Dr.喜作のブログ

2021年6月 の記事一覧

  • 6月29日 1966年の本日 ビートルズが来日したので ビートルズ記念日というのだそうです

    ビートルズと言っても 今のお若い方々にしてみれば 過去の伝説的なグループであることを知っていらっしゃる方の方が少ない位でしょう。ひょっとしてラ ベートーベンやバッハと言ったクラシック音楽の大家と似たような位置づけをされているのかもしれません。私が最初に自分の小遣いで購入したレコードはビートルズの「HELP」でした。うちではなかなかステレオを購入してもらえずに 中三の時にやっとリビングに 所謂昔の据え付けタイプのステレオが やってきましたので それ以降は私の小遣いは月に二千円から三千円でしたから 殆どがビートルズのレコードを購入するのに費やされました。
    購入するのは 殆どすべてが LP盤というものでした。その後もずっとビートルズのレコードばかり買い続けていましたが 初めて別のアーチストのものを購入したのは 多分モンキーズだったと思います。高校に入ってからは カーペンターズばかりを購入していたように思います。まあ時代とともに変化はありましたが 最初の頃は 私が自分の家のステレオで聴くのは ビートルズ以外もっていないのですから 当たり前ですがビートルズ一辺倒でした。まあ他のバンドを殆ど知らなかったからというのもあったのかもしれませんが それ程にビートルズの音楽は魅力的でした。世界が熱狂したのも 当然だと思います。まあビートルズとして活動したのは ほんの数年間でしたが その影響力はすさまじかったように思います。解散してから個人でバンドを組んで活動していましたが その後の活動には殆ど興味が湧きませんでした。やはりあの四人の組み合わせで奏でられる音楽が最高だったように思います。
    一時期あれほど大好きだったビートルズの音楽を ここ数十年じっくりと聞いたことがありません。ちゃんとしてステレオを持っていない為という理由が大きいのかもしれません。もうすぐ仕事をリタイアしたら たっぷりと時間はあるし 静かな部屋で腰を据えて ビートルズだけではなくて クラシック音楽も殆ど鑑賞していませんから のんびりと たっぷりと楽しみたいと思います。まあ仕事を引退してからの話ですから どの程度のステレオを購入できるか分かりませんけれど それこそ死ぬ間際まで使用するのでしょうから 妥協しないで ケチケチしないで 自分の納得のいく装置を購入しようと思っております。

  • 6月27日 おちんちんが極端に小さなオス猫に尿管カテーテルを挿入しました

    午前中の終わりごろに来院された猫が 今の時期には珍しく 尿管結石によるおしっこ詰まりの状態でした。お腹を触ると 膀胱がパンパンに膨らんでいましたから 尿道に結石が詰まってしまっての排尿困難でしょうから カテーテルを挿管して取り敢えずはおしっこの排出を可能にしてからその後どうするか判断していくことを説明して お預かりしました。十二時になったので病院を閉めてから 猫用の尿管カテーテルの挿管の準備を始めました。準備が終わりましたので 取り敢えずは麻酔をかける為に 導入麻酔薬を筋肉注射しました。すぐに大人しくなりましたので マスクを装着して 麻酔を安定させてから 四肢をひもで手術台にあおむけに 固定しました。
    まずは腰の下に折りたたんだタオルを分厚くしいて 猫の陰茎がお腹から外側に出来るだけ突出するような姿勢にしました。この体勢になると 普通はおチンチンを包んでいる皮膚を押し込んでやると 自然に猫の陰茎部が 飛び出してくるのですが この猫の場合は 相当に肥満体であったためかもしれませんが 全く陰茎部が突出してきてくれません。ふつうは 包皮から一センチ近くも陰茎部が飛び出しますので 左手の指先で 陰茎をつまんで 右手にカテーテルをもって 尿道口から挿入するのですが 陰茎の先端部が 包皮の隙間からチラッと見えるだけなので 陰茎部をつまむどころか 触れることも殆ど出来ませんでした。
    先月同様の処置をしたときの猫も 相当な肥満体でした。私が両手で 包皮を抑え込むと 辛うじて三ミリほど陰茎の先端が飛び出してきました。しょうがないので 私が両手で 何とか陰茎の先っちょを突出させて 固定するので 奥様にカテーテルをもって 挿入してもらいました。奥様は本当に何をさせても器用にこなされるので 上手に挿入してくださいました。所が本日の猫は 本当に包皮の隙間から ちらっと先端が見えているだけなのです。最初はこの状態でカテーテルを挿入する事なんて不可能だと諦めましたが 奥様に取り敢えず先端が見えているのだから 成功する可能性は低いかもしれないけれど 挿管を試みてみれば と言われました。駄目もとでやってみたら 何と奇跡的にカテーテルの先端が上手く尿道口に入ってくれたみたいで一センチほど挿入できました。但しその先に結石が詰まっているみたいでしたから 慎重に水圧をかけました所 何とかその部分を突破できました 数センチ進むとまた詰まっていましたが 今回も水圧をかけて何とか突破出来て 何とかカテーテルの先端を膀胱内にまでもっていくことができました。先端が膀胱内に届きましたので カテーテルから真っ赤な尿があふれ出しました。膀胱に溜まったおしっこを出し切ってから 体温に温めた生理食塩水を膀胱内に流し込んで 膀胱内に溜まっているざらざらとした結石を洗い流しました。ただ膀胱内には まだまだ結石が残っていそうでしたので カテーテルを留置することにしました。カテーテルに付属した装着用の羽根をしっかりとカテーテルに固定して ナイロンの糸で包皮と二針縫い合わせました。
    これで何とか 当面の尿排出は確保できました。それにしても駄目もとでやってみたカテーテルの挿入が奇跡的にうまくいきましたので助かりましたが 本当に肥満というのは 命を危険にさらず状態だと痛感しましたので 減量を頑張ろうと思いました。麻酔が切れると 何しろ凶暴な性格の子なので 触れなくなるので キチンとエリカラーを巻いて 猫用のおむつを装着しました。何とか五日間位カテーテルが留置できれば 尿酸化剤などのお薬が効いてくれて 結石が減少し 尿道の炎症も収まってくれれば カテーテルを抜いても何とか自力で排尿できるようになることが期待できます。かなりの暴れん坊の子なので おとなしく治療生活を続けてくれることを心から祈っております。

