身麻酔をかけた場合のリスクはかなり大きいと考えた方が賢明だから、私は手術することに反対しました。

    少なくとも現在殆ど自分だけで生活できている状態なのだから 万が一その腫瘍が悪化して 日常生活に支障をきたすとしても 早くとも数か月 遅ければ数年の猶予があると思いました。腫瘍による悪影響が 日常生活の障害になることが確認された時点で手術を検討すればよいと思うし その時点で手術が難しくてもそれまでの間 これまでと近い状態で生活できれば すぐにする手術の全身麻酔のダメージのリスクよりも 父にとってのメリットが大きいと考えたから 私は手術に反対しました。

    本来私以上に怖がりで 度胸のない父が生まれて初めての全身麻酔による手術を承諾するとは思っていませんでしたので 恐らく手術の話は流れてしまうと思っていましたが 突然手術の日程が決まったので 手術の同意書に署名捺印を頼むという電話が入った時には 驚きました。私はその時点でも 手術をするメリットとデメリットをよく天秤にかけて慎重に判断するように言いましたが 父の気持ちは変わりませんでした。しょうがないので同意書に署名捺印しました。後は無事に手術が終わり 普通の生活の戻ってくれることを祈るばかりしかありません。

    8月の上旬に手術が行われ 仕事の都合で手術前に病室を見舞って頑張るよう励まして 帰宅しました。手術は無事終わったと立ち会ってくれた妹から連絡をもらい その時にはホッとしましたが その後の経過が思わしくありませんでした。退院予定日を過ぎても一向に退院の目途が立たないのだそうです。私は手術が無事に終わったと連絡を受けていたので 退院してから入院中 病院の粗食に耐えたご褒美に 美味しいものをご馳走しようと考えていました。所が 退院が日延べされたことを父からの電話で知った時に その話方から父の状態が尋常ではないことを知りました。

    慌てて病院に駆けつけると 頭もボケているし 日常の行動(歩いたり 自分で食事したり)がほとんどできない状態になっていることに驚きました。手術の前に心配していたことが 現実となってしまったのです。慌ててこれまでお世話になっているケアマネージャーさんに連絡を取り 様子を報告しました。父のこれまでの介護状況は要支援一の段階でしたが 状況が一変したので 現在の介護状況の必要度を早急に認定し直してもらわなければならなくなりました。

    ケアマネージャーさんの話では 恐らく要介護三もしくは四ぐらいまで介護の必要度が上がってしまったと判断されるだろうということでした。肉体的にはある程度回復してきているみたいなのでそろそろ退院できそうなのですが この状況の父親では誰かがずっとそばに付き添っていなくては ならない位の状況なのだそうです。本来長男の私が 年老いた父親と同居して面倒をみるのが当たり前なのかもしれませんが 私には動物病院の仕事がありますから 現実問題として交野の実家で同居は出来ません。病院の二三階には 父親の生活するスペースはありますが 何しろ店舗なので階段が狭くて急で とても介護老人が上り下りは難しいと思います。おんぶや抱っこしての上り下りも無理だと思います。

    だとしたら どこかの介護してもらえる施設に入ってもらうしか道はないのかもしれません。勿論父の気持ちとしては一日も早く交野の実家に帰りたい一心だと思いますが、とても一人で実家に置いておける状況ではありません。このブログを読んだ頂いている方なら 私が非常に我儘で頑固な性格であることはよくお分かりだと思いますが、これは父親譲りなのです。父親も非常に我儘であり 頑固なのです。

    そんな父親が そのような施設にすんなり入ってくれるとは思えませんし、あまりに我儘であれば受け入れてもらえない可能性も十分にあります。これまでが父が元気すぎて 殆ど日常生活を一人でこなせていただけに 本来なら私がもっと介護について勉強していざという時の準備をしておかなければならなかったのだと思いますが ケアマネージャーさんが親切な方なのでその方のアドバイスに従って なんとか父を受け入れてもらえる施設を見つけるしかないようです。

