9月4日 魚を食べると 頭が良くなる というのは 幻想かもしれません

日本人なら そしてスーパーで買い物をしたことがある人なら スーパーの魚売り場辺りから 繰り返し聞こえていた「魚を食べると 頭が良くなる」と言うフレーズを繰り返すメロディーに聞き覚えがあるのではないでしょうか。魚の油に含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)とかEPA(エイコサペンタエン酸)という物質が どうやら頭の回転をよくする働きがあるらしいという事のようです。医学の分野で いろいろと研究されて それなりの裏付けがあるような ないような話だと理解しております。 DHAやEPAと言う物質は オメガ3脂肪酸と言う名称の物質に分類されるのだそうです。人体はこれらの物質を体内で合成することができないので、もっぱら食べ物から接種するしかないのだそうです。
所が オメガ3脂肪酸が 頭をよくするというデーターが どうも魚を沢山食べる人たちが 肉を沢山食べる人たちに比べて ある種の病気になりにくい傾向があるらしい と言った極めて科学的根拠の乏しい研究結果にもどついていることが 広まってからは どうもこの説に対する信憑性が 薄まってきたみたいなのだそうです。魚の油が 血液をサラサラにする効果がある事は 日本のテレビコマーシャルで散々放送されていますが この効果とて 私が常用している血液をサラサラにする効果のあるワーファリンと言う薬剤の効果の百分の一位だという話を聞いたことがございます。私の場合 不整脈がありますので 心臓の動きが不自然であり どうしても血栓ができやすい 即ち血栓が血管に詰まってしまって 梗塞状態になり易いと予想されるので 恐らく死ぬまでワーファリンを飲み続けなければならないらしいのですが 元気で長生きしたい願望があるので 頑張って続けざるを得ません。
話が横道にそれてしまいましたが 魚に含まれる健康成分の働きが ある事は事実のようですが その実質的な効果は 殆ど期待しないほうが懸命でありそうなお話のようです。テレビでは 色んな効果をうたった健康食品が 凄く沢山 さも凄く効果的であるかのように 販売されています。その効果が嘘っぱちだとは申し上げませんが コマーシャルで謳われているような健康への大きな効果を期待するのは やめておいた方が賢明かもしれないという事のように思います。
人間 美味しい物 好きな物を食べる事は 精神的にもとてもいいことだと思います。魚がお好きな方は どんどん召し上がればいいし お肉が好物の方も同様でしょう。分かりうる範囲で 栄養のバランスを取るように心掛ければ 美味しく楽しく食事できれば そのことがけんこうにつながることだとおもいますから 食品や健康サプリなどの 健康に対する効果など あまり気にしないで 取り敢えずはバランス重視の気持ちだけ大切にして食事をする事だと思います。
私は爺になっても 相変わらずお肉は大好きなので 焼肉食べ放題などに 今でも出かけますが そんなときには お肉を必ずチシャの葉っぱでくるんで食べるように心掛けております。お肉を食べたら それ以上に野菜をしぜんとたべられるようにと そんな食べ方をしております。私は野菜嫌いではないので 普段からできるだけサラダなどを積極的に食べるように心掛けております。お魚を食べるときには あまり野菜を取ることができていないのかもしれませんが 例えばお刺身の場合 付け合わせの大根や海藻は残さずに食べます。とにかくどんな食事の場合でも 意識して野菜を出来るだけたくさん食べるように意識しております。
この歳になっても 一向に食欲が落ちないので 沢山野菜を食べて 肉や魚の摂取量を少しでも減らそうとしているのですが やっぱり普通の人よりもたくさん食べてしまっているから ここのところ一向に体重が減少しないみたいです。食欲のない方から見れば この歳になっての 食欲モリモリは 羨ましいのかもしれませんが 私からしてみれば いい加減食欲が衰えてくれることを心底望んでおります。まあ私の場合 お酒を飲みたいという欲望が もともと全くございませんから 食欲が落ちた時には 人生の最後が迫っているのかもしれません。死ぬまで食べ物がおいしいのは 幸せなことかもしれませんが 死ぬまで旺盛な食欲にブレーキをかけねばならないのは それなりにしんどいことだと思います。極端にではなくていいけれど せめて年齢相応に食欲が減退してくれないかと 願っておりますが 無理なのかもしれませんね。

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