7月11日 運転免許の更新のための講習を受けてまいりました

一月ほど前に 免許の更新に 交野警察署を訪れました。届いたハガキを持って 数年前に撮影した顔写真を持って出かけました。本当は最近撮影した写真でなければなりませんが わざわざ撮影しに行くのが面倒だし 幾らかでもお金がかかりますから 節約してしまいました。まあくたびれたジジイの顔写真なんてそんなに変化もないのでしょうから 知らん顔して提出したら すんなりと受け取ってもらえました。視力検査を無事通過して 直ぐに講習を受けて帰ろうと思いましたが 何とその日に講習を受けたければ 三時間以上も待たされることになるのだそうです。日を改めれば 指定された時間に来ればいいので そんなに待ち時間は必要ありません。

そんな訳で本日三時半からの 一時間講習を受けてきました。優良ドライバーであれば 三十分で済むのですが 私は数年前に 無理して黄色信号を突っ切ろうとしたのですが 運悪くパトカーが停車していて 信号無視で捕まってしまい 減点を喰らってしまいました。その為に一時間講習を受けてまいりました。昔は 講習と言っても テレビのビデオをただ眺めるだけで済んだように思いますが 現在は異なります。偉そうにしゃべるオッサンが ペラペラと喋りつづけて45分が過ぎると ようやくビデオが流れましたが オッサンが常に目を光らせていますから 居眠りすらできませんでした。

ビデオを流すだけでは 殆どの人が居眠りをしているだけで 講習をする意味がないとは 以前から思っていましたから まあ講習の形態が改善されたと言えるのかもしれませんが 私は最近購入した俳句の本を しっかりと読み込もうと意気込んでおりましたので 残念でした。車の運転は 現在の私にとっては必要不可欠なものですが 私は70歳を超えたら 運転免許を返納しようと考えておりますので 免許の更新も 五年後にあと一回するだけになりそうです。何となく人生の終着点が見えてきそうで 悲しくなりますが 悲惨な事故を起こして 人生の晩年で大きな後悔はしたくありませんから 70歳を超えたら 免許を更新しないで 返納することを実行しようと考えております。このブログでも何度も宣言しておりますので 今更返納しないなんて言えないように思います。

私が運転できなくても しっかり者で車の運転もとても上手な奥様が 傍にいてくれるはずですから そんなに不自由はしないと思います。高齢者の事故がここの所頻発していますから 免許を取れる年齢は18歳以上と決まっておりますが 上限はないのだそうで 70歳になっても 視力や聴力の検査で問題が無ければ 免許は取得できるのだそうです。しかし十八歳未満は 取得できないのですから ある程度の年齢になったら 運転免許を更新できないようなルールがあってもいいのではないでしょうか。

田舎に暮らしているから 車が無ければ生活できない 等と言う意見もあるかもしれませんが 十八歳未満の人は 運転できなくても たとえどんなに不便な田舎であっても生活できているのです。いきなり免許を取り上げられるのではないはずですから 一定の年齢になれば 運転できなくても生活できるような準備をしておけば 何とか対処できるはずです。

お年寄りになればなるほど 運転の適性にも個人差がありますから 一定の年齢になれば 強制的に免許を返納させるにしても その線引きが相当に難しい事は分りますが このような法律は 決まってから実際に施行されるまでに かなり余裕を持たせるはずですから 実行は出来ない事ではないように思います、私は自営業者ですから 自分の仕事の辞め時も自分で決めなければなりません。年金なんて殆どお小遣い程度しか受け取れませんから 少しでも長く働くべきなのかもしれませんが 老後を充実させて楽しむためには 少しでも早く引退したい気持ちも強くあります。

運転免許も 返納してしまえば 自分で運転できない不自由さがありますが 悲惨な事故を起こさなくて済む安心感も得られるのです。仕事の辞め時も 免許の返納時期も 自分で決断を下さなければなりませんから 難しくて辛いでしょうが 後悔しないために自分で決めざるを得ません。軟弱極まりない私にできるのか 正直あまり自信はありませんが 自営業者の先輩方は 皆その難しい決意をなさってこられたのですから 何とかなるでしょう。

免許返納については 返納した人に何かかなり大きな特典が与えられるようにしたら いいかもしれません。例えば消費税を免除されるのなんかも 手軽でいいのではないでしょうか。それか 公共交通機関の生涯無料パスを贈呈するのは如何でしょうか。人間何か返納したらいい事でも無ければ なかなか返納しないように思いますので 政治家の方々には 現実に役に立つルールを作ってほしいものです。

 

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