    私の年齢であり 私の父親の年齢なら 介護について悩むのは 当然避けては通れない道だと思いますので 逃げずに正面から受け止めて どうすることが父にとって最善なのかよく考えて行動していこうと思います。父の残り少ないであろう人生が少しでも有意義に過ごせるためにはどうすればよいのか 一生懸命に考えていきたいと思っております。

     

     

  • 8月19日 本日は正直な所あまり好きではない犬種ばかりが来院されました

    普段からそれほど忙しくしている病院ではありませんから 来院していただけるのは 凄く有難いのですが 獣医さんも人間ですから 正直な気持ちとして 好意を感じる犬種と扱い辛くてあまり好きではない犬種がいることは事実です。殆どのメンバーが大好きな乃木坂でも 生駒と桜井それに白石さんははっきり言って好きではありません。

    私が苦手とする犬種は 恐らく多くの獣医師さんに共通することと思いますが まずは柴犬です。生後数か月でワクチンを射ちに来た時には まだ人懐こくて可愛らしいのですが、一年後の追加免疫に来院した時には 殆どの柴犬が非常に警戒心の強い 臆病な犬になってしまっています。最初のワクチンで来院された時に 柴犬は臆病な犬になり易いので 若いうちにできるだけ知らない人と接触する機会を多く持って 飼い主さん一家以外の人に対する恐怖心を取り除いてあげるように心掛けることをお願いしています。

    所が一年後に来院された時には 殆どの柴犬が 診察台に近づいただけで 歯をむいて必要以上に敵意をむき出しにしてきます。犬が敵意を見せるのは 基本的に怖がっている気持が強いからです。柴犬は日本にいる犬種としては一番小型の体格であり したがって一番弱くて 一番怖がりな性格の犬種だと思います。生後半年ぐらいまでの気持ちに柔軟性がある時期に 知らない人と沢山接触しておけば 知らない人に対する必要以上の警戒心を持たずに成長できます。所がその時期に飼い主さんのご家族以外の人と接する気概が少ないと 本来の怖がりな性格が そのまま固まってしまうので 飼い主さんのご家族以外の人に対して 強い警戒心を持ってしまうのだと思います。

    人間もそうですが犬も病気やけがをしている時には 普段以上に神経質になり 警戒心を増しています。その様なときに診察をして 必要な治療をしようとすると 普段はおとなしい犬でも 扱い辛い場合があります。ましてや普段から病院や知らない人間に対して 必要以上に警戒心を持っている 柴犬の場合、相当に扱い辛い事になってしまいます。ですから 獣医師さんで柴犬に好意を持たない方が多いのではないかと思います。

    次に扱い辛くて好意を感じられない種類としては ポメラニアンやチワワがあると思います。どちらの種類も体格が小さいうえに凄く華奢な骨格をしていますから 暴れた時に骨折や脱臼が心配でしっかりと捕まえにくいのです。その上性格が非常に繊細で警戒心が強い子が多いと思います。勿論ポメラニアンやチワワでも おっとりとした性格で扱いやすい子も極たまにはいますが 残念ながらほとんどのポメラニアンとチワワは なかなか大人しく診察させてくれません。治療をするときにも苦労する子が多いので どうしても好意を持ちにくいのです。

    本日はたまたまなのでしょうが柴犬、チワワ、ポメラニアンと三つの犬種の患者さんばかりだったので 普段以上にこちらも神経を使うし かなり疲れました。勿論これらの犬種に 特別な偏見や恨みを持っているわけではありませんが 仕事で接する場合には 面倒なことになるケースが多いので あまり顔を見たくないだけです。ただこの三つの犬種は躾や飼育のしやすさからいっても かなり難しいと思いますから 犬を飼い始める前に相談を受けたら別の種類をすすめると思います。

    私がおすすめする犬種は シーズーとトイプードル、ミニチュアダックスの三つです。勿論、躾を適切にしなければ 扱い辛い犬になってしまう場合もありますが 最低限の犬のしつけ方を学んでおられたら かなりの高い確率で 賢くて扱いやすいパートナーになってくれると思います。もしこれから犬を飼い始めようとされる方がいらっしゃったらぜひこの三種から選ばれることをおすすめします。