9月7日 今年は台風の被害が各地で大きいようです

有難いことに病院のある枚方市と言うのは 自然災害とはほとんど無縁で過ごしてきています。台風にしろ地震にしろ 影響はある程度受けましたが 被害と言うほどのものを受けた記憶がありません。勿論人の人生 運不運はみんな平等だと思っていますから これから立て続けに災害に見舞われる可能性だってありますので 手放しで喜んではいられないのかもしれませんが。
今年は台風による被害が各地で甚大だとニュースで知りました。特に普段はあまり台風による被害の少ない東北から北海道にかけての被害が大きくて 特に農作物などへの影響が深刻なのだそうです。だから今年は台風が沢山発生しているのかと思いきや 今年はこれまでの所 一号が発生した時期が凄く遅かったし その為か台風の発生した数もかなり少ないのだそうです。但し過去を振り返ると 台風の数が非常に多かった年と 今年のこの時期までの発生状況が似ているのだそうで これから十月にかけて 立て続けに台風が発生する可能性が心配されているのだそうです。
私はサラリーマンの父親の家に育ちましたから 農家の方々のお気持ちは理解できませんが、何か月もかけて 丹精を込めて成長させてきた農作物が 収穫間近になって ほんの二三日の台風の影響で全滅してしまったのですから その無念さは如何ほどのものなのでしょうか。勿論気持ちの問題だけではなくて 農作物を育てるのには 種や苗の購入費、肥料代、などなど諸経費が少なからずかかっておられるのでしょうし 作物を収穫して 売りに出して 一年間の労働が現金収入と言う形で報われるはずなのに 突然その収入の道が立たれてしまったのですから 被害を受けた農家の方々の御心労 本当に私たちには計り知れないほどに大きいように思います。
只 農業と言うのは 昔から自然災害による影響を受け続けてきていますから 自然災害などによる被害を受けた時のための保険のようなものは存在するのでしょうか。突然収入の道が絶たれた時の為に 何らかの救済措置があれば と思いますがその辺りはどうなっているのでしょうか。農業とは全く無縁の生活をしている私には 見当もつきません。今度機会があれば 近所の小嶋先生は 兼業獣医師で農業にも携わっておられますから 質問してみようと思います。
日本に関わる台風の消長は 海水の温度と関連性が強いとよく言われています。エルニーニョ現象が 今年になってようやく終焉を迎えたのだそうです。従って 今年は台風の発生件数が減少するであろうと予想されていました。所が 地球の温暖化と関連があるのかないのかさっぱりわかりませんが 日本の近海の海水温は下がっていなかったために 台風がなかなか衰えなかったことや 例年と異なるコースをとったのではないかと言われているのだそうです。
私は台風を含めて気象に関して 全く興味がないので 今後の状況についても殆ど予測がつきませんが これからまた台風が発生してしまうと 既に被害を受けている地域への影響がさらに拡大するのではないかと心配してしまいます。欅坂で一押しの織田ななちゃんの好きな言葉 「因果応報」と言う言葉は私も割と好きな言葉です。意味合いとしては 行いの善悪に応じて、必ずその報いがあるということだとおもいます。いい事をすればいい結果が 悪いことをすれば悪い結果が伴ってくるのが世の中の常だとおもいます。所が自然災害による被害は 悪いことをしていなくても 襲い掛かってくることがあるから その類の大きな被害を受けた時に 幸いにして私はまだ経験ありませんが 自分を納得させるのに相当な時間がかかりそうに思います。まあ凄くグローバルに考えれば 地球の温暖化自体が人間の愚かな行為の積もり積もった報いなのかもしれませんから 大きな視点で見れば 台風で被害を受けたのも やっぱり因果応報と言えるのかもしれません。
温暖化によって北極や南極の氷が融けてしまっていることの影響をまだ私たちは殆ど実感していませんが 気づいた時には取り返しのつかない事態になっているように思います。どうせ私の人生はあと長くても二十年ですから そんなに深刻な事態とは直面しないで済むのかもしれませんが やっぱり人類が子子孫孫繁栄していってほしいと願う気持ちはあります。車を駐車したらすぐにエンジンを切るとか クーラーの設定温度を一度高めにするなどの 直ぐにでもできる温暖化対策の実行が 今の人類にとっては急務なのではないでしょうか。

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