10月7日 映画「心が叫びたがっているんだ」を鑑賞してきました

この映画はアニメでありますし 青春真っ只中の高校生を描いたドラマなので それ相当の切っ掛けが無ければ見に行かなかったと思います。そのきっかけとは この映画の主題歌を私の大好きな乃木坂46が歌っていたからです。それと数年前に公開されたやはりアニメ映画で「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」というやはり高校生の一夏を描いた青春映画のスタッフが 同じ秩父を舞台として描いた映画だったから 余計に見たくなってしまったようです。

「あの日…」は先月に実写版で放送されたばかりでしたが うっかり見逃してしまいました。アニメ版はUチューブで有難いことに 無料で簡単に見ることが出来ました。私はもうすぐ還暦を迎える 頭の薄くなった太った爺さんですから致し方のないことなのかもしれませんし、病院の受付にあるパソコンで再生したために どうしても映画に集中できにくい状況であったためかもしれませんが それほど感動した、心が揺さぶられた という実感はありませんでした。

ただ若い人たちにの心は大いに揺さぶったみたいで 映画に描かれている場面が 非常に秩父の現状を正確に再現したものであったらしくて 映画の印象的なシーンの場面を若い人たちが訪れて 登場人物のポーズをまねて写真を撮ることが 聖地巡礼として流行している というニュースを見て それほど感動的であったのかなあ と感受性の鈍った年寄りには 素直に理解しがたかったです。

今回見た「心が・・・」も同じく秩父を舞台として描かれていましたし またこの映画も現実に忠実に場面を描かれているのだそうなので この映画の名場面もやはり若い人が訪ねていって ポーズをまねて 写真を撮る 聖地巡礼が流行するのかもしれません。ただこの映画は映画館で 夫婦50割引きで2200円支払って鑑賞したわけですが やっぱり期待したほどには感動できませんでした。

それなりに 映画のストーリーに引き込まれはしましたが 感動して涙を流すほどのことはありませんでした。自分としては感受性が鈍くなってきていることを殆ど自覚できていません。肉体の衰えは 髪が白くなりボリュームもなくなり 体力の衰えを痛感させられてはいます。最近 感動して涙を流した経験も殆どなくなってきているのは事実ですが それはたまたまそのような場面と遭遇していないだけなのかと思っていましたが 恐らくは心の感受性も老化現象によって鈍くなっているのでしょう。

肉体的な衰えは受け入れざるを得ませんが幾つになっても心の老化現象は 正直な気持ち受け入れたくありません。若い頃に感動して涙した小説や映画を見直してみて 感受性の若返りを図ろうと思ってしまいました。心のリハビリに頑張ってみます。

 

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