  • 6月26日 朝まで生テレビを見て 今まで以上に自民党の政治家が 大嫌いになりました

    毎月月末の金曜深夜 というよりも土曜日の早朝に朝日放送で放送されている かなりの長寿番組に「朝まで生テレビ」という番組があります。テーマを決めて 十人以上の 国会議員やジャーナリストが 数時間にわたって討論する番組です。司会の田原総一朗司会の田原総一朗さんの考え方に 今一同調できない所が ちょくちょくあるので あんまり見ないようにしておりますが 今月のテーマはコロナ禍とオリンピックという興味深いものでしたので 何となく見てしまいました。
    世の中何となく オリンピックを強行に開催する方向に 自然と流されているようで 私としては 世間の反感をかうことは承知で 敢えて今からでも中止すべきだという意見を持っていますので 何方かが似たような発言をしてくれないかと期待しておりました所 森永卓郎さんが天皇陛下のお気持ちを踏まえたうえで 中止にすべきではないかといった発言をされましたが 田原さんに一蹴されてしまいましたので 残念に思いながら見ておりました。田原さんの発言からは 天皇陛下を敬う気持ちが微塵も感じられませんでした。共産党の人たちの発言からも 天皇陛下を敬う気持ちがまったくかんじられませんが 別に田原さんの考え方が左に傾いているわけではないように思いますから 森永さんのオリンピック中止論にたいする反発の気持ちがつよかったのでしょうか。
    議論が展開する中で 飲食業界の大物のような方が 日本の飲食業の営業自粛一辺倒のような無能な政策の被害者代表みたいな立場で 出演されていましたが コロナ禍に対するダメージに対する保証が 日本とアメリカで天と地ほどにも異なることを訴えておられました。有難いことに 動物病院業は それ程コロナ禍によるダメージを受けていないように思います。勿論売上自体は 減少傾向にありますが これぐらいのマイナスはこれまでにもあった好不調の波の変動で経験した範囲のものだと思っております。
    アメリカでは 大統領がトランプさんからバイデンさんへと 交代して 相当に大きな政策の変更もあったようですが コロナ禍に対する ダメージを受けた国民への補償という方向では 殆ど同じような歩調を取っているようです。要するにドルを沢山印刷して 惜しみなく被害を受けた人々に 細かいことは言わないで それこそジャブジャブと補償しまくっているのだそうです。それに対して日本は その時の論調としては 諸悪の根源は経産省だと言われていましたが 気前よくダメージを受けた人々へ保証しようとする政策に 悉く横やりを入れて 潰しまくっているのが 経産省の役人だという事でした。
    まあガースーを筆頭とする政府が本気で補償する意欲が殆どないので 役人の一方的な拒絶を跳ね返せないだけだと思いますけれど その辺りを唯一の自民党関係者である 片山さつきに質問すると 日本では法的にロックダウンができない 即ち 休業命令を出しているわけではなくて 休業を要請しているだけであるから あくまでも自発的に休業している業者に対して 手厚い保護は出来ない の一点貼りでした。日本人は このブログで散々愚かな民族だ と私は述べてきましたが ある意味非常に素直であり従順な国民性を持っています。ですから 緊急事態宣言が発出された時の 国民の外出自粛の割合は イギリスのロックダウン時のそれよりも高かったのだそうです。つまり外出禁止令の出たイギリスよりも 外出自粛を要望された日本人の方が 明らかに外出を自粛したのです。
    そのように従順な日本国民に対して ダメージを受けていることが明白な業種の皆さんに対する 十分な補償が出来ないのは 法的な制約があってスムーズにいかないのかもしれませんけれど そのことを解決する方向に一切の努力をしない政府の人間の怠慢以外には考えられません。私はこの世の中で一番嫌いな人間がアベチャンでした。二番目がガースーでしたが アベチャンを追い越しそうな気配です。片山さつきとしても 唯一の自民党関係者の立場から 自民党や政府の看板をしょわされたようなものなので 十分な補償が出来ない事での政府の怠慢を認めるわけにはいかなかったのかもしれませんが それにしてもう少し 言い方があったのではないでしょうか。私が三番目に嫌いな人間は 乃木坂の秋元真夏でしたが 昨夜で 片山さつきが三番目に嫌いな人間のポジションを奪ったように思います。
    いずれ衆議院議員の選挙が行われるのでしょうが ここの所の細かな選挙では 自民党の敗北が続いているみたいですけれど 小選挙区制という大政党に徹底的に有利な選挙区制度では 結局は自民党の一人勝ちが継続されるだけの結果になるのでしょうし 無能であり無責任極まりないガースーの政策を国民が支持したという解釈が成り立ってしまうのでしょうから 本当に悲しくなってしまいます。日本が誤った道へ歩み始めたきっかけは 何度も申し上げていますが それまで日本の国情に非常にマッチしていた中選挙区制度を 小選挙区制度に変更してしまったことであるのは間違いないと思います。
    今更国会で圧倒的に多数を誇る自民党が 自分たちに確実に不利になる 中選挙区制度に戻すことを決める可能性は全くありませんから 自民党の一党支配による政治が 私が死ぬまで続くのは間違いないのでしょうから 一刻も早く仕事を終えて 政治の在り方なんか考えないで ひたすらのんびりとした生活に入りたいと 改めて思っております。私は 自分の両親が あまりに愚かで最低な人間だと思っておりますし その両方の血を受け継いだ私こそは 最低最悪の極みみたいな人間だと自覚しております。ですから こんな血筋は 私の代で終わらせるべきだと考えて 敢えて子孫を残しませんでした。助平爺なので 子孫を残す行為自体は大好きなのですが 自分よりも更に愚かな人間を生み出さないことが せめてものこの世の中にできる ご恩返しだと思っております。ですから 私が死んだあと 日本がどのようになろうと 全く興味がありませんが アベチャンやガースーのような無責任でわがまま放題の人間が 日本の舵取りを任されて 不幸に向かって進んでいくことは 決して望みません。わが同胞が 幸せを実感できる国になって欲しいと切に願ってはおありますが まあ難しいでしょうね。

