Dr.喜作のブログ

2019年7月 の記事一覧

  • 7月30日 間に合わなかった急患がいました

    夜中の三時ごろに電話がかかってきて 犬の容体が悪いので 診て欲しいとのことでした。三日前ぐらいから 苦しそうに呼吸をして 食欲も殆どなくなり 心配していたが 一時間ほど前から 呼吸の間隔が長くなってきたので 心配だから今から診察してほしい と言う事でした。呼吸の間隔がさらに広がって 呼吸が停止してしまえば 死に直結しそうな状態でしたから 直ぐに来院するように言って 急いで病院に下りて 急患に対応する準備をしました。呼吸が停止しそうな状態ですから 場合によっては気管チューブを挿管して 人工呼吸しなければならない可能性もありますので 酸素ボンベを開いて そちら方面の準備をしました。更には血液検査やレントゲン撮影の可能性もありますので それぞれの機械の電源を入れて スタンバイしました。
    うちの病院は どんな深夜や早朝であれ 急患の場合は出来る限り対応しますと 宣言しておりますので どんな時間に電話がかかって来ても 私が目覚めれば 対応するように心掛けておりますし 勿論それなりに稼がせて頂いておりますから 文句を言うつもりはありませんけれど 三日も前から 食欲元気がないのにほったらかしにしておいて 今頃電話をかけてきて 急患だから対応してくれと言うのは やっぱり飼い主さんの怠慢ではないかと考えてしまいます。もし自分や家族がそのような状態になってしまったら もっとずっと早くにアクションを起こしていたのではないでしょうか。
    急患に対応する準備をととのえて 待っていたら 十五分後ぐらいに「息を引き取ったようなので もう結構です」と断りの電話が入りました。こちらは夜中の三時にたたき起こされて 死にそうな患者を想定して 準備している待機しているのに 結構ですの一言で 終りにされてしまいました。まあまだ連絡を入れてきただけでも ましな飼い主かもしれません。
    以前にも今にも死にそうな状態だから大至急診て欲しいと深夜に連絡があり 準備して待っていましたが 何時までたっても来院しないので 電話をかけてみると こちらに連絡してすぐに息を引き取ったのだそうです。ならばどうしてすぐにこちらにもその旨の連絡がないのかと 尋ねたら「こちらは犬が死んでしまったのだぞ そんな余裕があるわけないやろ 馬鹿やろう」と罵倒されてしまいました。
    本来なら 深夜に一時間以上も急患にすぐにでも対応できる準備をして待っていたのですから キャンセル料位請求したいのですが あまりの無茶苦茶な対応をされてしまい 呆れ返っているうちに電話を切られてしまいました。まあこちらも 深夜や早朝などの時間外に 出来る限り急患に対応することを 宣言しておりますし それなりの金額を稼がせて頂いておりますから たまにはそんな不愉快で無駄な働きをさせられることも 仕事のうちと覚悟はしておりますが やっぱり腹が立ちます。
    本日の患者は まだ三歳の柴犬なのだそうで 年齢も若くて元気盛りの子が 急に食欲元気をなくしたのですから 一日位様子を見るのは 凄く暑いこの時期でもありますから 致し方のない事かもしれませんが 翌日になっても状態が改善していなければ その時にすぐに病院に連れて行ってあげていれば 勿論治療を十分に施しても それ程寿命が延びたかどうかは分りませんが 少なくともそのような状態に陥った原因位は 解明できていたかもしれません。勿論元気に回復して この先何年も生きてくれていたのかもしれません。
    病院に到着した時点で 虫の息 辛うじて生きているような状態で 何とか蘇生を試みても 残念な結果になるケースも少なからずありましたが 何とか最後に救いの手を差し伸べられただけでも 飼い主さんの気持ちが幾らか癒されたのかもしれません。こちらも夜中に 急患を迎える準備をしながら 気持ちも仕事モードに高めていってのキャンセルでしたから 肩透かしを食らったようなもので 残念な気持ちでしたが 結局何にもしてもらえずに亡くなってしまった子が 一番可哀想に思います。一度もお目にかかることもありませんでしたが 心よりご冥福をお祈りいたします。

  • 7月28日 本日は 語呂合わせで「な(7)っ(2)ぱ(8)の日」なのだそうです。

    成果業者の方々が 菜っ葉の販売促進を目指して制定されたのだそうです。ちなみに8月31日は やっぱり語呂合わせで 「野菜の日」なのだそうです。菜っ葉にしても野菜にしても 食事のメインを張る場面は多くない為か 知名度も殆どないみたいな記念日のようです。菜っ葉と言えば ほうれん草や小松菜 キャベツ レタスなどが代表的みたいです。私は 病院に行く一月前から 血糖値を上げないように心掛けて 基本的に炭水化物は極力食べないようにしておりますので 必然的にキャベツやレタスを使ったサラダが 主食となりますから 普通の方々よりもかなりたくさん食べているように思います。
    キャベツは キャベツ専用のスライサーを購入しましたので 簡単に千切りキャベツが出来ますので もっぱら千切りで生のままいただいております。レタスやサニーレタス グリンリーフの類は 最初の頃は 手でちぎって食べておりましたが 包丁で繊維を断ち切る方向に五ミリ幅位に切ると 口当たりもいいし サラダの他の具材とも馴染みやすいので 最近はそのような形で食することが多いみたいです。これらの食材は 栄養素を逃したり壊したりしないように なるべく生のままで食べておりますが これが正しいのか間違っているのか全然わかりません。
    小松菜は 火を通さないと 結構硬いイメージがあるので油揚げなどとお出汁で炊き込む事が多いです。バラエティーを持たせるために 竹輪や高野豆腐も一緒に炊き込んだりします。血圧も気にしておりますので 塩分は控えめにしておりますが その分出汁の素等をたっぷりと使います。鰹節や椎茸のお出汁を取って使った方が 数段美味しい煮物が出来るのは 間違いない事ですが そこは男の料理ですから 手を抜ける所は抜いてしまいます。
    ほうれん草については 子供の頃に母から「帆連想をたくさん食べるとポパイみたいな力持ちになれるのよ」と言われて 頑張って食べましたが 全然力持ちにはなれませんでした。我が家では ほうれん草は グラグラ沸いているお湯で さっと火を通して 固く絞ったものがお皿にどっさりと盛られていて 醤油に味醂を合わせて フライパンデ炒ったゴマをたっぷりと加えたものを かけて頂くスタイルで食卓に登場しておりました。
    私は子供の頃 塊の肉が大の苦手でした。その分野菜は 人参でもピーマンでも喜んで食べていましたが このほうれん草料理は 正直苦手でした。奥様が作ってくれるほうれん草のお浸しは お出汁に味醂などの甘味料が多めに入っているからなのかもしれませんが 凄く口当たりがいいので ほうれん草が 大好きになりました。やっぱり料理は調理法や味付けが少し異なるだけで 全く別物になるみたいで不思議です。
    まあ何にしても お野菜をたっぷりと頂くのは 健康に望ましい事であるのは 間違いないのでしょうし 私自身けっこう野菜好きなので 積極的に菜っ葉を中心としたお野菜を食していこうと思います。

