10月10日 菅のジッチャンは 本当にボケ爺なのでしょうか

菅のジッチャンは 学術会議で推薦から外した六人について 今頃になって 知らなかったふりを始めました。もし本当に知らなかったのだとしたら 当然この事実が発覚して 問題視されて 初めて問い質された時の 対応からして 全く異なっていたはずだと思いますが よくも今更どうして 知らぬ存ぜぬで押し通そうと判断してしまったのか 見当もつきませんが アベチャン以上に 厚顔無恥なジジイが 首相になってしまって 呆れ果てて 困り果ててしまいます。こんな姑息な手段を使って 国民を騙せるとでも思ったのでしょうか。アベチャンが アベノミクスを信じてついてきたら 国民の生活が必ず楽になる 等という見え見えの大ウソを見事につき通したのを 間近で見ていたので 簡単に国民を欺けると思ったのでしょうか。
日本国民は 羊みたいに 従順だから 森友家計問題や 桜を見る会について アベチャンが何一つ キチンとした釈明をしていない無責任極まりなさを 文句ひとつ言わず見過ごしてくれていますが こんな事実が アメリカの大統領選挙の論戦の材料に取り上げられたら それこそ徹底的につるし上げを喰らう位の大問題だと思います。今度の問題にしても 要するに 政府にたてつくような行動をとれば 学者の場合 ある意味生涯の目標であるのかもしれない学術会議の会員という身分から排除したり 役人の場合は 降格して島流しにすることを慣例化して 何でもかんでも政府の というよりも菅のジッチャンのいう事を聞かせようとしているとしか 思えません。
中央官庁に限らず 役人の巣窟は たまたま選挙で当選しただけのぽっと出の 政治家のいう事なんかさっぱり聞いてもらえない 伏魔殿と言えるのかもしれませんから その牙城を揺るがして 風通しを良くする必要があるのかもしれませんが 世の中で 選挙に当選した政治家が一番偉いのだ という気持ちをあまりに前面に押し出して行動されるのも 決して褒められた態度ではないように思います。アベチャンにしても 菅のジッチャンにしても それだけ踏ん反り返られるのは 自民党が衆議院議員の絶対多数にも及ぶ議席数を現在も そして選挙制度が変わらない限りは恐らく今後ずっと続くからだと思います。
このブログでは 何度も何度も繰り返し書いておりますが こんな自民党の一党独裁 ある意味では中国や北朝鮮と似たり寄ったりの独裁政権が敷かれてしまったのは 小選挙区制選挙という一番図体の大きな政党に圧倒的に有利な選挙制度にうっかりと改悪されてしまったからです。小選挙区制の選挙の場合 単純に支持する人が一番多い候補者がほぼ間違いなく当選してしまう制度なのです。国民の意思が そのまま反映される結果が出るから 良い制度ではないか 等と勘違いをしてはいけません。この選挙制度は 二大政党 たとえばイギリスの保守党と労働党 アメリカの民主党と共和党のように二大政党が確立されている場合は その時の両党の政治的主張や国民の感情によって 国民の意思が結果にかなり鮮明に反映されますから 素晴らしい制度なのですが 日本のように 主義主張がかなりかけ離れた野党が乱立するお国事情だと 中選挙区制度 つまり一つの選挙区から 三から五人の当選者を選ぶ選挙制度が 日本の場合の国民の気持ちを反映しやすい 世界的には珍しいのかもしれませんが 日本にとてもマッチした選挙制度だったのです。
ですから 中選挙区制度に戻せば 再び個性的な野党が息を吹き返すのかもしれませんが 現在のように 野党という立場は取っているけれど 根っこは自民党出身の議員や 選挙地盤の事情でたまたま野党から出馬しているような議員ばかりの野党では 国会でも本当の意味での政策論争など行われるはずがありませんから 猶更菅のジッチャンの首相としての椅子が安泰になってしまって そんな話は聞いていなかった 知らなかったなんて ド厚かましい言い訳を どや顔で言い出せてしまいます。自民党にとって 不利益になる中選挙区制度に戻すような話は 恐らく永久に持ち上がりもしないでしょう。
私が政治家として 圧倒的に大嫌いな政治家である アベチャンが退陣してくれさえすれば きっと明るい日本が見えてくると 長いこと信じていましたが アベチャンの次が さらに不愉快極まりない独裁者になってしまったのでは 本当に日本の未来は 絶望的だと思います。期待しても無駄なことは 重々承知していますが 菅のジッチャンに ほんの少しでも人間としての良心があるのなら 学術会議のメンバーから六人を外したのは 政府にたてつくような発言や行動があったからだと 正直に告白してもらいたいです。誰が言い出したのか知りませんが 総理はこの六人の存在を知らなかった という事にしましょう と言い出した総理の側近は 今後明るい未来が待っているのでしょうね。その分日本の未来が暗くなってしまいますけれど。

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