  • 6月25日 1948年の本日 ジュリーこと沢田研二さんが誕生されました

    沢田さんは 私が芸能人で 一番カッコよかったと思った人物です。子供の頃 クループサウンズブームが到来して ジュリーはその人気ナンバーワングループ「タイガーズ」の中でも断トツの人気を誇るボーカリストでした。その後ソロ歌手になって 二度もレコード大賞を受賞されましたから 見た目のカッコよさと 歌手としての実力の両方を兼ね備えた 憧れの存在でした。まあ正直な所 グループサウンズ時代は テンプターズのショーケンの方が 好きだったような気がしますが ソロ歌手になってからのジュリーは いい楽曲に恵まれたこともあったのでしょうが あまりに魅力的な歌手だったように思います。カラオケのレパートリーにも ジュリーの曲が沢山あります。
    ただ現在のジュリーは 自分がぶくぶくに太っているので 大きな声では批判できませんが ただの太ったお爺さんにすぎないようで とても残念です。歌手としては 現在のスタイルはあまり関係がないのかもしれませんが 若かったころ あれだけビジュアル的にも大変見事であったわけですから 芸能活動を引退されてしまったのでしたら 別に変わり果てたお姿になられていても 誰も文句を言わないのでしょうが 現役で歌手としてステージに立たれるのであるのなら 高い料金を頂いてお客様にお越しいただくのなら やはり芸能人としては 最低限度の見てくれをキープしていただきたいと思います。現在七十代のお年寄りですから 白髪になり しわが目立ち 声に艶やボリュームが失われていても致し方がないように思います。でもあれだけその特異な美しさでも ファンを魅了したジュリーが 太ってしまって はっきり言えば醜いお爺さんになってしまっていて ステージに上がるのは 許されないファンの期待への裏切りだと思います。最低限の見た目のケアが出来ないのなら ファンの前に現れないでいてくれるのが スーパースターであった方の務めのように思いますが如何でしょうか。

  • 6月23日 往診車のタイヤがパンクしてしまいました

    朝トリミングのワンちゃんを迎えに出かけた時には 何も感じませんでしたが 昼にその子を送っていこうとして 往診車のエンジンをかけて動かそうとしたときに異常を感じました。車から降りて様子を確認すると 右側の前輪のタイヤが 見事にぺちゃんこになっていました。荷台にスペア用のタイヤが 積んであることを確認して すぐ近くにあるガソリンスタンドに電話をかけて タイヤ交換を頼めるか確認して そろそろと車を転がして 何とかガソリンスタンドに辿り着きました。タイヤ交換は十分ほどで 終わりましたので 何とかトリミングした子をお宅まで送り届けました。病院に戻ってから この車を購入したカミタケモータースも電話した所 うちの車のタイヤの在庫があるそうなので すぐに持ち込めば 新しいタイヤを装着してくれるとの事でしたので すぐにお願いしました。
    現在の車が履いているタイヤは たとえ釘などが刺さっても すぐに破裂するわけではなくて 徐々に空気が抜けていくのだそうです。朝一では何も違和感がなかったのに 昼にはぺちゃんこになっているのですから ある意味タイミングが良かったと喜ぶべきかもしれません。病院の車庫に入れている間に空気が抜けてくれたので すぐ近所のガソリンスタンドへ持ち込めましたが 午前中からドライブでもしていれば 勿論運転中に危険な状況になっていたのかもしれませんし タイヤ交換の道具など持ち合わせていませんから 妙な場所で パンクに気付いたら レッカー車に運んでもらわねばならなかったのかもしれませんから 新しいタイヤ代と交換の手数料で 一万円+αかかりましたが 少なくとも危険な目にあわなくて幸いでした。
    パンクしたタイヤを確認すると 三センチほどある釘が見事にタイヤに突き刺さっていました。釘が刺さりそうな道を走った覚えがありませんが 不幸な偶然が重なって パンクしてしまったのだと思います。予期せぬ一万以上の出費は 正直いたいですが 毎日お世話になっている車のための出費ですから 致し方のないことだと思います。ガソリンスタンドで タイヤ交換を勧められました。カミタケさんよりもかなり安い料金を提示されましたが 安い価格のタイヤの場合 何処の国で作られたのか不安があります。車のタイヤには ある意味命を預けるわけですから たとえ半額であっても中国製や韓国製のタイヤは断固拒否したいので 幾分お高くつきましたが 信頼できるカミタケさんにお願いしてよかったと思っております。
    私は 毎日お世話になっているアルトという車に 正直な気持ち殆ど愛着がないので かなり雑な運転をしてしまい あちらこちらと擦りまくっております。でも私と 大切な奥様の命を預けている車なのですから 今後数年はタップリとお世話になるはずですから これまでとは気持ちを改めて 大切に そして傷つけないように意識して 運転していこうと思います。

