2月27日 本日から献血週間なのだそうです

私は どちらかと言うと血圧が高いので 献血できる機会があれば 私の様なものの血液でも世の中のお役にたてるのかもしれないし 血液を抜いてもらった分血圧も下がるのでしょうから 積極的に献血をしています。ほとんどの場合 全血を四百ml抜いてもらいます。私はとにかく腰抜けのビビり野郎なので 体に張りが刺さっている時間が少しでも短い方がいいので 短時間で済む全血献血を選択しています。献血した日は なるべく運動などしないように とか直後におしっこをするときには ふらつくことがあるので男でも座って排尿するように 等と言われているみたいですが 私はそんなこと全く信用していませんでしたので 昼に献血して 一時間後からプールで泳いだことがあります。
水泳は全身運動ですから 普段でも泳いだ後はかなり疲れてしまいますが 献血直後に泳ぐと その疲労感が 普段よりもずっと強く感じました。泳いていると何となく意識が薄れるのを感じたので 泳ぐことには危険を察知して 水中歩行ばかりを繰り返していました。水中にいた時はちょっとしんどいかな 位でしたが 水から上がって全体重を普通の重力で感じた時には思わずしゃがみこんでしまいました。いい年をした大人で 献血直後に泳ぐような愚かな行為をする人は 殆どいないとは思いますが 献血後に運動は控えた方が賢明だと 身を持って痛感しましたので 注意してください。
献血をすると 一般的な血液検査の結果を郵送してくれますから 無料で健康診断してもらえるので お得かもしれません。私は心臓を患っていますから 定期的に通院して 検査を受けていますが、+αの検査として 参考にしています。いつもは枚方市駅に常設されている献血ルームで献血しますが たまに平和堂などに献血カーが停まっているのを見て 受付してもらいますが 四百ml献血すると三か月の間隔があかないと 次の献血が出来ない規則なので 間隔が足りなくて 献血を断られることがあります。せっかく善意で受付しているのだし 少なくとも前回献血をしたときからそこそこ日にちが過ぎているので 固い事等言わないで 献血させてくれればいいのに と思いますが 赤十字も親方日の丸なのでしょうから融通が利かないのは しようがないことかもしれません。
私が高校生の頃に読んだ五木寛之の小説「青春の門」の確か自立編だったと思いますが 主人公の信介が貧乏学生でしたから 金を稼ぐための一手段として 製薬会社に売血する場面が描かれていました。私は若い頃から 血の気が多くて 血圧が高めでしたから 大人になったら自分の血液でお小遣いが稼げるのなら 血圧が下がって健康にもいいので 是非やってみたいと思っていました。しかし製薬会社が血液を買い取る制度は1950年代から60年代までで終了してしまいました。楽にお金が稼げるので 売血だけで生活する人たちが出現してしまい その為に薄くて輸血に使えないような不良血液が続出したからかもしれません。
そんな困った状況になったので それ以降は 無料で献血してもらう制度に変更されたのだそうです。勿論無料で血液を提供してもらう訳ですから 献血してもらう側としては 手を変え品を変えて 献血者にサービスしています。岐阜の献血センターでは ハンバーガーセットのクーポン券がもらえました。どこの献血センターでも ジュースの類は飲み放題だし テーブルに置かれたかごにはキャンディーやクッキーなどは食べ放題です。マンガや雑誌なども豊富においてあり 待合室は冷暖房完備ですから 寒い時期や暑い時期には 喫茶店に行けばお金がかかりますから 無料の休憩所代わりに何度も利用していました。
私は血圧高めですが うちの奥様は血圧が低いので 献血したくてもさせてもらえません。現在慢性的に手術などで輸血に使う血液は不足している と聞いています。血圧の低い方 貧血傾向のある方は 体質的に無理なのだとは思いますが 私の様に慢性的に血圧高めの方は 機会があれば 献血するように心掛けましょう。何時自分が交通事故などに遭って その手術のために輸血が必要になるか 分りませんから 「情けは人の為ならず」 と言う言葉があるように いざと言うときに自分の身を守ることにもつながるのかもしれませんので 時間と体力に余裕がある時は 献血を心掛けましょう。

ブログ一覧