2月11日 本日は 建国記念の日なのだそうです

「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として、1966年に定められ始まりました。そもそも明治時代、初代天皇と日本書紀などに 記されている神武天皇が即位された日を日本の紀元(歴史が始まる最初の日)としたことからであり 戦前は「紀元節」と言われていました。所が戦争に敗れた直後 敗戦国日本を支配していたGHQが そのような祝日を認めると またまた日本が 天皇を中心として日本人の団結力が高まるのではないかという事を懸念して 廃止させたのです。
しかし日本が始まった日をお祝いしたいという国民からの根強い そしてごく当たり前の要求があり なかなか国会で承認されませんでしたが 紆余曲折あって1966年にようやく 国民の祝日となりました。ただし野党などからの強い反発がありましたし 神武天皇自体の存在を証明する物が無かったことなどから 総合的に判断して 記念日ではなくて あくまで日本と言う国が建国されたことをお祝いする日 と言う事で建国記念の日と言う表現に落ち着いたのだそうです。
今回 何となく調べてみて 初めて そのような流れによって 記念日ではなくて 記念の日と言う表現が使われていることを初めて知りました。でもこのことを御存知ない方は 結構多いように思いますが如何でしょうか。まあ子供の頃や サラリーマン時代は とにかくお休みになるので 祝日なら何でも有難かったです。但し 自分で開業して 祝日でも水曜日以外は仕事をすることに決めてからは カレンダーの表記が赤かろうと黒かろうと 無関係なので 祝日についても更に無関心になってしまいました。
私が子供の頃には 祝日には おうちの前に日の丸を飾ってある所が 結構多かったように思いますが 最近では殆ど見かけません。今では迂闊に日の丸を掲揚したりしたら ご近所に右翼関係者と勘違いされてしまうのかもしれません。テレビでも昔は 祝日に関する行事や出来事が 報道されていたように思いますが 最近では国民の関心が低下してしまったために そのような出来事をニュースとして流しても 視聴率が取れないからかもしれませんが ほとんど扱われなくなってしまい 更に国民の関心度が低下しているように思えて 残念に感じます。
ただ奥様が 久し振りに街宣車を見かけたと 仰っていましたから そちら関係の方が 一応出動して 割と地味に活動されていたのかもしれません。勿論その類の方が 元気よく活動されるところなんてあまり見たくありませんから 目立たない位で有難いようにも思います。日本人は 世界的に見ても珍しいぐらいに 信仰心が乏しいし 日本人としての自覚も薄いように思います。まあオリンピックの時だけは 日本人を応援して 日の丸を振りますから 全く愛国心がないわけではないのかもしれません。世間は冬季オリンピックに関心が集中しているのかもしれませんが 出来たら本日位は 日本の始まりや これまでの歴史更には今後について 落ち着いて考える一日になってほしいものだと 私がこのブログで発言しても 何の影響力もありませんよね。残念です。

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