  • 6月22日 保護されたカラスが 想定外の回復のために 飛び立ってしまいました

    .カラスが道端に蹲っているのを保護したので 診察して欲しいと 電話が入りました。当院では野生動物を連れてこられた場合 半額は当院が治療費を負担させていただきますが 残りの半額は 保護して連れてこられた方に負担していただくことになっていることを了解いただいてから 来院していただきました。すぐに来院されましたので 診察をしました所 まだ巣立ったばかりの幼鳥であるように思われました。全身を触診しましたが 特に外傷や出血している所はありません。骨格を確認していきましたが 骨折や脱臼などの重大な損傷も無さそうでした。所がふらつくようで 普通に立ち上がることも出来ないようです。
    顔の表情を 見てみると瞼が内側から 周期的に閉じてしまい 眼の焦点があっていないので 普通に立ち上がることができないようです。交通量の多い道路の道端に蹲っていたことから ひょっとしたら車と頭を接触してしまったのかもしれません。頭部に物理的なダメージを受けたために 眼振があるので 所謂目が回ってしまっている状態で まともに立ち上がれない可能性があるように判断しました。その辺りの事を連れてこられた方に説明しました。眼振が 相当にきついので 取り敢えずは入院していただいて 頭部へのダメージの回復を目指す治療をする事にしました。取り敢えずは 脳圧を下げる薬と 炎症を和らげる薬 そして感染予防のために抗生剤を 少量の点滴とともに投与しました。
    眼振がひどい状態の時には 食欲がなくなる場合が多いので 栄養価の高いペースト状のドッグフードを濃い砂糖水で溶かして 流動食にして 注射ポンプで嘴の隙間から 流し込みました。最初は強制的に口に流し込まれることを かなり嫌がっていましたが 相当に空腹だったみたいで しばらくしたら それ程嫌がらなくなって 結構な量を飲み込んでくれました。空腹が満たされたのと 結構強引だったかもしれませんが
    そこそこ濃厚なコンタクトが取れましたので 幾分カラスが 病院と私に馴染んだかのようで 落ち着いてくれたかのように見えました。寒い時期ではないので 常温で つまり入院室に冷房も暖房もしない状態で 泊まってもらうことにしました。
    翌朝 幾らかでも元気になってくれているのかと 不安な気持ちで入院室を覗いてみると お預かりした時は ぐったりとして体を横たえていましたが 何とか体を起こした状態でいてくれました。眼振の周期も長くなり 程度も軽くなっているようでした。まだ普通に自分の足で立ち上がることは 出来ませんが 大分落ち着いてくれているようです。勿論まだ自力で食事はとれないようなので 前日と同じ薬を点滴とともに投与しました。それから栄養価が高くて 消化吸収の良い食事を流動食にして 注射ポンプで口から流し込みましたが 前日程暴れて嫌がることはありませんでした。カラスは非常に賢い動物ですから 前日の経験を覚えていて そりゃ口に注射ポンプの先を突っ込まれる行為には かなり抵抗があったのでしょうが 辛抱していると その場の空腹が満たされることを理解してくれたみたいで 我慢しようと心がけてくれているみたいでした。
    まだ巣立ったばかりの幼鳥かもしれませんから 親鳥ほど上手に飛べないために 車と接触したのかもしれませんから ある程度しっかりと体調が回復してから 自然に返してあげた方が良いのかもしれないと思いましたので焦らずに 少しずつ体調が回復してくれることを期待しようと思いました。つれてこられたかたかられんらくがはいりましたので その旨をお伝えしました。その日はかなり蒸し暑かったので 入院室の冷房を入れて 涼しい環境にしてあげました。夕方に もう一度強制給餌をしましたが そのときにはある程度積極的に流動食を飲み込んでくれたので 案外回復が早いのかもしれないとおもいました。
    翌日の朝 入院室の様子を見ると 何とか頑張って 立ち上がってくれていました。眼振は完全に消失してはいませんでしたが ほぼ収まったような状態にまで回復してくれていました。食べやすそうな食餌を器に入れて置いておくと 何とか自力で啄ばんでくれましたから こちらの予測よりも回復が早いので 嬉しかったです。さすがに野生の動物の回復力は 人間のお世話がなければ生きていくことが難しい ひ弱なペットばかり面倒をみている私としましては たまに野生の動物の治療をする機会がありますが その回復力の速さと確実さには そのたびごとに驚かされてしまいます。
    そして今朝 様子を見に行くと 元気に羽ばたいていましたので 嬉しいというよりも 呆れる位に元気になってくれていました。試しに病院の広い空間に出してあげてみると 羽ばたいて私の背の高さ位まで飛び上がれましたが 壁にぶつかりそうになりましたので 試しに運動場で様子を見てみる事にしました。まだようやく体を浮かび上がらせる位が精一杯なのだろうと思いましたので 屋外に出して様子を見てみようと考えました。
    所が 屋外に出たカラスは 野生の本能が更に蘇ったのか 今までよりはずっと強く羽ばたきました。とはいえ まだ飛び立てるほどには回復していないだろうと思って 運動場の地面にカラスを置いてみました。暫くは様子をうかがっていましたが 突然強く羽ばたいて あっという間に青空に向かって 飛び去って行ってしまいました。まあ元気になれば 野生の動物ですから 少しでも早く人間の手から放してあげた方が良いのは間違いありませんが まさか前日どう似た起ち上れるようになったばかりの幼鳥が 見事に飛び去ってしまうとは お恥ずかしい話ですが 予測できませんでした。
    全く想定外の展開になってしまいましたが まあ無事に野生に本人の意志で戻って行ってくれましたので これはこれでよかったのかもしれないと思います。取り敢えず連れてこられた方に電話をかけて ことの顛末を報告しました。まあ連れてこられた方にしても 道端で偶然に見かけて ほっておけなかっただけのカラスの事ですから 見事に回復して 無事に自然の世界に戻って行ってくれましたことを 喜んでいただけました。まあ本来なら 飛び立てるところまで回復したことを 確信してから 連れてこられた方に来院していただいて その目の前で無事に飛び立つ姿を目にしていただけた方が喜ばしい展開だったのかもしれませんが 野生動物相手の話ですから こちらの予定通りに 都合よく話が進まなかったのは しょうがないのかもしれません。申し訳ないけれど かかった治療費の半額を 連れてこられた方にご負担いただいて 今回のカラスの幼鳥の恐らく交通事故による入院は 無事に解決して 終了いたしました。

