7月21日 投票に行ってきました

 本日は参院選の投票日で 朝一で近所の小学校へ行ってきました。結局今回の選挙運動中に 一度も選挙カーと遭遇しませんでした。昨日大阪市内で働く知人からの情報によると大阪市内でも極稀にしか見かけないという事だったので 枚方の片田舎であるうちの近所で見かけないのは当然かもしれません。それにしても 今回ほど選挙活動が目立たなかった国政選挙は初めてだと思います。所々にある 選挙ポスターの掲示版ぐらいしか 選挙期間中であることを思い出させてくれませんでした。いつもなら テレビやラジオで各政党のコマーシャルや政見放送としばしば遭遇しましたが。今回は殆ど印象に残っていません。今回から解禁されたインターネットによる選挙運動も 私のアクセスの仕方が悪かったからなのかもしれません上手くコンタクトできませんでした。 
 私はそれほど政治に興味を持っているわけではありませんが 投票には必ず行くのでそれほど無関心でもないと思っています。この私が 選挙に盛り上がりを感じなかったのだから たぶん投票率は相当低いと思います。先日の日記にも書きましたが 前々回の衆院選で民主党が大勝した時、自民党の得票数は若干減少気味、民主党の得票数は浮動票が殆ど流れ込み爆発的に増加した結果 民主党の歴史的大勝でした。それが前回の衆院選では民主党の余りにも不甲斐無い為体に 前回の選挙で大勝に導いた浮動票層が全くまとまらず得票数が半減 自民党が微妙に増加した結果 自民の大勝になりました。即ち自民党を支持する人が急増したわけでは決してないのです。
 そして、ちゃっかり選挙の直前に自民党総裁になった安倍ちゃんが この選挙に大勝したのは全て自分の功績だ とでも言うかのように大きな顔をして政権についたこと自体が非常に不愉快でした。自民党が野党だったころ総裁として頑張っていた谷垣さんは今頃どこで何をされているのでしょうか?安倍ちゃんといえば 前回政権についた時 失敗を重ねて政権を投げ出してコソコソと逃げ出した事をなぜ国民の皆さんはすっかり忘れて また期待しようと思えるのかも 不思議です。アベノミクス等と実態の伴わない 表面的な経済政策で さも日本のピンチを救ったのは私だ、というような顔をされても、「取りあえず頑張ったね」の一言もかける気にはなりません。勿論、それまでの政権もやりたくてできなかった円安への誘導を実現したことは評価します。その結果とりあえずは自動車などの輸出産業は業績を回復して、結構なことです。ただ、円の価値が下がったわけだから 日本の所有するすべての財産の価値も2割がた目減りしたわけで 客観的に判断すれば決して喜べる状況ではないと思います。ドイツではマルクが高くなると 勿論輸出産業は苦しくなるけれど、とりあえず自分たちの財産の評価が上がったことを喜んでお祝いするそうです。日本人も もっとグローバルなものの考え方を取り入れるべきではないかと思います。
 まあ、私一人がどんなにぼやいても 選挙の結果は自民党の一人勝ちになるだろうと思います。衆参のねじれが解消されれば 国会決議がスムーズにいくようになるでしょうからますます自民党が暴走するでしょうが 国民がその道を選択したのだから しょうがないと思います。消費税なんかもいきなり10%にするのは国民の反発をかうから8%を経由するみたいですが、かえって計算がややこしいので いきなり10%に私個人としてはして欲しい位です。いずれにしても明日の朝には国民がどのような選択をしたのか判明するわけで 憲法改正問題やTPP問題についても自民党が大勝すれば 錦の御旗を手に入れたかのように暴走することだけは覚悟する必要があると思います。

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