7月2日 飲酒してからの車の運転は「未必の故意」なのではないでしょうか

千葉県八街市で下校途中の小学生の列にトラックが突っ込み5人が死傷した事故は 運転者が過失致傷もしくは危険運転致死傷の罪に問われているみたいですが 問われる罪が軽すぎるのではないでしょうか。飲酒運転が 厳禁であることは 免許を取得して運転している人間だけではなくて 子供ですら認知しているぐらいの「日本の常識」と言えるのではないでしょうか。飲酒運転が禁じられているのは 安全に運転ができないからであるのは明白ですし この運転者は自分の意志で飲酒して その直後にこれまた自分の意志で 車を運転したのですから 交通事故を起こすのは当然予測できた結末のように思います。
飲酒運転は 発覚すると当然直ちに免許取り消しになりますが この運転者はひょっとして免許取り消しになったら 当分は仕事が全くできない運転手という職業であるにもかかわらず 日常的に飲酒運転を行っていたのかもしれません。「未必の故意」とは 犯罪事実の発生を積極的には意図しないが、自分の行為からそのような事実が発生するかもしれないと思いながら、あえて実行する場合の事なのだそうですが 車を運転している場合の最大のトラブルである人身事故を 起こしても構わないので 自分の都合を優先して 飲酒したことを自覚しながら 運転して今回のような悲惨極まりない事故を起こしてしまいました。
被害者のお子さんたちとは まるっきり赤の他人である私から見ても とても許されるべき行為ではないように思います。私は 下戸なので 飲酒運転をする可能性は皆無ですが 飲酒の習慣のある人の場合 酒による酔いを自覚しているうちに 運転をしてしまったら 人身事故を起こして 場合によっては死亡事故になってしまう可能性を 覚悟のうえで運転するわけですから この行為に対する刑罰は 殺人罪を適用すべきではないかとおもいます。少なくとも 子供さんをひき殺されたご両親にしたら 突然何の罪もない幼い子供の命を奪われたのですから そのお気持ちを考えたら 殺人罪という罪状で 裁くべきだと考えます。
過失や危険運転なんていう 軽すぎる罪として扱うから 飲酒運転がなくならないのだと思いますから 繰り返し申し上げますが 大切な子供さんをひき殺された ご両親のお気持ちを考えたら それこそ死刑という判決まで考慮しての裁判を行うべきだと思います。全くお酒の嗜まない私としては 酒飲みの気持ちは正直分かりかねますが 飲酒運転をするのなら そして死亡事故を引き起こしてしまったら 死刑判決を受けるかもしれない ぐらいの覚悟を決めてから そんな暴挙に出て欲しいように思います。恐らく今回の事故を起こした運転手は 数年の実刑は喰らうのでしょうが 数年刑務所で大人しくしていれば 勿論前科者という烙印は 押されてしまうのでしょうが 何事もなかったような顔をして 日常生活に戻れるのです。幼い子供さんをひき殺されたご両親は 恐らくご自身が亡くなるまで 心の底から笑える日常なんて 戻ってこられないのだと思います。
刑罰を 犯罪の抑止力として考えるのは あまり適切ではないのかもしれませんが 飲酒運転での死亡事故は 死刑判決を受ける確率が高い という事実が 世間で認知されたら 飲酒運転は世の中から かなり減少するのではないでしょうか。私は ウッカリ者ですから 素面の状態で運転していても 冷っとする瞬間が 時々あります。偉そうなことを書いていますが 明日ひょっとしたら 私自身が死亡事故を引き起こしてしまうかもしれません。ですから この悲惨な交通事故を反面教師として これまで以上に 安全運転を心がけようと考えております。

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