  • 6月21日 ウガンダのオリンピック選手団が 空港での検査で一人陽性と判定されたのに すんなり入国してしまいました

    ガースーは G7に参加した時も 安全なオリンピックを 大した根拠もないのに偉そうに公言して 各国首脳からの後押しを頂戴したように思います。感染症に対する 周到で十分な準備やシステムが 全く確立されていないにもかかわらず 偉そうに安全性について語っておきながら 現実に外国選手が入国する際の検査で 国民が納得のいくような対応ができていないのには 相変わらずのガースーの無責任さが象徴されているように思います。普通 入国する際の検査で グループの一人でも 引っかかったら 同じ飛行機に乗っていた人間は ほぼ間違いなく濃厚接触者と判断されて 14日間外部と遮断された施設で 留め置かれるはずだったと思います。陽性だったのがコーチだったのだそうですから 各選手とは均等に そして濃厚に接触していたと想定されます。飛行機内で どのような状態だったのか そして出国するまでの国内で どのような接触があったのか 明らかにされていませんから 見当がつきませんが 普通に考えて コーチと選手の関係なら 濃厚接触であったはずなのに どうして空港をすんなりスルーして バスに乗り込んで 大阪までの移動が認められたのでしょうか。
    オリンピック選手団だから 特別扱いをして 空港をフリーパスで 目的地の大阪へ向かわせてしまったのであるのなら 大いに問題があるように思います。ガースー側の言い分としては 滞在する地域の保健所の判断に全て任せる という事みたいですが だとしたら空港で検査をする意味が全くありませんし 少なくとも感染者に対する水際対策が全くなされていないことになります。オリンピックの開催者は 東京都なのかもしれませんが この件に関して小池のオバちゃんからは 積極的な発言がきこえてきませんし、あくまで日本の代表者はガースーなのですから 水際での感染防止策について 厳密なそして オリンピック選手団だから優遇するようなことのない 国民が納得するような公正でありかつ 一般人と公平な対応をするべきだと思います。
    私は 以前にも述べましたが 今でもオリンピックを中止すべきだと思っております。各国の選手団が入国する際にも 似たような状況が何度も繰り返されるのでしょうし 日本に滞在中に検査で陽性が判明する場合も少なからずあるでしょう。こんな状況でまとものスポーツの試合 厳正であり公平な競技が実施できるはずがないように思うからです。開催日が迫ってきているし なし崩しに開催せざるを得ないような雰囲気を醸し出されているようで 私としては 非常に不愉快です。競技の直前の検査で 陽性者が出現した場合の 厳密な対応マニュアルが完成しているのでしょうか。
    オリンピックというのは アマチュアスポーツの最高峰の戦いであり そこに出場をして結果を残すことに 人生をかけておられるような選手たちにとっては 中止されることは 耐えられない仕打ちかもしれません。でもこんな状況で 強行しても 本来の最高の実力者が参加できるのかどうか そしてきちんとした形で公平な競技会が行えるのか 非常に疑問です。中途半端な形で 実施しても 参加した選手が納得のいかないような結末になるかもしれませんし 未だに観客を入れるのか否かについての結論さえ出ていません。観客を入れるにしても オリンピック観戦のためという大義名分があれば 各地から東京へ人の移動を大目に見るのでしょうか。よくは分かりませんが 緊急事態宣言が解除された時期から これまでの解除後の経過を見ると 恐らくは五輪開催中と第五波の時期が重なりそうに思います。ひょっとしたらひょっとして 五輪開催中に 再び緊急事態宣言が発出せざるを得ないような可能性だってあるのかもしれません。まあガースーが意地でも発出しないのかもしれませんけれど。昨年ゴートゥーキャンペーンを あれだけ国民の反感をかってまで 強行して継続した傲慢爺ですから 自分のメンツを守るためなら 何でもありのようにも思います。
    何にしても 五輪関係者だから 空港という水際での検査で はっきりと陽性者が見つかったのに 訪問地までフリーパスにさせたのは 明らかに国としての対応が間違っていると思います。但しウガンダ選手団をフリーパスにしてしまった以上 他の国で似たような状況になった時に きちんとした対応 即ち14日間の留め置かれる期間を設ける事が 凄く難しくなってしまいました。ガースーにしたら フリーパスにして 訪問地へその後の責任を丸投げしてしまおうという いかにもガースーらしい無責任極まりない対応だと思います。繰り返しますが 私のこの一事を取りましても とてもまともに開催できる準備ができていないので やはり改めてこの時期にオリンピックを開催すべきではないように思います。
    ガースーの無責任さは アベチャンのそれをも上回りそうで心配ですが こんな日本の代表者が踏ん反り返っているような日本で オリンピックを開催することは 土台無理な話だったのではないかと 心底思います。繰り返し申し上げますが 一年延長されましたから 通常よりも更に一年長く 精神的そして肉体的なコンディションを保ってこられた選手のお気持ちを考えたら 無条件に五輪開催を望みたいのですが とても通常のような公平公正なるオリンピックにはなり得ないと思いますので 敢えて五輪中止を訴えたいと思います。

