2月9日 今日はフグの日だそうです

 関西の方に限らないのかもしれませんが フグという魚は恐ろしい毒を持っていながら 食物として 非常に珍重されているようです。確かにその身は綺麗な白身で 刺身にしても 鍋に入れても から揚げにしてもそれなりに美味しいとは思います。白子も見た目はちょっとグロテスクですが 上手に調理されれば 凄く美味しいとは思います。でもなんでフグはあんなに高価なのでしょう。体内の毒のせいできちんとした資格を持つ方にしかさばけないからなのでしょうか。

 正直に申し上げると私は味覚力が劣っているのかもしれませんが フグをそれほど特別に美味しい食材とは思えません。刺身で私が一番おいしく感じる魚は断然アジです。魚ではないけれど仕事で北陸にいた頃に食べたバイ貝の刺身も凄く美味しかったです。他にブリやイカのゲソ、サーモンなどが好きです。マグロは中トロは美味しいですが大トロになると油濃すぎて美味しく感じません。これら魚の刺身とフグの刺身を比較してみてもフグの方が格別に美味しいとは全然思えません。

 お鍋の具材としてもタラやブリ、サーモンなどが割と好きです。 フグは勿論美味しいのですが他の魚に比べてさほど違いを感じません。価格の違いを考慮するとフグよりもタラをたくさんたべる方が魅力を感じるかもしれません。

 フグは高価な食材だから お店で食べても さばいた身を買ってきて自宅でお鍋をするにしても 高くつくのが当たり前。高いのだからその分美味しいのが当たり前という感覚で誤解されていらっしゃる方が結構多いのではないでしょうか。

 私の味音痴の自慢を長々としても 不愉快になられる方が増えるばかりだと思いますので 本日はあっさりと終わりに致します。

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