10月15日 本日は枚方動物愛護デーでした

このホームページでも少しだけ宣伝させていただきましたが 保健所さんの主催で 「枚方動物愛護デー」が開催されました。今年から始まった企画なので どのような雰囲気になるのか心配していましたが お天気には恵まれたみたいで そこそこの人が集まって頂けたのかもしれません。枚方市の獣医師会としては 協賛させていただき 健康相談という形で 協力させてもらいました。

午前十時から午後四時まで開催されましたので 午前十時からは私が 午後一時からは小嶋先生にお願いして相談役を担当しました。今年が初めての試みで PRも不十分だったせいか 十時を過ぎてもなかなか人が来られなくて 尚更相談に来てくれる方もいらっしゃらなくて 寂しい思いをしておりました。

結局十二時までに 二組の方が相談に来られました。二組とも普段かかっている病院で病気の治療をしているのですが 一向に回復しないけれどどうしたものか といった相談内容でした。出来るだけ客観的に判断して アドバイスを差し上げたつもりですが 参考にして頂ければ幸いです。私は男のくせに結構お喋りなので どなたでもよいから何らかの話題についてお喋りしていれば 時間が経つのも早く感じますが 二組の方と併せて30分以上はお話したと思いますが それ以外の待ち時間がかなり退屈でした。

ましてや用意された席が 会場の一番入口の目立つ場所に座らされましたから 奥まった目立たない場所なら 欠伸をしようと鼻くそをほじろうと自由なのですが 目立つ場所に座らされた為に 緊張しながら座っていましたから 尚更時計の進むのがゆっくりに感じられました。午後の小嶋先生が担当する時にはもっと人出があって 相談の件数が多ければよいのに と思いながら帰りました。せっかく休診日の貴重な時間を割いて 参加していますから それなりに有意義な健康相談になってほしいと感じました。

今年は初めてですから 保護されている動物や 里親さんに引き取られて幸せに暮らしている動物の写真の展示が主な催しでしたが 来年からは できたら実際に保護されている犬をみてもらい 触ってもらうような企画があれば もっともっと人はたくさん集まると思います。動物を登場させるとなると その準備や運営がかなり大変になるのでしょうが 盛り上げていくためには必要なのではないかと思いました。

私が午前中で相談役を切り上げたのは 近所の杉中学から 職業体験実習の為に中学生に病院の仕事を見学させてほしいとの申し込みがあり 一時から見学に来る中学生が下見がてらやって来ることになっていたからです。一時少し前からシャッターを開けて待っていましたら 約束の時間の数分前に制服姿の女の子が二人尋ねてきました。

二人とも真面目そうな中学生で きちんとはきはき挨拶ができたので好印象を持ちました。二人とも動物病院を実習場所に選ぶくらいなので 将来は動物に関わる仕事に就きたいと思っているみたいなので うちの仕事を見学して がっかりさせないようにこちらとしても頑張ろうと思いました。実際に見学に来るのは十一月になってからの事ですが それまでに病院の仕事についてや動物について いくつか質問を考えてくるように宿題を出しました。

可愛い女の子が実習に来てくれるのは嬉しいのですが 我が母校 岐阜大学農学部獣医学科での男女比率ですが 私の学年は定員30名のうち5名が女の子でした。当時多くとも女の子は一桁だったそうですが 私が卒業する頃には 新入生では女の子が過半数を占めていたそうです。獣医さんは知識も大事ですが結構体力も必要な職業であり 内容によっては女の子がどんなに頑張っても難しい事も少なからずあります。女の子が多ければその辺りで困ったことが起こりそうだと先生方が心配されていました。現在の男女の比率は全く知りませんが もう少し男の子で動物に興味のある人が獣医学科を目指して欲しいと思います。

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