  • 6月18日 最近 小池さんや吉村さんの顔をテレビであまり拝見しませんが どうしてでしょうか

    以前は このお二人さんを 毎日テレビでお見掛けしていましたし ご自分なりの意見を 盛んに発表されていたように思います。所が 最近は このお二人だけではなくて 各地の知事さんがテレビに登場して 様々な主張をなさっているのを 殆ど見かけません。知事さんも新型コロナ感染症対策に翻弄されて 疲れ果ててしまって 当分はお休みモードに入っておられるのでしょうか。それとも お二人の顔を視聴者が見飽きたので 敢えてマスコミが取り上げないようにしているのでしょうか。
    今回の緊急事態宣言の解除の時期についても 以前だったら かなり積極的に その時期について 早めるなり遅らせるなり 東京や大阪なりの都合や状況によって いろいろとご意見を発表されていたように思いますが 不思議に思えます。まあ小池さんの場合 感染確認人数が 期待していたほどには減少していませんから 本音としては 解除の時期を延長してもらいたいのかもしれませんが あまり延長してしまうと それこそオリンピック パラリンピックの開催に 影響してしまうので 東京だけでも延長して欲しいと 本音を吐露する声を上げられなかったのかもしれません。
    吉村さんにしても 一時期は 感染確認人数が 日本一多い時期が相当にありましたから 現在はそこそこ減少してくれているとはいえ あまりに宣言期間が長いので 徐々に府民の気が緩んで 人出などが増加傾向にありますから 解除したら 一気にリバウンドしてしまう事は これまでの経過から見て明白ですけれども 青息吐息の飲食業や観光業の人たちの状況を鑑みてしまうと 本心では宣言を延長してもらいたいのだと思いますが 声高にそのような意見を発することが出来なかったのかもしれません。
    私は ガースーも小池のオバちゃんも 大嫌いです。吉村さんも 感染確認人数の減少しか考えていないのに コロナ患者を頑なに受け入れない病院に対しての厳しい働きかけが 全くできていないので 知事としての能力に疑問があります。まあ他に能力のある政治家が現れないのだから しょうがないのかもしれませんが この三人が 相当長い期間それなりの地位と権力を与えられていながら 実質的に効果的なコロナ禍対策が出来ていませんから いい加減他の人材 もっと若くて元気で前向きな人物と交代していただきたいです。
    コロナ禍に対する有効な政策は 私は頭で考えて 発言を繰り返しているだけですので 簡単ですが 現実に実行するのがどんなに難しいのか見当もつきませんけれど 一つ目の政策として 新型コロナ感染症に対する認識を改める事 現在感染症の分類でいうと この病気は二類に相当するものとして扱われていますが すぐにインフルエンザと同等に扱える五類に相当するように 変更することです。五類相当の病気となれば 特別な病室も 検査や治療をする際の防護服も必要なくなりますから ずっと簡単にこの病気に対する診療活動が行えるようになります。この病気が登場したばかりの頃に まだ十分なこの病気に対する情報がなかった時期に お役人が分類を考えた時に あまりに恐れおののいて 二類に相当する 等と見当はずれの分類をしてしまったのは まあ致し方のないことかもしれませんが 現在この病気に対する情報は十分すぎるほどありますから さっさと分類に対する認識を本来はこの病気は五類にとうとうするものであると 改めるべきだと思います。お役人というのは 事なかれ主義 何か失敗すれば 自分の出世に響く事しか考えないで 仕事をしていますから なかなかこの認識の変更は 想像以上に難しいのかもしれません。
    でもこの病気は無症状の患者が限りなく沢山いる事や どんどん変異を重ねていっており 人間社会から完全に駆逐することなど絶対に不可能な病気なのですから 甘んじて受け入れるしかないのです。いわゆる普通の風邪と同様に 人間社会に根付いてしまい 縁を切ることが不可能な病気だと 認識してしまえば 本当に恐れるに足らない病気だと分かりますから 毎日感染確認人数が増えたの減ったのと 一喜一憂する無駄な作業を止めてしまえば コロナ禍は半分片付いたようなものです。
    二つ目の政策は 現在に至っても 頑ななまでに コロナ患者を一切受け入れようとしない病院どもに鉄槌を下して 強引に受け入れさせれば 医療崩壊など一瞬で解決するのですから これまでさんざん虐め倒してきた 飲食業の方々が 背に腹は代えられないと 自粛要請を受け入れていないお店に 罰金を科するような 極悪非道な政策をするよりも 自分の病院が被害を受けないために コロナという病気とまともに向き合っていない病院を 受け入れするまで 徹底的に実名を挙げて 攻撃すれば さすがに患者の足が遠のくでしょうから 受け入れざるを得ないでしょう。こちらはそれほど難しくなさそうに思いますから 一日も早く 全ての病院が コロナ患者を受け入れる協力的な病院にするための政策を 効果的にかつ速やかに実行できる政治家の登場を期待しております。
    まあコロナ禍になってしまってから そこそこの時間が経過していますが サッパリそれらしい人物が登場してくれていないことを考えると 日本の未来に明るい光はないのかもしれません。私の余命はあと十年+αだと思っておりますので 私が生きている間位は 何とか持ちこたえていただきたいです。まあ多分大丈夫でしょう。

