8月8日 暦の上では立秋です

立秋は二十四節気の一つで秋が立つと書く通り、初めて秋の気配が感じられる時期と言われていますが、まだまだ夏本場、暑い盛りといった印象です。日にち的には夏至と秋分の中間にあたる日なのだそうです。そもそも二十四節気は中国から伝わったものなので、気候や風土が違う国の季節感がそのままぴったり日本に当てはまるものでもないと思います。まだまだ秋には程遠い時期にも思えますが、いつまでも続くと思っていた暑さが一段落し始め、その暑さが恋しく感じる時期がもうすぐやって来ますよ、という意味では8月上旬の立秋も悪くないのかもしれません。

確かにうるさいほどに鳴いていた蝉の声が 一時期よりもほんの少しだけトーンダウンしているように感じますが 如何でしょうか。いずれにしても秋になってしまえば蝉の鳴き声は一切きこえなくなってしまいますから 現在活動している蝉はズべて死に絶えてしまっているのです。

よく言われていますが蝉は幼虫の時代7年間も土中で過ごして やっと地上に出てきて羽化すると一週間の寿命なのだそうです。その限られた時間のうちに 交尾する相手を見つけて自分の子孫を残さなければなりませんから 蝉の身になって考えれば 朝早くから雄ゼミが泣き始めるのも致し方のないことのような気もします。でも私は次に生まれ変わるとしてもこんな慌ただしい生き方しかできない蝉にはなりたくありません。

猛暑日というのが設定されたのは そんなに昔ではないように思いますが 今では関西でも猛暑日が続いていますから 早く涼しい本当の秋がやってきてほしいものです。暑くてしんどいので今日のブログはあっさりと終わらせていただきます。

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