11月17日 本日は将棋の日なのだそうです

別にゴロ合わせにもなっていない様なのになぜ今日が将棋の日なのか調べてみましたら 昔将棋好きだった徳川家康が 囲碁と将棋を幕府の公認として扱い 年に一回の御城将棋の日と御城囲碁の日 即ち当時の最強者決定戦の日が 11月17日だったので そのまま将棋の日になったのだそうです。尚、囲碁の日は ゴロ合わせ的に一月五日の日だそうです。

私も小学生の頃 将棋に夢中になった日がありました。誰かが駒と将棋盤を学校に持ち込んできて クラスのチャンピオンを決めました。よそのクラスのチャンピオンとタイトルマッチのような試合をした時には 凄く盛り上がりました。日本の将棋の優れている点は 相手の駒を取ったら 自分の駒として使える点だと思います。その点でチェスよりも駒を交換したりして打つ手に幅が広がり面白い競技になっていると思います。ただ残念ながら日本の将棋は 殆ど日本の中でしか打たれていないように思います。他の国にはその国なりの将棋に似たゲームはありますが チェスのように多くの国で愛好者がいるゲームに比べて寂しいと思います。

私は岐阜大学に入ってからですから 30歳前後になってようやく囲碁のルールを覚えました。毎週日曜日のお昼に放送しているNHKの囲碁講座のアシスタントの島田ひろみちゃんが非常に可愛かったからかもしれません。前々から囲碁には興味があったのですが 将棋のように相手の王さんを取ったら勝ち という単純明快な目的があるわけではなくて相手よりも多くの陣地を作った方が勝ち というのが 何となく分かりにくくて とっつきが悪くて躊躇していました。

ようやく最低限のルールを覚えたので 岐阜大学の囲碁部の門をたたきました。大学の囲碁部ですから殆どの方が有段者で 私のような初心者であり かつ年齢が凄く上の人間を 受け入れて頂けるのか不安でしたが 思い切って尋ねてみると 皆さんわりと優しく相手をしてくださいました。ずっと年下の先輩方の指導で何とか5級ぐらいまでの力はつきましたが30歳過ぎて頭が固くなってしまったのか それ以上はなかなか強くなれませんでした。

勿論囲碁部には初心者の部員もいましたが 当然二十歳前後で 技術や知識の吸収力が段違いで あっという間に差をつけられてしまいくやしいおもいをしました。それからもなんとか強くなりたくて本を読んだり 通信講座を受けてみましたが 殆ど強くなっていないようです。でも囲碁はやっぱり面白くて 今でも大好きです。

私は将棋と囲碁の両方に熱中した時期がありましたが 現在は将棋には殆ど興味がなくて 囲碁の方が断然面白いと思います。囲碁は日本ばかりではなくて韓国や中国でも盛んであり ヨーロッパにもかなり広まっています。世界選手権なども開かれて 大変盛り上がっています。将棋が日本固有のルールで打たれているのに囲碁が世界に共通のルールで打たれているのは不思議に思いますが恐らく広まり方に違いがあったのでしょう。

最初に将棋に熱中したけれど現在は殆ど興味がなくて囲碁が大好きになっている状況は 最初にAKBが好きになったけれど 今では殆ど興味がなくて 後から好きになった乃木坂に夢中になっている状況に似ているようにも思います。そろそろNHKの紅白歌合戦の出場者が発表される時期ですが 今年こそは乃木坂が初出場を果たしてくれることを期待しています。出場が決まったら ステージの構成 歌う曲目とその順番などについて また熱く語りたいと思います。

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