  • 6月17日 緊急事態宣言が また そして ようやく解除されるのだそうです

    宣言が今回で三回目なので 解除後すぐにリバウンドしてしまうのも 今回が三回目になるのでしょう。丁度オリンピックの時期に これまでで最大 そして最凶の第五波の真っ最中なんて言うことにならなければいいと願いますが こんな予想是非外れて欲しいものです。ガースーは 相変わらず こんな時期に敢えてオリンピックを強行する意義については 何一つ語っていません。ただ強行開催に向けて 開催が日本にもたらす不利益について どんな対策を講じるのか 具体的なそして有効である方策について 何にも説明しないで 何の責任もリスクも関与しない諸外国から背中を押してもらって 強行開催せざるを得ない状況 というか雰囲気を造り上げて 何となくなし崩しにオリンピックを開催してしまいそうです。
    オリンピックを中止してしまったら これまでにつぎ込んだ資金や労力をすべて無駄にしてしまうのですから その決断が難しいのは 分かりますが オリンピックを強行開催して それも一万人も観客を入れて 実施するのは 二百パーセント間違いなく 新型コロナ感染者を増やす状況へ向かう事は 確実です。感染者が増加するという事は この感染症による死亡者を確実に増加させることにつながります。日本の大切な国民が 死亡する人数を増やすような政策を実行してもよいものでしょうか。
    これまで 緊急事態宣言を解除したら かなりの短期間でリバウンドが起こりました。私は正直 宣言が発出されていても 普段と全く変わらない生活をしておりますので 解除されても生活に変化がありませんが 宣言をまともに受け止めておられる真面目な方々は これまで辛抱を重ねておられたのですから 一気に解放されて 感染の拡大する方向に 生活をシフトされるのでしょう。ましてや今回の宣言は 日本人にとって一番楽しい時期であるゴールデンウィークを含めて 二か月近くにも及んだのです。その反動が 日常生活に反映されるのは致し方のないことのように思います。つまり感染確認人数の再増加というリバウンド現象が  これまで以上に 早くそして確実に起こるでしょう。
    オリンピックというスポーツイベントは 世界の平和を目指して開催されるわけですから サッカーのワールドカップなどとは根本的に異なるイベントと考えるべきかもしれません。四年に一度 沢山の競技で 世界のナンバーワンを決める アマチュアスポーツ選手にとっては 最高の晴れ舞台であり そこで活躍することに人生をかけておられる選手方が沢山いらっしゃると思います。出場が決まった選手のお気持ちを考えたら 万難を排してでも 頑張って開催すべきであることは 明白です。
    でも強行開催すれば 間違いなく日本人の死亡者の数は少なからず増加するはずです。私は これまで 外出するときも 仕事をするときも 殆どマスクを装着しておりませんし 手洗いも嗽も殆ど励行しておりません。単に運がいいだけなのかもしれませんが 幸いなことにこれまで 感染していないはずですし よく言われている症状とは 全く無縁の生活を送れております。オリンピックが開催されても 開催されなくても 私の生活パターンには 何の変化もないのでしょうけれど 今後何時この病気に感染して 基礎疾患がありますから 重症化して 命に関わるような事態になるやもしれません。
    ですから 感染して治療を必要とするときに 医療体制が破綻していて まともに治療を受けられないままに 死亡してしまいたくはありません。ですから オリンピックを強行に開催して 宣言の解除のタイミングを考え併せたら最大 最凶の第五波が 重なる確率が高いことを考慮したら 私はオリンピックの中止をすべきだと 自分の身の安全の為に主張したいです。本音としては 敢えてオリンピック パラリンピックを強行するのなら 宣言の解除は これ等が無事に終了してからにすべきだと思います。まあ後一月以上も宣言の解除を 遅らせたら 日本の外食産業や観光業が壊滅的な状態になるのは 間違いありませんから 現実的にそこまで宣言解除を遅らせることは無理でしょう。だとしたら強行開催すべきではないと 多くの人々から 反感をかうことを承知の上で 主張したいです。
    私はこれまでこのブログで 何度も何度も主張してきましたが 緊急事態宣言の効果は 臭いものにふたをしたら 一時的にその臭さが減少するけれど 何時までも蓋を閉じてはおけないので いずれ蓋を外したら 元の木阿弥なのは 確実だから 一部の人々にだけ負担をかけるだけの こんな宣言は最初からすべきではないと考えます。これまた このブログで繰り返し繰り返し 述べていますが いわゆる普通の風邪にかかった人の数をいちいち数えたりしていません。だけれども 毎年風邪をこじらせて肺炎になりなくなる老人の数は年間数万人いらっしゃるのですから 病気としては新型コロナ以上に恐ろしい病気と認識すべきかもしれません。
    ですから この新型コロナ感染症に対する認識を早く適切に改めて この病気を人間社会から駆逐することは不可能である、風邪と同様に人間社会に当たり前に存在する病気として捉えれば 全く不必要に恐れる意味がない事に気付くべきだと思います。そのことが出来れば オリンピックは 普通に満員のお客さんを世界中からお迎えして 極当たり前のイベントとして 開催できると思います。まあ私がこんなちっぽけなブログで 幾ら声を張り上げても 何の影響力もないことは自覚しておりますけれど。オリンピックの開催中に再び この緊急事態の宣言が 発出されないことを 心より願っております。

