8月12日 今年初めての西瓜

 昨日の晩に買い物に行くと 西瓜の四分の一に切ったものが 半額で売っていました。私はそれほど貧しい生活をしているわけではないと思いますが 根が貧乏性なのだと思います。半額と銘打ってあるので つい買おうという気持ちになってしまいました。よく考えるとこの時期になって西瓜は初物でした。もしかしたら この半額の商品と出会わなかったら 今年は西瓜を食べずに過ごしていたのかもしれません。
 昔はよく一個丸ごとの西瓜をポンポンと叩いて 中身の良しあしを判断してから これっというものを選んで買って帰り 切って食べて 自分の選択が正しかったことを確認して一人で悦に入っていました。所が西瓜を丸ごと買うと結構冷蔵庫の中で場所を取ってしまい 他のものが入れ辛くなり困りました。それで一回に食べる分だけカットしてある西瓜を買おうと思うのだけれども それではポンポンと叩いて中身を想像する楽しみがないのでだんだん西瓜を買わなくなり 必然的に西瓜をほとんどたべなくなってしまいました。
 半額で売っている西瓜ですから 食べられる期間が残り少なくなっていることは分かっているつもりです。よく果実や肉はある程度熟成した方が旨味が増すので 腐る寸前が一番美味しいと言いますが 西瓜の場合はそのシャリシャリとした食感が美味しさにつながりますから 少しふにゃっとした食感ではあまり美味しく感じませんでした。やはり値打も半額分しかなかったように思います。失敗でしたが なんとか今年も西瓜を味わえたことはよかったのかもしれません。
 前文で西瓜は果実のように表現しましたが よく考えると 西瓜は野菜であるのかもしれません。果実と野菜の定義の違いには諸説あるみたいですが一般的には種から成長して一年で結実して 枯れてしまうものは 野菜と定義するのが一番オーソドックスみたいです。その定義にしたがうと 西瓜ばかりではなくて 苺やメロン、パイナップル等のいかにもフルーツの代表みたいなものまで野菜と定義されるそうです。
 また、そんなものどっちゃでもええやないか、というようなしょうもないものについて 拘ってみました。その様などうでもいい雑学的な知識をさらっと披露すると 結構かっこよくみえてて お姉ちゃんにモテるのではないかという 儚い望みを持って どうしても拘ってしまう私です。

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