11月12日 コロナ禍によって 非正規雇用の方々が仕事を減らされたことで 会社側を訴えるのだそうです

私はこのブログで何度も何度も書いておりますが 新型コロナ感染症なんて 恐れるに足らない つまらない病気だと思っておりますが 人間社会に大きなダメージを与え続けているのは 間違いない事実だと思います。感染人数を抑えようとして 色んな立場のお役人たちが 外出を自粛するようにお願いしまくっております。日本の場合 法律上何故か強制はできないみたいなので 全てがお願いベースなのが 不思議ですが 猶更不思議なのが そのお願いを国民が見返りさえ求めないで 受け入れて そのお願いを聞き入れてしまっています。
その為に 外食産業や観光業など分かり易いジャンルのお仕事だけでなくて あらゆるジャンルお仕事に 少なからぬダメージを与えているみたいです。うちの病院は 本当に有り難いことに 例年と患者さん数も売り上げも 大して変化がないみたいです。只 お仕事の量が減少してしまって 売り上げや利益が減少してしまった会社の経営者にしてみれば 省ける出費を省いていこうとするのは 当然のことだと思います。一番簡単なのが カットできる人件費なのかもしれませんが 正規の従業員の場合 かなり法律的に厚く保護されているみたいです。
だとしたら人件費を縮小するためには 非正規雇用の人たちに任せていた仕事とお給料を省こうとするのは 致し方のないことのように思われます。非正規の形で採用されていることは 当のご本人も納得されているのではないでしょうか。仕事が順調であり 人手が足りない時に 臨時で もしくは会社側の必要に応じてお手伝いをお願いしているのが 非正規雇用の方々だと私は認識しています。うちの病院も 現在よりももう少し流行っていて お手伝いが必要な時期は アルバイトを募集して お手伝いをお願いしていた時期がありました。
所がここ数年は 病院がさっぱり暇になってしまいましたから お手伝いしていただく必要が無くなりましたので アルバイトを雇うことを止めにしてしまいました。若いお姉さんが 通って来てくださるので 病院の雰囲気も華やかになりますし 根がスケベなジジイですから 勿論指一本その方々に触れたことはございませんが 若い女性が傍にいてくださるだけで 私自身が元気になっているのは間違いございませんでした。ですから アルバイトの採用を止めにすることは そういう意味でも残念ではありましたが 自分一人でもなんとかこなせる仕事の分量なら 一人で頑張るしかないと考えるのは 経営者としては当然の考え方だと思います。
ですから コロナ禍で会社全体の仕事量が減少してしまったら 当然売り上げも収益も減少しますから カットできる人件費を削るのは ごく当たり前の対処法だと思います。
コロナ禍のこの時期に 仕事の分量や収入が減少していることは 現場で働いていれば 当然理解できるのでしょうから 非正規雇用の人たちに仕事が回ってこないのは 当たり前だと理解して 甘んじてその扱いを受け入れるしかないように思いますが 如何でしょうか。私は非常に零細ながら 一応個人事業主ですから どうしても経営者のサイドに立って 物事を見てしまうのかもしれません。非正規雇用の人たちの立場が不安定であり 一方的に辛い扱いを受ける可能性もありますが 経営者から見れば  自分勝手な都合で 急に仕事を放棄されたりしても 文句を言えない存在ともいえるのです。
私も 実際に トリマー)犬の美容師)を 数人面接して 一人の方に決めて お仕事をお願いしたのですが 僅か一月後には 自分が妊娠したので 仕事を辞めます と言われたことがあります。まあそんな無責任な人間を採用してしまった 私が悪いのかもしれませんが 一月後ですから 急に人材を確保できなくて 非常に困った経験があります。仕事をお願いする側にも それなりの都合があるのに 仕事を辞める側には そんなことどうでもいいと言った対応をされてしまいましたので その後人を採用するのが 恐ろしくなってしまいました。
私は非正規雇用の立場にたったことが ございませんので その方たちの抱える不安や不満を理解できないのかもしれませんが 逆に採用して仕事をお願いする立場の人間の不安や不満も またその人たちには理解できないのではないでしょうか。仕事の量が減少して 必然的に収益が減少する事なんか 誰も望んではいないはずですが その事は不景気極まりない現在 動かしがたい事実なのです。非正規雇用の立場だから こんな理不尽な扱いを受けるのだとしたら 頑張って正規雇用される立場になればいいじゃないか 等と申し上げるつもりはございませんけれど 元々不安定な立場でその職場に存在していたことを自分自身が 理解して納得して 働いていたはずですから 一方的に解雇された会社を訴えるのは 私は明らかにおかしいのではないかと 考えてしまいます。
勿論 急に職を失われて 経済的に困窮されている方々が 少なからずいらっしゃることは 分かってるつもりですし その方々に心からお見舞い申し上げたい気持ちもあります。日本と言う国は 最低限度の生活を保障してくれる制度があるはずですから 冷静になってそのような制度を活用してみるのも現状の解決策の一つかもしれません。コロナ禍が 一体いつになったら 解決されるのか 見当もつかない現在ですが 人類はこれまでも似たような病災から 必ず立ち直ってきましたから 明るい未来を信じて 頑張って今自分にできる事をやり遂げながら 生きてまいりましょう。

ブログ一覧