  • 7月27日 夏休み と言う言葉を長いこと使っておりません

    子供たちは 夏休みが始まったばかりで まだこの休みが永遠に続くかのように思い込んで 思い切り羽を伸ばしている所でしょうか。私にも当たり前ですが 子供の頃がありましたから 人並みにたっぷりと夏休みを経験しております。私は 学校の勉強がそれほど嫌いではありませんでしたし 苛めた経験は幾らかありますが いじめられた経験は全くありませんから それ程学校に通うのが苦痛ではなかったように記憶しております。但し 自分では気づかずに クラスメートから 嫌われたり疎んじられたりしていた可能性は 否定致しません。昔も今も やりたい事をやり 言いたい事を言う性格は 変わっておりませんから。
    そんな訳で 別に学校が特に嫌いだとか 苦手だとかいう意識は全然ありませんでしたが やっぱり夏休みの42日間 学校に通わなくてもいい長期休暇は 凄く嬉しかったです。私は 恐らく子供の頃から血圧が高めだったのかもしれませんが 朝目覚まし時計や親に起こされて目覚めることは殆どありませんでした。当時も現在も変わらず 朝目覚めるとしっかりお腹が減っていて 母の用意してくれる朝食を たっぷりと美味しく頂いており 元気よく そして機嫌よく学校へと出かけていたものですが 時間に縛られないのが嬉しかったのかもしれませんけれど のんびりと出来る解放感が 無上に楽しかったように思います。
    宿題に関しては ほぼすべて七月中に終わらせてしまいますので 終盤になって焦っている友達を不思議な気持ちで眺めていました。但し唯一苦手だった図工系の宿題 お絵かきや工作の類はどうしても後回しになっておりましたが それでもお盆前には必ず終わらせてしまっておりました。けっこうみんな苦痛だったみたいなのが 朝のラジオ体操ですが 夏休みでも起こされる事なく目覚めていた私には 友達と顔を合わせて その日遊ぶことを相談するための 大切な集まりのようなもので 皆勤すると鉛筆かノートと言ったしょうもない賞品でしたが貰えましたから 楽しみにしていました。
    うちの家庭では 家族旅行に出かける習慣があまりなかったみたいで あまり家族で観光地に出かけた思いではありませんでしたが お盆の前後父母の出身地である福岡県へ里帰りするのが楽しみでした。このブログには何度か書きましたが 母方の実家は 和菓子を沢山の種類 自分の所の工場で製造するような 観光バスが休憩に立ち寄ったりする位に大きくて立派なお菓子屋さんでした。勿論チョコレートやスナック菓子と言った子供の喜ぶお菓子も扱っておりましたから 子供には天国のような場所でした。
    年齢の近い従兄弟たちがいましたから 朝から晩まで精一杯遊びました。午前中はマンガ本を読みふけり 昼からは近所の川で泳いだり魚を取ったりしました。勿論お菓子は食べ放題です。最初は遠慮していましたが 直ぐに厚かましくなって 食べたいお菓子を食べたいだけ頂きました。子供にとってこれ以上幸せな環境はなかったように思います。父方の実家は もっと自然の豊かな更に田舎にありました。農業をやっているので 新鮮な野菜が食べ放題で 立派なトウモロコシや巨峰と言う上等の葡萄を食べ切れない位に用意して歓迎してくれました。それに夜になると家の明かりに誘われて カブトムシやクワガタムシが飛び込んでくるぐらいに ワイルドで自然豊かな環境でしたから 男の子にとっては こちらはこちらでパラダイスでした。そんな訳で 夏休みの一番の楽しみは 父母の実家への帰省旅行だったように覚えております。
    そんな訳で 子供の頃には 夏休みを思い切り楽しみましたが 病院を開業してからは 基本的にお盆の前後は お休みされる病院が多いので 逆に稼ぎ時だと考えて 仕事を頑張りましたので 夏休みとは サッパリ縁のない生活になってしまいました。まあお盆の時期は ゴールデンウィークと同様に 何処に出かけるにしても まずは渋滞を覚悟しなければならないし ようやく目的地に辿り着いても 混雑していて 長い事順番待ちをして 混んでいるので雑なサービスを受けて 普段よりも高い料金を請求されたりしますから 下手に遊びに出かけないで 大人しく仕事に精進した方が得策のような気がします。
    まあ勤め人の場合 会社がお盆休みと言うか夏季休暇を設定してくれるのでしょうから その時期はお休みせざるを得ないのでしょうし お墓参りに帰省する必要があれば 混んでいても故郷を目指さなければならないのでしょうし 家族サービスの為に 旅行を企画される方は 普段よりも割高であり混んでいるので必然的にサービスの質は落ちるのでしょうが その時期にしかまとめて休めないので 出かけざるを得ないのでしょうから 何だか可哀想に思えてしまいます。
    我々自営業者は 規模が小さいので 潰れるときには あっと言う間に消え去ってしまう可能性を孕んでおりますが 逆に働いたり 休んだりを自分の意思で決定できますから 今年も夏休みとは全く無縁の生活ですが 秋になって涼しくなってから 幾らかのんびりとした旅行に出かけてみようと考えております。恐らく移住先 最有力候補である 大分県を中心に九州まで車とともにフェリーで出かけて 移住先の環境をしっかりと下見して ついでに南九州をドライブで楽しむ旅行になると思います。今はその旅行を楽しみにして 仕事を頑張ろうと考えております。

