8月4日  本日は語呂合わせで「箸の日」なのだそうです

私はお箸が上手に使えません。この歳になって とっても恥ずかしい話ですが 子供の頃からずっと上手く食べ物がはさめませんでした。ただ自分の箸の持ち方が 正しくなくて そのために他の人がうまく挟めるおまめさんなどを どうして自分にはじょうずにはさめないのかと 不思議に思っていた時期がありました。

恐らく箸の持ち方などは もの心がつくかつかないかの頃に 親から教わるものだと思います。正しい箸の持ち方は 下に位置する箸を小指と薬指で固定して 上に位置する箸を親指、人差し指、中指の三本で上手くコントロールするのだと思います。所が私は下の箸を薬指と中指で固定してしまいますから 必然的に上の箸を親指と人差し指の二本でコントロールしようとします。幼いころに割と器用だったのかもしれませんが 親指と人差し指の二本で子供としては割と上手にコントロールできてしまったがために 悪い癖がついたままかなりの年月を過ごしてしまいました。ある時に友人に注意されて 初めて自分の箸の持ち方が 正しくない事 その結果として上手に箸が使えないことを自覚しました。

間違って覚えたことはしょうがないけれど現に不便をしているのですから 正しい箸の持ち方に直そうとかなり努力はしたつもりです。しかし悪い癖がついたまま何年も過ごしてきてしまいましたし 多少は不便でもある程度は使えてしまうので どうしても正しい箸の持ち方が身につかないままに こんな爺さんになってしまいました。

私もお箸の国の人ですから 正しい箸の持ち方を身に着けて 上手に箸を使いたい気持ちは山々ありますが 恐らく無理でしょう。次に生まれ変わる時には 最初から正しい箸の持ち方を身に着けたいと思っています。

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