3月2日 コオロギ食について思う事

将来的に 食糧難の時代が来ることは 残念ながら間違いのないことのように思います。爆発的に人口が増加しているのですから 避けようのないことのように思われます。しかし同時に現在日本は勿論 中国やアメリカでも フードロスの問題が深刻化しているみたいです。将来確実に不足するであろう食料を 現在大量に無駄にしている という事実に人間の愚かさを改めて痛感してしまいます。スーパーで商品が並んでいると わざわざ奥の方の 賞味期限が長い商品を選んで購入している人を未だにちょくちょく見かけます。どうして手前に置いてある 賞味期限が短い商品から購入しないのでしょうか。この辺りにも 日本人の自分さえ得をすれば この世界がどうなったってかまわない という残念な気質がうかがえるようで 悲しいです。
さて本日の本題は いずれ訪れるであろう 昆虫食 その代表格になるであろう コオロギ食について思う事です。私は獣医師になるぐらいですから 子供の頃から 動物や昆虫が大好きで 団地のベランダの下に潜って 石をひっくり返しては コオロギを捕まえて 水槽でキュウリなどの餌をやりながら 飼っていました。コロコロという鳴き声が可愛らしかったので 喜んで面倒をみておりました。コオロギ食は 現在でも東南アジアでは行われている国々もあるみたいです。日本でもイナゴの佃煮や ハチの子を 貴重なたんぱく源として 現在でも食しておられる方々が いらっしゃるみたいです。イナゴの佃煮は かなり昔に 一度だけ食してみましたが イナゴの姿のまま 口に放り込むのには かなり勇気と時間を要しましたが 正直味は 良かった 言え美味しかったように覚えております。
コオロギなんて イナゴの親戚みたいなものですから 多分偏見をなくして 食べてみれば 結構美味しく頂けるのかもしれませんが 色が黒いので どうしてもゴキブリに近いイメージが湧いてしまうので 余程の勇気が 必要かと思います。三大栄養素の炭水化物 タンパク質 脂肪のうち タンパク質を摂取するのに どうしてもコオロギなどの昆虫を食べなければならない時代は いずれ必ず来るのだと思いますが せめて粉末にしたりして その姿かたちを 思い浮かべずに食べられるような調理法を期待しますし そんな時代が来るまで あんまり長生きしたくもないように思ってしまいます。

ブログ一覧