  • 7月26日 小鳥をホテルで預かっていましたが 何とか無事にお返しできました

    十日ほど前に電話がかかってきて 一週間ほど オカメインコを預かってほしいと依頼されました。うちの病院では 犬猫のホテルは面倒をみるだけで料金が頂けるので 歓迎しておりますが 小動物や小鳥の類は 環境の変化が 凄く大きなストレスになってしまって それこそ預かっているうちに命に関わるような事態になる場合もありますので 基本的には預かることをお断りしています。
    所がその飼い主さんは かなりお困りの御様子でした。かなりの数の病院などに問い合わせしても断られてこられたみたいですし 出発日が差し迫って来ておられました。私は 研修した病院で 小動物を預かって 万が一の事態になると 病院の評判にもマイナスのイメージがついてしまうので 断る方が無難だと教えられてきました。ただお困りの飼い主さんの気持ちを考えてしまうと これまでにも何度か小動物や小鳥を預かったことがあります。勿論その殆どは無事に元気にお返しできましたが 預かる期間が長かったケースで 残念な結末を迎えてしまったことが二三度ありました。
    勿論預かる際に そのような事態になる可能性がある事を理解したうえで預ける決断をしてもらう様に話しておりましたから 飼い主さんもそんな残念な結末を迎えても 特に文句を言われたことはありませんでしたが 元気な状態でお預かりした子を 亡骸としてお返しした事に 私自身が相当に落ち込みましたので 今後は預かることをお断りしようと決めました。でも預かってもらえないために 家族が楽しみにしていた旅行を取りやめにする飼い主さんの話を聞いてしまうと ついついお預かりしてしまう事がありました。勿論遊びに出かける旅行だけではなくて 急な御不幸があったために どうしても数日預けざるを得ないような事情の方もいらっしゃいました。
    今回の方は ご家族が旅先で怪我をして入院してしまったために その面倒をみるのにどうしても家を空けなければならない という事情でした。小動物をそれもそこそこ長い期間預かる際の リスクについて十分に説明して 理解して頂いたうえで お預かりしました。子供たちが夏休みに入りましたので ご家族で旅行に出かけられる方が 少なからずおられるみたいで 同時に預かっている犬猫が 数匹いましたが 幸いなことに皆大人しくて 鳴いたり暴れたりしないでくれましたので インコにも大したストレスがかからずに過ごせたようで 本日無事に元気な状態でお返しできました。
    何某かのお金を稼がせて頂きましたし お困りの飼い主さんのお役に立てましたので よかったとは思いましたが 本当にこの一週間は インコが無事にいることを頻繁に確認しながらの生活でしたから 気をつかって 結構疲れました。今後も小動物の預かりは 積極的に受け入れはしませんが 飼い主さんがどうしてもお困りの場合には 何とかお役にたてる方向で 対応していこうと思います。幾らかでも気をつかって 体重が減少してくれると嬉しいのですが この一週間もそこそこ運動をして びっしょり汗もかきましたが 残念ながら体重は減少してくれませんでした。もう少し真剣に仕事に取り組めば 少しずつでも体重も減少してくれるのかもしれませんから 頑張って働こうと思います。

