5月9日 衣替えをしました

私の場合の衣替えは 中学生が 学生服の上着を抜いて登校するようになるのと似たようなものです。私の場合 病院で診察をするときには いつも下はジーパンにサンダル履き 上は 冬場はポロシャツにトレーナー そして夏場は上半身が下着のTシャツに半袖のポロシャツの ワンパターンしかございません。この辺りも中学生が 学生服のワンパターンであるのと 似ていると言えそうです。但し 中学生の場合 学校の規則で決められているし 自由が許されていないのですからしょうがないのかもしれません。でも私の場合は 何を着ようと自由なのに 好き好んで子のワンパターンにはまっているのです。ですから 本日からの衣替えというのも 昨日までは上にトレーナーを着用しておりましたが そのトレーナーを脱いで 半袖のポロシャツ姿になった というだけのことです。
私は 太っているので 汗っかきですから 先日から 食事の時に 暑い食べ物を口にすると うっすらと汗をかいておりましたので まだ少し早いかな とは思いましたが 思い切ってトレーナーを着るのをやめにしてみました。長袖だったのが 突然半そでになりますので かなり身軽になった気分です。朝晩は まだ肌寒い日もありますから 半袖はちょっと辛いかなとも思わないではありませんが 昼間は結構温かい というよりもむしろ若干暑い位なので 心地よく過ごせます。毎年 トレーナーを脱ぎ捨てて二三日は なんとなく落ち着きませんが 直ぐに慣れてしまいます。
昔 一つ目の大学を卒業してから 三年ほどサラリーマンの経験があります。塩野義製薬の営業職でしたので 大学病院を専門に訪問する仕事をしておりました。営業職ですから 勿論スーツ姿で ネクタイを締めて仕事をしておりました。普段でも スラックスにジャケット 場合によってはネクタイを締めて 遊びに出かけたりしておりました。でも服装と共に 仕事の内容が私には そぐわないものだったからでしょうが 長くは続けられませんでした。塩野義という会社は 日本人なら誰もが耳にしたことがあるような 一流の会社でしたし 待遇も非常に良かったと思います。お給料も高かったし 福利厚生面も凄く充実していました。会社に対しては 何の不満もございませんでいたが やはり仕事の内容が 性に合わなかったみたいで 最初は結構頑張れたように思いますが この仕事を一生続けていくことは 考えられなかったので 三年ほどで 子供のころからの夢であった 動物のお医者さんになることを 目指して 再び大学受験に挑戦してしまいました。
動物病院を開業してからは 病院の先生ですから 白衣を着て診察される先生が多いことは分かっていましたが ただでさえ体調が悪くて 神経質になっている動物に 白衣という特異な服装で 動物に接することは如何なものかと考えて あえて普段着で動物と接するようにしました。勿論清潔さには 気を使って 毎日洗濯したての奇麗な服を着用するように心掛けております。勿論手術の時には きちんと滅菌した手術着を身に着けて 手術を実施しております。うちの病院では 動物たちが 他の病院でよりも リラックスしてくれている場合が多いように 飼い主さんから話をよく聞きますので やはり普段着で診察することは それなりにメリットがあって 間違いではないように思っております。
まだ 五月の上旬ではありますが 衣替えを済ませてしまうと 私は秋になって 半袖で過ごすのが寒いと感じる季節まで ひたすら半袖のポロシャツにジーパンとサンダル というワンパターンのスタイルになります。お洒落や服装に 興味のある方は 凄く多いと思いますが 私はこれまで自分の服装に 気を使ったのは 中学生から高校生のころ 所謂思春期だけでした。大学に入ってからは 別に晩から学生を気取るつもりはありませんでしたが 吐き古したジーパンにサンダル 上半身はTシャツかジャンパー のワンパターンで 現在と似たり寄ったりのファッション感覚でした。要するに 自分が来ていて 肩がこらない服装が好きだったという事かもしれません。そして 私は自分の外見に非常にコンプレックスを持っておりましたので 自分のような見てくれの悪い人間が 服装に拘るなんて おこがましいと考えていたのかもしれません。そろそろ暑い夏に向かって 季節は進んでいくのでしょうが ちゃんとした桜の下でのお花見ができていない今年は なんとなくですが まだちゃんと春を迎えられていない気分なので 夏の服装になることに 例年以上に違和感を感じておりますが まあすぐに慣れてしまうでしょう。そんなことよりも コロナ騒ぎが 一日も早くおさまってくれることを 切に望んでおります。

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