  • 6月16日 ワクチンハラスメント またまた日本人が嫌いになりそうです

    私は まあ人間なら当然なのかもしれませんが 自分さえよければ 他人なんてどうなっとも構わない という気持ちが見え見えの行動を繰り返す 日本人の国民性が大嫌いです。少し前に起こった 「平成の米騒動」などが典型的だと思います。1993年の米の収穫量は 最終的には 例年に比べて 深刻な冷害によって 通常の収穫量の八割を僅かに下回ったのだそうですが 冷静になって考えれば 基本的に 日本人が毎日米を食べるのなら 全国民が 週に一回だけ 米を食べない日を作れば 米の不足など感じないで済むだけのコメが収穫できていたのです。なのに 政府のバカ野郎が 米の収穫量が 例年の八割を下回っただけなのに 大凶作等と発表してしまったために 愚かな日本国民は その年米が殆ど収穫できなかったかのような勘違いをしてしまったのです。
    落ち着いて対処すれば 皆が譲り合って 週に一回だけ お米を食べない日を意識すれば 市場からお米が消えてしまう事などあり得ないのに 自分さえよければ他人なんかどうなっても構わない と利己的に考える人間ばかりの 日本国民は 普段米の買いだめなど一切しないのに 一斉に買い溜めに走ったのです。その為に 普段は安物の品種で見向きもされないようなお米までが 更には商品価値など殆どないはずの古米までが 高値で飛ぶように売れたのです。まあ政府としては 例年米余りで 売れ残っていた古い米が処分できたので 有難かったかもしれませんが 各家庭に 数十キロもの米が備蓄されてしまったのです。
    落ち着いて考えれば 米なんて毎年農家の方々が 頑張って育てて収穫してくださいますから 翌年の秋には 確実に十分な量が供給されることが分かりきっているのに どうして普段は見向きもされないような 安物の それも古い米を 長い行列を作ってまで並んで 凄い高値で購入して有難がったりするのでしょうか。私は 米の愚かな買い溜めなどしませんでしたから 一月ほど 我が家には一粒も米がない状態で普通に生活していました。別に米がなくても たとえば今日はパン食の日 とか うどんの日 そばの日 ラーメンの日 大阪人ですから粉物の日 つまりたこ焼きやお好み焼きの日 等とテーマを設定したら 全然お米がなくても不自由はしておりませんでした。どうしてもお米が食べたくなれば 外食をすればいいわけだし スーパーでもコンビニでもいくらでもご飯の入ったお弁当を販売しています。
    まあ私の実家も 愚かな日本人でしたので 私が一粒も米のない生活をしていると話したら すぐに実家で買い溜めていた米を二十キロも送ってくれました。米があるのなら 日常のようにご飯を炊いて生活していましたら 二十キロのコメを食べ終わる前に 翌年の新米の販売が始まりましたから 結局殆ど米がなくて困ったりはしませんでした。自分さえよければ とか皆がコメの買いだめに走っているから 後れを取ってはいけないみたいに考えて 取り敢えずみんなと同じ行動をとっていれば安心できるからなのでしょうが 自分で物事を考えて決める能力が 日本人という国民は欠けているように思えます。
    つい最近起こった似たような現象でいうと マスクの買い占めにより 何処を探してもマスクが買えない状態が結構長く続いてしまいました。別にマスクの生産が 気候変動などによって 落ち込んだわけではありませんからまあマスクの需要がコロナの影響で現実的に増えたのは間違いないのでしょうが やはり自分さえよければ他人なんかどうなっても構わないと一斉に大多数の日本国民が考えて 買い溜めに走ったがために 深刻なマスク不足になってしまったのです。また愚かなマスコミが マスクの買いだめをあおるような報道をしましたから 不安を駆り立てられて ようやく入荷したマスクが一瞬で消えてなくなるような 馬鹿げた現象が続きました。
    落ち着いて考えれば ゴム紐とハンカチがあれば 簡単にマスクの代用品なんかできるし 別にマスクの生産量が落ち込んでいるわけではなくて どちらかというと作れば作っただけ バカみたいな高値がついて 売れそうな気配に マスク製造者たちはこぞって増産に走ったのでしょうから 普段よりもよほど潤沢にマスクは生産されていたはずです。なのに愚かな日本人が 皆が買い占めに走るから 必然的に市場から姿を消してしまったマスクを買い占め 買い溜めに走ったために 猶更マスク不足の状態が結構長い間続いてしまう事になってしまいました。
    そして現在 ようやく外国製ですが 新型コロナ感染症のワクチンが 大量に輸入されて その接種がスローペースではありますが 始まったようです。但し 私はこのブログで何度も書いておりますが 自分のワクチン接種は するつもりはございません。ワクチンを接種するか否かの決定権は個人の自由であることが法律的に認められています。ですから 自分の意志でワクチン接種を拒否しても誰からも 文句を言われる筋合いではないのです。なのに日本人は とにかく訳も分かっていないのに 皆で同じ行動をすれば安心 その歩調を乱す人間は悪者と 単純に決めつけてしまうのです。その為に ワクチン接種を拒否した人間が その副反応の頻度や恐ろしさ そして肝腎のその効果に少なからぬ疑問があるワクチンである事を理解していない人間たちから バッシングされるのです。
    私は 少なくとも私が生まれてからは 平和であり 治安の非常に良い日本という国に生まれてきたことを 感謝しておりますが そこに住む日本国民という愚かな人たちと 共に生きていかねばならない事には 正直あまり喜べない気持ちです。どうしてもっと 物事を客観的に そして総合的にみて 自分の取るべき行動を決められないのでしょうか。どうして皆と同じなら 取り敢えずは安心と考えてしまうのでしょうか。ワクチンを接種するか否かは あくまで本人の意志によって決定できることであり 自分なりにしっかりと考えて 決断したのなら 接種しようがしなかろうが 他人から文句をつけられることではないのは 間違いありませんから ワクチンハラスメントなんていう愚かしい行動は 一刻も早く消えうせて欲しいと願います。新型コロナ感染症という病気は このブログで何度も何度も書いておりますが 絶対に人間社会から消えうせたり致しません。普通の風邪と同様に 当たり前に人間社会と共存せざるを得ない病気なのです。
    ですから この病気が消えてなくなることを目指して 無駄な努力を積み重ねるよりも くだらないワクチンハラスメントが この世の中から消えてなくなるために日本人は 努力すべきだと私は確信致します。まあ私がこんなちっぽけなブログで 叫んでも何の影響力もないことは 自覚しておりますが 結構的を射た主張だと思うのですけれどもね。