  • 7月25日 安物の紅茶を買って 失敗しました

    兎に角朝から凄く暑いので 何時も朝二階の生活スペースから 一階の病院スペースへと階段を降りるときに 二つの金属製のコーヒーカップに冷蔵庫のブロック氷をなみなみと入れて持っていきます。医局で電動ポットで少しだけお湯を沸かして かなり濃い目のインスタントコーヒーと紅茶パックでこれまたかなり濃い目のミルクティーをカップで作ります。それぞれを ブロック氷で満たされたコーヒーカップに流し込みますと 即席のアイスコーヒーとアイスミルクティーが出来上がります。
    まあ所詮簡単に作った飲み物ですから それ程美味しい事はないと思いながら飲みます。でも喫茶店で奥様と二人でアイスコーヒーとアイスミルクティーを飲んだら 千円近いお金がかかってしまいますから 貧しい庶民としては 適当な朝のちょっとしたお楽しみだと考えております。コーヒーかミルクティーのどちらを選ぶのかは その日の気分しだいです。どちらか選べるだけでもちょっとした贅沢な気分になれます。奥様は紅茶好きなのでミルクティーを選ばれる場合が多いので 私はコーヒーを飲むことが多いような気はしております。
    何日か前にこのブログで インスタントコーヒーはやっぱりネスカフェのゴールドブレンドが美味しい と書きましたが アイスコーヒーにしても やはりコーヒーの香りが感じられるので ゴールとブレンドを愛飲しております。紅茶については 茶葉の名称を幾つか知っているだけです。販売している会社の名前も幾つかは知っていますが 何処そこの会社のこの茶葉でなければ と言った拘りは全然ありません。
    何時もスーパーの紅茶売り場に並んでいるものから たまには違った茶葉を選ぼうかと考えますが 基本的には貧乏人なので どうしても割安な商品に魅かれてしまいます。但し紅茶は インスタントコーヒー以上に その製品による香りや味が明確に異なるように思いますから 簡単に安いからという理由で購入したら 確かにティーバックをお湯に浸したら 真っ赤かなお湯に変身はしますが 味も香りもサッパリ感じられない ただの赤いお湯を飲んでいるようで凄くその紅茶を購入したことを後悔したことがありましたので 特に紅茶に関しては 価格よりも品質を大切にして買うように心掛けていたつもりでした。
    所が 今回丁度紅茶のティーバックがきれかけていたので 購入した際には 別にそんなにケチったつもりはなかったのですし 以前にその会社の茶葉の種類は違いますが 同等の価格で販売されていた紅茶が結構美味しかったので 種類が変わればまた異なった香りが楽しめるかな と考えて購入したのですけれども 殆ど香りも味も感じられないのです。まあスーパーに並んでいる商品から選んでいるのですから 上等の紅茶なんか置いてあるはずもないのは分っているつもりですが 価格的には平均的な物よりは少し上位のつもりで購入したのですが失敗でした。
    本当に美味しい紅茶が飲みたければ 「相棒」の右京さん訪れているような 紅茶の専門店にでも出かけなければならないのだと思います。私は下戸なので 嗜好品としてお酒の類は 一切購入しません。食事も病院に行く一月前からは 摂生生活に入りますので 手作りのサラダばかりを食しておりますので 食費も大してかかっておりません。着る物にも全然拘りがないので 年がら年中素足にジーパン 上はポロシャツとトレーナーしか着用しませんので 衣類代も殆どかかりません。ギャンブルも一切興味がないし 現在の多少なりともお金のかかる趣味と言えば 昼から暇な時に奥様と出かけるカラオケ位のものです。最近一番興味があるのが 俳句なのでこれまた始めるのに何冊か入門書の類や歳時記を購入しましたが 今後は大してお金はかからないでしょう。
    そんな風にお金を殆ど使わない私ですから 人生に潤いを与えるために 毎日の飲み物 コーヒーや紅茶に位多少の贅沢をすればいいように思いますが 本当に恥ずかしいのですが 根っからの貧乏性みたいで なかなか贅沢が出来ないのです。まあそのおかげで そこそこの蓄えは出来ております。でも死ぬ時にいくらお金を貯め込んでいても あの世にお金を持って行ける訳ではありませんから 上手に使い切りたいものだとは考えておりますが 果たしてうまくお金を使っていけるのかどうか 全く自信がありません。
    私は現在 超肥満体であり 糖尿病と心臓病と言う二つの死ぬまで直らない病気を患っておりますので それなりに健康に気遣ってはおりますが 80歳までは生きておれないだろうと覚悟しております。所がこのことを友人たちに話すと そんな事を言っている奴に限って かなり長生きするはずだ と笑い飛ばされてしまいます。勿論思っているよりも長生きできることは 非常にうれしい事なのですが 蓄えが底をついてしまい 経済的に苦しい状況での長生きは 楽しくなさそうに思えてしまいますので どうしてもあと二三年は仕事を頑張って蓄えを増やしておこうと考えてしまうのです。
    どっち道紅茶を買うのに 紅茶専門店に出かけたりするはずがない私ですから せめてそのスーパーで販売している紅茶で 一番お高いものを一度購入してみようと思います。勿論価格が高いからと言って 美味しいと感じるのか 私の好みにマッチするのかは 分りませんが 幾らかでも上等のお茶を飲んでいるという ゆったりした気分には浸れるのかもしれません。こんな些細な事ですら わざわざブログで宣言してからでないと 実行できないのは 私と言う人間の器の小ささを反映しているのだと思いますが このブログを読んでいただいている数少ない奇特な皆様 どうか見放さないでお付き合いくださるようお願い致します。 

  • 7月23日 本日は二十四節気で言うと「大暑」なのだそうです

    昔から暑いのが当たり前の時期なのかもしれませんから 今更暑さに文句を言っても始まりませんが 相も変らぬ暑さです。私は 器の小さなけちん坊なので なるべくエアコンのスイッチはオンにしないように心掛けてはおりますが ここの所の暑さには 夜仕事が終わって二階に上がった時にすぐにエアコンのスイッチを入れます。と言うよりも 仕事終りの十分ほど前に 部屋に入った時にすぐに涼しさを感じられるように 予めスイッチを入れるために 二階に上がっております。自慢するわけじゃありませんが うちの二階のLDKは三十畳以上もあって 凄く広いので 勿論その部屋に対応できる大き目のエアコンを設置しておりますが 涼しくなるまでにそこそこ時間がかかるのです。

    最近よく言われているのが お年寄りが屋内で熱中症にかかっておられるという事です。クーラーが出回り始めた時期に 体が冷えすぎて悪影響が出る危険性がある 等と実しやかに噂されておりました。そんな何の根拠もない噂話を現在信じている人は殆どいないと思いますが お年寄りには なるべくクーラーの風にあたらないように心掛けておられる方が 結構いらっしゃるみたいです。人間暑い時期には 涼しい部屋で過ごした方が快適なのですから 勿論冷え過ぎに注意は必要でしょうが 涼しくて快適な部屋で過ごすように心掛けることがお年寄りならなおさら 必要だと思います。

    昨日のブログにも書きましたが 私は熱中症と言う病気とは 全く無縁な体質なのかもしれません。炎天下に二時間位チラシ配りの為に歩き回っても 勿論適度に休憩は取りますし 冷たい麦茶を浴びるほどに飲んでいるおかげなのか 全く元気に過ごしております。私の個々の所の目標としている減量のためには たまには食欲不振になってみたいのですが 炎天下にそこそこの時間歩き回っても 全く食欲には 響いてくれません。と言うよりも私は子供の頃から 食欲が落ち込んで心配した経験が一度たりともございません。食欲不振でお困りの方には 本当に申し訳ありませんが 一度でいいから 食欲が落ち込んで心配をしてみたいのです。

