8月14日 1876年の本日 北大の母体となる札幌農学校が開校したのだそうです

「少年よ大志を抱け」で有名なクラークさんが始められたのだとはなんとなく知っていました。その大学の敷地面積は 研究用の森林や農場を含めると日本一広大で なんでも日本の国土の570分の一を占めているのだそうです。高校時代に 妹が所有していた三浦綾子さんの小説「氷点」、「積み木の家」、「羊が丘」、「塩狩峠」等などを熟読していましたから その影響で北海道 特に北大に対するあこがれはかなり強かったのかもしれません。

北大の受験を考えないでもありませんでしたが 当時は現在と受験のシステムが全然違いました。大きく三つのコースに分かれて受験していたように記憶しています。医学部にだけ進めるコースと 文化系の学部 例えば文学部や経済学部、法学部などに進めるコースと理科系の学部 例えば工学部や理学部、農学部、獣医学部等に進めるコースの三つに分かれて受験して合格者がコースごとに発表されます。希望の学部学科を各自が申請しますが 教養課程の成績次第で優秀なものから 優先的に振り分けられるみたいでした。獣医学部は北大の看板学部でありましたから 当然希望者も相当に多いはずで 相当に優秀な成績を収めていなければ進めない様な話を聞いていました。

せっかく北大に進学できたとしても 希望の獣医学科に進めなければ わざわざ北海道まで出かける意味合いが薄れてしまいそうで 受験を躊躇してしまいました。そもそも北大を受験して 合格できそうなレベルの学力も全然ありませんでしたから あくまで現実味の薄い 憧れで簡単に終わっていたのかもしれません。

情けない話ですが 私はこの歳になって一度も海外に出かけたことがありませんが 実は北海道にも行ったことがないのです。北海道でぜひ見たいのが 雪まつりと 広大な原野 流氷 そして北大の名物であったポプラ並木です。ポプラ並木は 写真で何度も見かけて憧れていましたが 現在はポプラの木が老朽化してしまった上に 台風で甚大な被害を受けてしまったので 現在はさし木をして再生を図っているのだそうです。一時期は安全の為か 立ち入り禁止になっていた時期もあったのだそうですが 現在は一般人でも散策が許されているそうなので 私は引退してキャンピングカーで 北海道に旅行した時には 北大に二三日滞在して キャンパスの隅々まで見学して回りたいと思っています。

自分の通った 立命館大学と 岐阜大学のキャンパスも時々訪れてはみますが それなりに思い入れもあるし 魅力的ではあると思います。でも多感な高校生の頃に強く憧れた北大キャンパスへの思いは 相当に根強いので 早く引退して日本中を旅してまわる生活を始めたい気持ちです。

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