12月2日 父親が介護が必要な状態についての判定を受けました

現在体調を崩して入院している父が 退院後介護の必要な状態として どの程度にあるのかを市役所の判定員さんにみてもらって判定して頂きました。公済病院の入院室に判定員の方に来てもらって 具体的には父と三十分ほど面談をして判定してもらいました。長男である私と お世話になっているケアマネージャーさんが同席しました。

私は介護の必要な度合いについては全くの素人ですから 見当がつきませんが 現在父の要介護の度合いは 要支援の二段階目なのだそうです。それで現在の所介護保険を使って 週に三回 一日に一時間ヘルバーさんが来てくださって 父の面倒をみてもらっています。その三時間で 部屋の掃除をしてもらったり 洗濯をお願いしたり 必要に応じて買い物に出かけてもらう事もあるのだそうです。

以前は近所のスーパーまで自分で買い物に出かけられていたのだそうですが 最近では買い物に出かけるのは何とかできるらしいのですが 帰りには当然購入したものを持ち帰らなければなりませんが その作業がしんどくなってしまいできないので 時々ヘルバーさんに買い物に出かけてもらう事があるのだそうです。

今年88歳になってしまいましたから 徐々に自分でできることが少なくなってくるのは致し方の無い事かもしれません。まだ排泄が普通の下着で普通にできているだけでも有難いのかもしれません。父が自分の現状から感じることからすると 今回退院してからは これまでの週に三回のヘルパーさんの訪問では 自宅に帰ってからの生活に不安があるのだそうです。

父の望みどおりに介護保険内で ヘルパーさんの訪問の回数を増やしてもらうためには 父の介護が必要な度合いが 要介護状態にならないと難しいのだそうですが 判定員さんの目には父の現在の状態がどのように映ったのでしょうか。判定のある程度の目途が立つのに一週間ぐらいは要するのだそうです。今週中位には何とか見当がつくらしいのですが ケアマネージャーさんに尋ねたところでは 父の現状から判断すると 要支援2の段階から 要介護状態と判定が上がるのは難しいだろうとのことでした。

父がヘルパーさんの訪問の回数を増やしてほしいのは これまではあまりお願いしていなかった食事の準備をお願いしたいからなのだそうです。入院している間は当然ですが三食とも上げ膳据え膳です。これまで父は食事の準備はすべて自分でしていたみたいなのですが ヘルパーさんに食事の準備をお願いしたい気持ちになったのは 入院中の上げ膳据え膳を経験してしまったので 食事の準備をすべて自分でするのが面倒になったのだと思います。

前回に退院した時には 暫くはお弁当の宅配も受けていましたが 味付けや価格などが気に入らなかったみたいで 宅配はすぐにすべて断ってしまったらしいのです。父は一体何様のつもりなのでしょう。父の希望通りに週に五回人に来てもらうためには 私費で家政婦さんを雇わなければならなくなりそうですが そうなると月に数万円出費が増えてしまいますから ケチな父が身銭を切って人に来てもらう生活をいつまで続けられるのか疑問です。

私は以前にも書きましたが いい機会ですから退院を切っ掛けに父を受け入れてもらえる施設に入ってもらった方が安心できます。そもそも今回の騒動にしても 風邪がこじれて肺炎にまでなってしまったが為に 入院騒ぎになってしまったのです。それなりの施設に入ってさえいれば 風邪をひき始めた時点で適切な治療を受けられて それだけで済んだ事なのかもしれないのです。

父がどうしても施設に入りたがらない本当の理由は分りませんが 恐らくは自宅にいるように 好き勝手に酒が飲めなくなるし 外出もできなければ 入浴もできなくなりますから なのだと思います。そのような好き勝手が出来なくなりいろいろと制約は受けますが 食事の心配もなくなりますし 掃除も洗濯もすべてお任せで済んでしまうのです。勿論楽をする分お金はかかりますが 父親の年金を当てれば当面の持ち金を減らさないで済むぐらいの金額のはずです。

どうせ老い先は短いのですから 何故自分の為にお金を有効に使おうとしないのか 不思議です。兎に角 我儘放題の私から見ても 父の我儘は度を越しているように思えます。老いては子に従えと言いますが 全く私の意見に耳を貸すことがありません。今まで好き勝手放題のやり方で生きてきたから 殆どストレスを感じないで長生きしてきたのでしょうから 家族としては父が死ぬまでその我儘と付き合わなければならないのかもしれません、親が長生きしてくれているのですから 有難がらねばならないのかもしれませんが 父もいい加減周囲に気を使ってくれるようになれば 嬉しいのですがまあ無理でしょう。

ブログ一覧