    私は糖尿病をわずらっておりますので 死ぬまで食欲とは戦っていかねばならないのだと覚悟しております。奥様は 私よりも六つ年下で 私につき合うので 結構ポッチャリさん体型に変化しつつありますが キチンと健康診断を受けていて 糖尿病の心配は全くないという結果が出ていますので 食べたいものを食べたいだけ召し上がっておられるのが 羨ましくて仕方がありません。私もいつまでたっても衰えない食欲をもたらしてくれている丈夫な体に感謝しなければならないのだとは思っておりますが 正直現在の所は衰えない食欲を恨めしく思ってしまっております。

    まあ減量が順調に進まない事は 私の最大の目標である「元気で長生き」につながらない事ですから 決して喜ばしい事ではないのですが もしこの私の食欲が落ち込んでしまったら ひょっとして死期が迫っているのかもしれませんから 衰えない食欲こそが私の生命力の証だといいように考えて この暑さと上手に対処していこうと思います。

  • 7月22日 教室のエアコンの普及率の関係で 夏休みが前倒しになっているのだそうです

    昨年教室内で授業中に児童に熱中症が発生した事があったために 今年は各教室へのエアコンの設置が急がれていたのかもしれませんが 結局は間に合わなかったみたいで 梅雨明けとともに一気に夏本番並みの暑さがやってきてしまいましたので エアコンの設置率の低い市町村では 慌てて夏休みを前倒しにしてスタートしてしまう所が 全国的に見てもかなりの数あったのだそうです。相も変らぬ お役所のお粗末な対応には 呆れ返ってしまいますが 学校側も授業を進行するスケジュールが決まっているはずなのに一学期を早目に終わらせてしまって 大丈夫なのでしょうか。

    夏休みを早くスタートした分 早く終わらせるのでしょうけれど 八月中はまだまだ暑いように思いますが 休み期間中にエアコンの設置工事が終わっていれば 何とかなるのでしょうか。だとしたら 夏休みそのものの存在意義にさえ疑問を感じてしまいますが 如何思われますか。私が子供の頃の時代と比較しても 平均的な気温そのものが全然違うみたいですからあまり意味がないのかもしれません。それに 現在は各家庭にエアコンがあるのが当たり前の時代ですけれど私の子供時代には スイッチ一つで部屋全体が涼しくなるエアコンなんて 夢のまた夢だったように思います。

    現在は 公立の学校の教室にもエアコンが設置されるのは 当然の時代なのでしょうか。私の子供時代の夏を涼しく過ごすための唯一の電化製品であった 扇風機が教室に設置されていた時代もあったのでしょうか。まあ扇風機の場合 直接風にあたれないと 殆ど涼しくありませんけれど。夏の平均気温が昔に比べて 確実に上昇しているのは 数値的に見ても明らかです。

    そもそも「夏日」と言う表現は その日の最高気温が25度を超えた場合に使われますが 最近では 毎年ゴールデンウィーク辺りで夏日になります。最高気温が30度を超すのが当たり前になってからは 「真夏日」と言う言葉が出来て 相当な年月が経っているように思います。最近[猛暑日]と言って 最高気温が35度を超えた日を呼ぶようになったと思っていたら 昨年関西でも40度を超える日がちょくちょくありましたので 呆れていましたら 最高気温が40度を超えた日を「酷暑日」と呼ぶようになったと つい最近のニュースで知りました。

    夏の暑さについては 「地球温暖化」と言う言葉が叫ばれて久しいので 何となく納得しておりますが その割に冬の寒さが 幾らかでもゆるんでくれて 過ごし易くなっているように感じませんので 本当に温暖化しているのか 疑問に思ってしまいます。今学校に通っている子供たちは 家にエアコンがあるのが当たり前の時代に生まれてきたのでしょうから 学校の教室にもエアコンが無ければ 過ごせないようなひ弱な 体質になっているのかもしれません。

    繰り返しになりますが 私が子供の頃と比較しても 無意味であることは承知していますが 現在の子供たちは 涼しい室内で ゲームやスマホばかりいじっていて 炎天下で遊ぶことが殆どないので 暑さに弱くなっているのではないでしょうか。私は子供の頃 夏休みの毎日の最大の楽しみは 網を持って野山を駆け回っての蝉取りでした。別に昆虫採集を趣味とはしておりませんでしたが 木にとまって鳴いている蝉との捕獲できるか否かの真剣勝負が楽しくてたまりませんでした。

    その様に炎天下に うろつくことが大好きだったからなのか分りませんが 私は今大流行している 熱中症とは 全く無縁の人間のようです。自慢にはなりませんが 病院の営業活動として チラシ配りを自ら頑張っております。早朝や夜間にも出かけますが 手術や往診のない昼間も 一~二時間位は 平気でテクテクと歩き回っております。携帯電話のの万歩計によると 私はこの一月三十日間で 三十万歩以上つまり一日一万歩以上歩いております。勿論デブの汗かきですから シャツは絞れば汗がダラダラと絞れるぐらいに大汗をかいております。

    数十分炎天下で歩き回ると 車に戻って エアコン全開で思いっきり涼しくして 氷のたっぷりと入った冷たい麦茶を浴びるほど飲みますが 五分位休憩すると 元気が戻ります。念のため 一旦体が冷えきるまで 十分以上は 車中で休憩しますが その後また別の地域へ移動して数十分間配り続けます。水曜日は 休みなので 朝 昼 夕方 夜と四回位配りに出ますので 一日で三万歩近く歩き回りますが 熱中症の兆候は全く感じておりません。私が鈍感なだけなのでしょうか。

    熱中症は ひ弱に見える子供だけではなくて 私と同年代のお年寄りも少なからず被害を受けて 最悪の場合お亡くなりになられたりしているみたいです。私は 子供が学校でちょっと炎天下の校庭で 活動したからと言って バタバタと熱中症だ等としんどそうな振りをして騒ぎ立てるのは 根性が足りないだけなのだと決めつけておりましたが どうもそういう事ではないみたいです。だとしたら還暦過ぎて 心臓病と糖尿病を患っているのに 全く熱中症と無縁な私は 一体何者なのでしょうか。

