4月8日 昼間は 暑かったです

つい先日まで と言うより昨日まで エアコンの暖房のスイッチをオンしていたのに 今日の昼間は 冷房のスイッチを入れたい位に暑く感じました。こんなことを言うと 自分が年寄りになったことを実感させられるので あんまり書きたくはないのですが 私が子供の頃には 日本は四季のある国だったという事です。春 夏 秋 冬と言う四つの季節が 均等な長さで存在していたのかは 定かではありませんでしたが四つの季節がそれぞれに存在感がありました。

子供の頃の暑さをしのぐ手段は 扇風機しかなくて 寝るときに氷枕やアイスノンがあればいい方でした。そして扇風機だけの生活で 何とか凌げる位の暑さだったように思います。今では ゴールデンウィークの前後にその年初めての夏日が記録されて 最高気温が25度を超えてしまいます。でも 子供の頃夏休みの宿題で 毎日寒暖計で室内の気温を記録していましたが 確か朝十時頃に寒暖計を見ていたように思いますが 概ね二十度台で三十度に達する日は殆どありませんでした。ラジオ体操の為に七時前に起床していましたが 朝顔が裂いている時間帯は 結構ひんやりしていたように記憶しています。

母親は口癖のように 午前中の涼しいうちに 宿題をやりなさい と言っていたように思います。昼を過ぎて一時から二時頃が 一番暑かったので その時間帯は外出させてもらえませんでした。でもその頃虫取りに夢中になっていましたから セミやバッタなどを取りに出かけたくてしょうがありませんでしたので 母親の目を盗んでは 補注網と虫かごを持って コッソリと出かけたりしておりました。夏休みが終わると 不思議と毎年すぐに涼しくなりましたので 扇風機が押入れの奥に片づけられました。

しばらく 暑くもなくて それほど寒くもない時期 所謂秋と言う季節がありました。秋のメインイベントは 運動会で十月の半ばに毎年開催されていましたから その時期は しっかりと秋でした。何時の間にか肌寒くなり 男の子のズポンが半ズボンから長ズボンに変わり 当然シャツも半袖から長袖に変わって 徐々に冬を迎えました。我が家は その頃団地住まいだったので 暖房器具と言えば 石油ストーブが主役でした。十一月の後半に押し入れから登場して 年が明けて暖かくなるまで 大活躍してくれました。薬缶をのせておけば 何時でも沸騰したお湯が利用できましたし お餅やするめ 銀杏などいろんなものを載せて焼きましたから 凄く暖かくて 便利な道具でした。

夏の暑さは 子供の頃よりも気温の数値的にも明らかですが 年々厳しくなっています。でも冬の寒さの厳しさは 子供の頃と殆ど変っていないように思います。スキー場が雪不足で悲鳴を上げているニュースは 時々見かけますが 相変わらず寒さによる災害は 毎年コンスタントに起こっているように思います。地球が温暖化しているので 夏の暑さが厳しくなっているのなら 冬の寒さも目に見えて穏やかになっていてほしいものです。

こうやって子供の頃と現在を比較してぼやいているのは 最近の若い者は 等とぼやいているわびしいお年寄りと一緒だと思いますから なるべくぼやかないようにしたいのですが 年を上手に重ねて 穏やかで丸みのある人間に変化していけばいいのですが 体型ばかりが丸みを帯びてしまって 情けない話です。こんなぼやいてばかりの文章 誰も読む気にならないのでしょうから 本日はこの辺りでお終いにさせて頂きます。

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