8月17日 1786年の本日 デビークロケットが生まれました

デビークロケットは アメリカでは伝説的なヒーローでしょうから 何度となく映画化されたり テレビでもドラマ化されて描かれているのだろうと思います。でも私はジョンウェインが初めて制作、監督そして主演した映画「アラモ」の印象が強すぎて デビークロケットと言えば どうしてもジョンウェインの顔しか浮かんできません。

この映画は戦闘シーンなど相当に大掛かりでかなりお金をかけた超大作だと思いますが ジョンウェインが主演した映画としては アメリカではあまりヒットしなかったようです。逆に日本での評価の方が高かったのかもしれません。戦闘が本格化して 砦内の女性や子供が退場する場面など いかにも日本人が好みそうな浪花節的なエピソードがありますが この辺りの細やかな感情表現がアメリカ人にはあまりピンとこなかったのかもしれません。

私がこの映画が強烈に印象に残っているのは その音楽にも理由があります。ブラザーズフォーが歌う「グリーンリーブスオブサマー」が曲自体何とも物悲しい名曲だと思いますが 実はこの曲は私が一つ目の大学で所属していた合唱団で 先輩たちと組んでいた四人組のユニットで時々人前でも披露する機会がありましたが アンコール曲としていつもこの曲を歌っていました。そのためにこの曲は一番沢山練習もしたし 一番多く人前で披露した曲なので 特に思い入れがあります。このブログを書くので 久し振りにこの曲を聴き直してみましたが ブラフォーの数ある名曲の中でも一番好きな曲です。本当に名曲ですし 名演だと思いますから ご存じない方は インターネットがあれば簡単に検索できますから 直ぐに聴けると思いますので是非一度聴いてみることをお勧めします。

デビークロケットは 若くして政治家として成功していたので それなりに知名度もお金も稼いだはずです。にもかかわらず どうして全滅することが明白な 自分にとって縁もゆかりもない アラモ砦に駆けつけて 命をかけて戦ったのでしょう。負けることが分っていて 義の為に戦ったところは 来年NHKの大河ドラマで描かれる真田雪村にも似た 悲劇のヒーローとして要素がたっぷりで 余計にクロケットの伝説的な人気を高めているのかもしれません。

「アラモ」のDVDは持っていますから 今夜あたり 久し振りにかなりの長時間の作品ではありますが もう一度見直してみようと思います。

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