    まあ熱中症と言う病気は 突然に自覚症状が始まり 慌ててジタバタしても すぐには収まらないのだそうですから くれぐれも油断をしないようにはしておこうと思います。私はファッションなど全く興味がないので その時期にどんなものが流行っているのか 知りたくもありませんが 花粉症や熱中症と言った 流行ものの病気とも 同様に全く接点がありません。この事は 有難い事だと感謝しておいた方がいいし 花粉症もあまり花粉との接触が多いと 発症する病気ですから なるべく花粉と縁のない生活を心掛けるべきだし 同様に好き好んでみたいに 暑い炎天下での行動は 慎んだ方が賢明だと思いますので そのように生活習慣を改めようと思います。

    全国的には 毎年のようにかなりの数の方が 熱中症で お亡くなりになっています。お若い方だけではなくて 私と同年代の方もいらっしゃるみたいです。私は現在62歳です。90キロ近い相当なデブでありますし 不整脈と言う心臓病と 糖尿病と言うどちらも寿命を縮める生活習慣病を抱えており その治療のため毎日薬を飲んでおります。所が私は 生まれてからこの方 夏バテとか 食欲不振などと言う 状態になったことがありません。もし食欲不振になれたら 少しでも体重が減少してくれてうれしいのですが どんなに炎天下に歩き回ろうと 熱中症の兆しさえ感じられず 逆にしっかりと運動したために 食欲が昂進してしまいます。

    夏バテや熱中症に一度なってみたい 等と書いてしまったら それらでお悩みの方から非難が集中しそうですが 私もいい加減年寄りなのですから 頑張りすぎて辛い と言う状態を一度経験してみたいものです。まあ元気で食欲が落ちない事は とてもありがたい事だと思いますので こんな罰当たりなブログは この辺りで終りに致します。夏バテや熱中症で辛い思いをされている方々 本当に申し訳ございませんでした。

  • 7月24日 大船渡高校の佐々木投手が決勝戦に投げなかったことについて

    たかが高校生投手が監督の意図によって 甲子園への予選で登板を回避しただけのことが かなり大きな話題になっています。佐々木投手と言うのが 最高球速160キロ と言われる超逸材だと評判だからであるようです。高校野球の夏の選手権の岩手県大会の決勝戦で その超逸材の佐々木投手が 準決勝に先発して完封したので そこそこの球数を投げたことを理由に決勝戦での登板を回避したのだそうです。

    日本では 投手の投球数の制限に対する認識が低いのかもしれませんが WBCを筆頭に野球の国際大会では その予選の段階から かなり投手の球数に関して厳しい制限があります。投手の肩は消耗品であるから その本人の将来を考えて 球数と登板間隔には 相当厳しい配慮がなされるのが 世界基準なのかもしれません。日本人の感覚では 理解しがたい位に投球数について 細かくて厳しい制限があります。投手の投球による肩に蓄積した疲労と消耗 そしてそこからの回復を十分に配慮しての制限だと思いますが あまりに厳しいのは如何なものかと思ってしまいます。日本人の ましてや投手と言うポジションにつく人間は ある程度気持ちで投げている部分も少なからずあると思いますので 極端に少ない数での制限は 投手の心意気を消沈させてしまう弊害があるように思えてしまいます。

    話を元に戻すと 大船渡高校は 決勝戦では エースが登板を回避したために 二番手以降の投手をつないだのですが 初回からどんどん点を取られて 結局12対2と言う大差で敗れてしまいました。もしこの試合で 大船渡高校が勝って甲子園出場を決めていれば 大した事件にはならずに済んだのだと思いますが 世間から凄く注目されていた佐々木君の高校野球人生が この試合で終わってしまいましたので 周囲の人間が黙っていられなかったのかもしれません。ちなみに佐々木君本人は 監督から登板回避を告げられた時も 自分の疲労を配慮しての事であることを理解して 笑顔で承諾したのだそうです。

    佐々木君の能力に勝手に注目して 甲子園での活躍を勝手に期待しておいて 佐々木君が結果的に甲子園に出られなくなってしまったら 監督の采配をこれまた勝手に批判して偉そうに踏ん反り返っている周囲の人間に 余計なおせっかいだから黙っていてほしいと私は思ってしまいます。甲子園で行われる高校野球は あくまで高校の野球部の公式試合の延長線上にあるのですから 単に部活動の成果を競い合う試合に過ぎないのです。それをテレビ朝日と朝日新聞が 主催者と言う立場なので さも当然のような顔をして 勝手に佐々木投手をスターに祭り上げておいて 甲子園に出場できなかったことを残念に思う気持ちはわからないでもありませんが 監督に対して批判的な空気を盛り上げているような雰囲気が非常に不愉快です。

