11月22日 語呂合わせで「いい夫婦の日」なのだそうです

良い夫婦というものが どのような夫婦なのかその定義があまり明確ではないのかもしれません。喧嘩するほど仲が良い という言葉がありますから 普段口喧嘩が絶えない夫婦でも 実は自分たちの率直な意見をぶつけ合って しっかりとコミュニケーションが取れているので 二人の結びつきは 凄くしっかりとしているのかもしれません。逆に 普段からあまり会話や意思の疎通が少ない夫婦の場合 表面的には波風が立っていない状態かもしれませんが お互い相手がどんなことを考えているのか 理解できていないのかもしれませんから ある日突然離婚という思いもしない結論に達してしまったりするのかもしれません。
私と奥様は どちらもとてもお喋りな人間なので とにかく自分の言いたいことを喋ってしまいたい 相手の言うことをきくよりもまずは自分の発言を優先したい という我儘な二人かもしれません。少なくとも私はそんな人間です。どちらかが聞き上手なら 会話は弾むのかもしれませんが 互いに自分の主張を優先したいと考えてしまっているから ちょくちょく相手の主張に対する否定的な発言をしてしまったりして 自分の発言する機会を増やそうとしてしまいます。奥様に言わせれば 二人の会話は九割方私がしゃべっていると仰いますが 私の実感としてはほぼ五分五分で喋っているように思っております。
私としては 五分五分の立場で言い争っているように思いますが 二人の間で決定された事項を振り返ってみると 殆どが結局は奥様の主張が通っているように思います。それは奥様の主張の方が筋が通っているのかもしれませんし 奥様の方が説得力があるのかもしれません。とにかく二人で意見がぶつかると 最初は私が威勢よく自分の主張を繰り広げますが 奥様に私の主張することを一つ一つ論破されていって 結局は奥様の意見を採用せざるを得ないような雰囲気に持ち込まれてしまうのです。まあ奥様の方が私よりもずっと頭の回転が速いし 記憶力や計算力でも全然敵いませんし 遥かに口がたつので 言い負かされてしまうのは 致し方のないことかもしれません。結果的に 奥様の主張通りに決定したことが 後で困ったことになった記憶はありませんから 私の気持ちの中でも 奥様の言い分を認めておけば結果的に間違いないと思っているから その主張を素直に受け入れているのだと思います。
そんな訳で 私と奥様は かなりの頻度で意見がぶつかり合いますが お互いに言いたいことを言い合って 包み隠さず自分の主張をするので たとえ私の意見がほとんど認められてはいなくても 二人の間にはわだかまり等が殆どないと思いますから 結果的には仲の良い 親密な関係が維持されているのだと 少なくとも私は思っております。私は 本当にだらしのない さぼりたがりの ふしだらな人間ですが 奥様が傍にいて下されば 何とか人の道を踏み外さずに生きて居れる様に思います。奥様には 日頃から本当に感謝しておりますから 今後も出来るだけ大切にしたいと考えております。ですから少なくとも私は うちの夫婦はとても良い夫婦だと思っております。私が死ぬまで ずっとこの関係が続いてくれさえすれば 私は大変幸せな人生を送れると確信しております。

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