今日は日記に書くことが無かったので「今日は何の日カレンダー」を覗いてみたら　なんとメンズバレンタインデーなのだそうです。男性が女性に下着をおくって愛を告白する日なのだそうです。ちなみに1991年に制定されたそうなので結構歴史がありますが国民への浸透度はまだまだのようです。
　2月14日のバレンタインデーは日本人でご存じない方は殆どいらっしゃらないと思いますが　そもそもの謂れは西暦269年のこの日、兵士の自由結婚禁止政策に反対したバレンタイン司教が、時のローマ皇帝の迫害により処刑され、それから、この日がバレンタイン司教の記念日としてキリスト教の行事に加えられ、恋人たちの愛の誓いの日になったということです。昨日の日記にも書きましたが　キリスト教の記念日であって仏教徒には殆ど縁もゆかりもない行事のはずなのに　これほど国民的行事になっているなんて　本当に日本人は不思議な国民性だと思います。
　ちなみに、バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣は日本だけの話であり勿論チョコレート屋さんが売り上げを伸ばすためにアピールしたのが始まりだそうですが　この日のチョコレートの消費量は年間の約四分の一にあたるそうです。
　男性から女性に下着を贈るなんて　よほど親しい関係でないと受け取ってもらえないでしょうから　もともとかなり親密な女性にけじめを付ける為のプレゼントと告白の様な意味合いかと思いますが　男性からしたらかなり面倒であり　どうでもいいような告白ですから　その為にあまり国民に浸透していっていないのかもしれません。
　2月14日にしても昔は女性が奥ゆかしかったから　その日だけ女性から男性に告白できる特別な日　と言う意味合いが強かったのかもしれませんが　現代の女性なら年中気に入った男性には告白しているみたいなので　ある意味神聖な一日の意味合いが非常に希薄になっているように思います。
　私は女性はやはり古風に好きな男性ができでも簡単に告白なんかしないで　思い続けるような奥ゆかしい女性に憧れを持ちます。高山一実ちゃんはきっとそのような奥ゆかしさを持った大和撫子であってほしいと心から望みます。