    もうかなりの昔の話になりますが 国民栄誉賞までもらった松井秀喜選手が 甲子園で五打席連続敬遠をされて結果的には敗れた試合がありました。この時の相手チームが明徳義塾高校でしたが その監督の采配についても 何しろその舞台となったのが甲子園であったこともあり 賛否両論盛り上がってしまいました。明徳の監督は 星陵と試合することが決まった時から 松井の全打席歩かせることを決めていたのだそうです。
    試合結果は2対1で明徳が辛うじて勝利を収めましたから 監督の策が見事に功を奏したのです。野球のルール上 押さえられないと判断した打者に対して 敬遠で歩かせることは ルール上認められていますから 明徳の監督は何らルール違反を犯したわけではないのに A級戦犯かのように 吊し上げられました。「高校生らしく堂々と勝負すべきだった」と言うのが監督を責めたてる連中の殆どの言い分だったみたいです。正々堂々と勝負したから 敬遠したのです。日大アメフト部の監督の様に 相手に怪我をさせることを目的とした指示を出していれば 第一打席の第一球で 松井君の頭を狙えば話は早かったのです。相手が超高校級のバッターだったので 力んでコントロールを失いましたとでもいえば幾らでも理由はつけられたはずです。しかし明徳の監督は 勝負を避けるという消極的であり 決して褒められるような形では ありませんでしたが あくまで野球のルールに乗っ取った形で対応したのですから なんら責められるような作戦ではなかったと思います。
    試合は一点差の接戦でした。松井君がたとえどんなにすごいバッターであったとしても 五打席とも出塁できる可能性は 殆どありません。しかし無条件に五回とも出塁させてもらえたのです。松井君は強打者ではありましたが 高校生の頃はそこそこ足も速かったのです。五回も無条件に出塁させてもらえたのに 一度も得点につなげられなかったのですから むしろ責められるべきは 星陵の監督の無能さではないでしょうか。
    私は 監督の指示に忠実に従った 明徳の選手たちをむしろ褒め称えるべきではないかとさえ思ってしまいます。同じ高校生が相手なのですから 例え松井であっても正面から勝負したかった気持ちは凄く強かったと思います。ましてや彼らは 高校野球の強豪校が揃う高知県の代表なのです。そんな悔しい気持ちを表には出さないで 淡々と監督の指示通りに試合をしたのですから 私は明徳の選手たちは凄くよく頑張ったと褒めてあげたいです。
    どこかの馬鹿なニュース解説者が 試合を見ている人たちの気持ちを考えて采配してほしかった 等ととんだ勘違い発言をしていたのが 凄く腹立たしかったです。彼らは 高校生であり たまたま選んだ課外活動の成果を発表するために試合をしているのです。その試合を勝手に見物して楽しんでいる観客なんかを楽しませるために試合をしているのではないのです。プロ野球は 見世物ですから 試合を見に来てくれたお客様が神様かもしれませんし 観客を満足させるために試合をしているのでしょうが 高校生の課外活動を見物させてもらっている観客に対する配慮など全く無用だと思います。
    話の方向が とっ散らかってしまいましたが 今回の大船渡高校の監督の選手起用は 大正解だとは思いません。準決勝を勝たなければ 決勝戦は戦えないのですが 佐々木投手を先発させたとしても ある程度リードが出来たら 例えば途中からライトにでも入れて ピンチになればまたマウンドに立てるようにしておいて 控え投手でつないで乗り切れば 決勝戦でも佐々木投手の先発は可能だったのかもしれません。
    例え打順一回りだけでも 佐々木君のスピードボールを見せておけば 控え投手の遅い球でも もう少し失点は抑えられたのかもしれませんから 決勝戦に勝つ可能性は広がる采配が出来たのではないでしょうか。とは言え 佐々木君の将来を考えて 敢えて決勝戦では一切投げさせないと決意して それを実行したのですから その采配は当然試合後に受けるであろう批判を覚悟しての事ですから すごく立派だったと思います。赤の他人がどうのこうのと文句を言う筋合いの話では全く無いように思います。
    本音の部分では 監督だって 佐々木君と言う凄い逸材と巡り合えて 甲子園で注目されて華々しく戦い 活躍したかったに違いありませんが 敢えてかわいい教え子の将来を大切に考えて 英断したのですから ひょっとしたらこの夏一番のいい話かもしれないと考えますが 如何思われますか。

  • 7月21日 転んで 眼鏡が壊れてしまいました

    普通に道を歩いていたら 何かにつまづいて 転んで地べたに倒れ込むように 転んでしまいました。惨めな位に はいつくばってしまいました。その拍子に かけていたメガネが 吹っ飛んでしまい フレームの右の耳にかけるツルの部分の付け根の所から ポッキリト折れてしまいました。このメガネは 六七年前に購入して ずっと使用していましたので 鼻にあたる部分の部品が 両方とも無くなっていましたし レンズも相当に傷ついてしまっておりました。この六七年で 私の老化も相当に進んでいますから視力が落ちているでしょうから レンズの度も進んでいるでしょうから いい機会ですから 買い替えるチャンスだと いいように考えることにしました。

    私は今年62歳になってしまいましたから 頭髪の白髪の割合も相当に高くなってしまっておりますし 度忘れする傾向が強くなってきていることも自覚しております。あまり気づきたくはありませんが 耳も少なからず遠くなってきているのでしょう。テレビの音量のボリュームが 高いと奥様にしょっちゅう文句を言われてしまいます。ですから 眼鏡を現在の視力にぴったりと合ったものに 買い替えるべきだとは 気付いておりましたが まだ使えるうちは貧乏性の私には 新しい眼鏡を購入する勇気がございません。

    修理のしようがない位にポッキリト折れてしまいましたから 眼鏡を新しくするいい機会だと考えようとしてはおりますが 現実に数万円のお金が飛んで行ってしまいますから 残念でしょうがありません。これぐらいの金額は 夜中に緊急の患者さんを診察すれば 直ぐに稼げるのですから そんなに深刻に考える必要はありませんが 私は本当に貧乏性で 予期せぬ出費には かなりガックリきてしまいます。まあ新しく 幾らかでも見栄えの良い眼鏡を購入して 気分良く仕事が出来ることを喜びましょう。

     

  • 7月20日 吉本の宮迫さんたちの記者会見が開かれました

    私は 不勉強なので 今回の事件の詳しい真相までは知らないのかもしれませんが 宮迫さんたちが ここまで追い込まれるほど 悪いことをしたとは全然思っておりません。ですから 首相の安倍晋三は大っ嫌いで軽蔑しておりますので呼び捨てにしますが 非常に面白い芸人である宮迫さんは さん付けで呼んでしまっております。吉本と言う会社が ギャラの大部分を持って行ってしまって 芸人の取り分が非常に少ない なんていう事は 関西人なら常識だと思います。「ギャラより高い交通費」という有名なフレーズがありますが 最初は意味がよくわかりませんでしたが もらえる金額よりも交通費の方が高くて 仕事をすればかえって 金銭的にマイナスになる と言う意味だと理解して 愕然としました。

