2月13日 私の苦手な食べ物

 昨夜見た夢で 私が絶対に頭の上がらない高校時代の先輩に久しぶりにお会いして 私の嫌いなものを御馳走されて非常につらかったので 私の苦手な食べ物について書こうと思います。

 苦手な食べ物は勿論年齢とともに変化します。子供の頃には母親が食べさせてくれなかったので 塊の肉が一番苦手でした。何故なのか理由は分かりませんが 我が家では食卓に塊の肉が全然登場しませんでした。子供の一番好きな食べ物の定番であるカレーも何故かミンチ肉を使っていました。食べた経験のない塊肉はなかなか食べられませんでした。時々友達のうちで晩御飯をご馳走になることがあり カレーの場合もありましたが 食べられないので塊肉が入っていると 友達に食べてもらっていました。

 友達の家でご馳走になる分には 食べてもらえばそれすみますが 学校の給食に出た時が大変でした。給食は原則として残すことは許されません。カレーやシチューに塊肉が入っている場合は 配膳された時に 肉の入っていない皿を選びますが うっかりしいると苦手な塊肉を食べなければならなくなることがありました。小学校の給食に入っている肉の塊ですから 今考えると騒ぐほどの大きさではなかったのでしょうが 楽しい給食の時間が辛い時間に変わりました。仕方がないので一番最初に口に入れて全く咬まずにお茶とともに流し込むように飲み込みました。

 これではいけないと母親に訴えたので カレーに使う肉はミンチからスライスした肉にかわりました。カレーは今でも大好きな食べ物ですがやはりあまり大きな塊肉は嬉しくありません。自分で作るときも シチュー用の肉を使う場合は 一切れを三つか四つに切り分けて小さな塊肉にしてから使います。

 我が家ではステーキや焼き肉といった料理は皆無でしたら 今思うとやはり母親が塊の肉が嫌いだったのだと思います。我が家で肉を焼いた料理といえば やっぱりミンチ肉を使ったハンバーグ位でした。子供の頃には牛肉に限らず塊肉を焼いたステーキや焼き肉を食べたことがなかったので  焼き肉が大好きという友達の話を聞いて 不思議に思っていました。子供の好き嫌いは母親の好き嫌いが反映されるのだと思いました。そういえば我が家で出る塊肉の唯一の料理といえば トンカツでした。トンカツだけは食べなれていたので 不思議と美味しく食べられました。それから殆どの子供が大好きな鶏肉のから揚げもやはり食べなれていないので どちらかというと嫌いでした。焼肉もステーキもから揚げも大人になって食べ慣れたら今では大好きになりましたが 子供の頃は結構苦労をした覚えがあります。

 肉が苦手だった分 野菜は割と得意でした。私が子供の頃に子供の嫌いな食べ物の不動の一位はニンジンでしたが 全く平気だったし、ピーマンも美味しく食べられました。野菜で苦手だったのはセロリやニラといった独特の匂いのあるものがダメでした。まあ、セロリりもニラも子供が頻繁に食べる食材ではないので 殆ど苦労はしませんでした。

 大人になった現在でも苦手な食べ物がやはり肉系統ですが レバーを筆頭とするホルモン類です。子供の頃には普通のお肉いわゆる骨格筋ですら苦手だったので ホルモン系は最初は全て受け付けませんでした。友人たちと焼き肉を食べに行くとみんな美味しそうに食べているので 何度がチャレンジしてみて ミノやテッチャンといった消化器系統は少しずつ食べられるようになりましたが レバー(肝臓)やハツ(心臓)などはどうしてもたべられるようになりません。

 ですから苦手な野菜として挙げたニラとレバーの組み合わせニラレバ炒めは私としては最悪の食べ物です。勿論ニラレバ炒めが大好きな方も沢山いらっしゃるとは思いますが 私にはどうしても食べられない世の中で一番苦手な料理なのですが 昨夜の夢では私が一番苦手な先輩からニラレバを御馳走されて食べざるを得ない状況に追い込まれて 泣く泣く口に入れましたが呑み込めなくて悶絶している所でやっと目が覚めました。

 好き嫌いは栄養のバランスから考えてもよい事ではありませんが どうしても苦手な食べ物がみんな一つぐらいは絶対にあると思いますので くれぐれもそのような食べ物を強引に勧めることはやめましょう。

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