    但しそんな事は 皆わかったうえで 吉本と言う会社を選んで所属したのですから ギャラの安さに文句を言える立場には 無いように思います。吉本に所属しているからこそ 劇場に出演する機会がもらえて 実戦で芸を磨く機会が得られるわけだし 関西では抜群の知名度と営業力を誇る会社ですから どんなに無名の芸人でも そこそこ名のある芸人のバーターと言う形であったりしながらも 仕事をするチャンスももらえるのだと思います。そんなチャンスを生かして 少しずつ名が売れて 実力がついてきて 芸人として成長させてもらっているのですから 会社に文句は絶対に言えない立場なのかもしれません。少なくとも 吉本と言う会社側の人間は そのように認識しているのだと思います。

    宮迫さんたちが 出かけて小遣い稼ぎをした事を 「闇営業」と表現されますが なんかすごく罪深い事のようで 適切な表現だとは思いません。直接収入をポケットに入れてしまいますから 所得税を誤魔化していることになり 悪いことであるのは間違いないのかもしれませんが 大目に見てあげられる範囲の事だと思ってしまいます。会社側の取り分が あまりにも大きいので バイトをしなければ食べていけないような芸人は 山ほどいるのでしょうから そんな芸人からすれば 会社を通さない つまりギャラをそのまま受け取れる仕事に 飛びついてしまうのは 致し方のない事ではないでしょうか。

    そしてこういう仕事の機会が そんなに沢山ある訳じゃないのだそうですから たまにそういう機会に巡り合えたら 喜んで参加してしまう芸人たちを 責める気持ちにはどうしてもなれません。宮迫さんは 冠番組を幾つも持つ 一流の芸人ですから 生活の為にこの仕事に参加したわけではないのでしょうが 芸人と言うのは 人を笑かす機会があれば 喜んで参加してしまうのが本能なのではないでしょうか。

    今回の仕事を取り仕切っていたのが カラテカの入江と言う芸人なのだそうですが この人物の人脈の広さは 凄く有名な話で その交友範囲は 芸能界のみならず 経済界や政界にも広がっており その知己の広さから 当然色んな方面から 営業の依頼が舞い込んでくるのでしょうし 食うに困っている若手芸人の救済のために ある程度前向きに会社を通さない営業の仕事を受けていたのかもしれません、ひょっとしたら 斡旋する自分にも何某かの取り分を発生させていたとしても不思議ではありません。

    仕事をあっせんする以上は いかがわしい会社であっては困ることは 入江さんも承知していたはずですが 知人を介して紹介されたりしていたら 依頼された会社についての認識が甘くなってもしょうがないのかもしれません。今回問題となっている会社が 詐欺グループの隠れ蓑だったという事は 今では誰もが知っているわけですが その会社が詐欺グループの会社だとは 名乗ってくれないのです。勿論表向きには もっともらしい仕事をしているように 装っていたはずで その事を見抜けなかったからと言って 入江さんを大変な悪者にするのは 如何なものでしょう。

    島田伸介という超一流の芸人が やくざとの交流があって 芸能界を去りました。その才能が失われるのは 非常に残念ですが 本人が やくざと分っていて ある程度積極的に関わり合いを持ったのだそうですから 厳しく責任を追及されるのは 当然だと思います。しかし今回の入江さんのケースについては 依頼を受けた会社が詐欺グループの隠れ蓑だったなんて 知る訳がありませんから 結果的にその類の会社の営業をあっせんしてしまったという事実には 勿論罪はありますが 紹介されて参加した芸人たちへ 責任を厳しく追及するのは 可哀想だと考えるのは 甘いのでしょうか。

    世の中の声としては 詐欺グループが稼いだ金からギャラを受け取ってしまった事への批判が多いように思いますが、受け取ったお札には 別に詐欺を働いて稼いだお金だとも 被害者の恨み言も書かれてはいないはずですから そのような犯罪グループの催しに参加してしまった事に関して 世間のある程度のバッシングを受けるのは致し方ない事かもしれませんが ワイドショーなどにパネラーとして参加している輩に 鬼の首でも取ったかのように 偉そうに責め立てられるほどの罪は無いように考えます。

    吉本の会社側としては 人気芸人を沢山抱えていますから 今回の件に関わった芸人に 全ての罪を押し付けて 首を切ってしまえば 解決できると考えているのかもしれませんが 普段から弱い立場の芸人が 自分たちが育て上げたと自負しているのなら 我が子同然の可愛い芸人が 世間から責め立てられているのですから 本来なら盾となり芸人を擁護する立場を取ってしかるべきなのに 全て芸人が悪い でお終いにして きちんと管理できていなかった自分たちの落度を全く反省せずに 乗り切ろうとしているようで とっても残念です。

    さんまが今回の件について発言していましたが 「自分は入江に サッカー関係の貴重品を手に入れてもらった恩儀があるから もし自分に声がかかっていたら その催しに参加していたと思う」と言うのがありました。もしさんまが 今回の件に関わっていたとしたら 吉本と言う会社を根底から覆す事態になっていたのかもしれませんし 全てをタレントの責任として 自分たちは関わっていないのだから 一切責任がない 等と言う呆れ返るような態度は取れないと思います。

    いずれ吉本側から責任者が出てきて 記者会見があるのだと思いますが 宮迫さんが あれだけ誠意のある態度で正直な気持ちで会見したのですから その所属する会社として恥ずかしくないような 誠意ある姿勢を示してほしいものです。アメフト問題では 日大の最重要人物が 結局全く顔を出さないで 弁解も謝罪もないままに 世間が忘れ去ってしまいましたが 今回はそのような事はない事を期待します。