Dr.喜作のブログ

2023年3月 の記事一覧

  • 3月3日 今日は桃の節句なのだそうです

    イメージとしては 女の子の健やかな成長を祈る雛祭りが思い浮かびます。私には 二つ年下の妹がおりましたので 子供の頃に ごく小さな雛人形 所謂団地サイズで箪笥の上に置けるような ミニサイズの雛人形が飾ってあったのを覚えております。うちの母親は あんまり雛祭りだからと言って それにちなんだ料理を作ってくれたりしませんでしたので 自分の家では 雛祭りを祝った記憶は 殆どございません。但し 近所に住んでいる同級生の女の子がいて その子のお母さんととうちの母親が仲良しだったみたいで その子のうちで雛祭りをやるので 有難くもありませんが ご招待いただいたみたいで 行かされたのを覚えています。
    たまたま住んでいる所が近所だっただけで 母親同士が親しくお付き合いをしていたらしいのですが 私としては単なる同級生としか認識していない女の子のお宅へ 普段話したこともないのに 訪問させられて かなり辛かったのを覚えております。その子のうちも うちと同じ団地でしたから 2DKの間取りのはずなのに 凄く大きくて立派な雛人形がデーンと飾ってあったのに まずは驚きました。更には 同じクラスの女の子が三人ほど 既に到着していて 賑やかに盛り上がっていた部屋に入って行った時のショックは大きかったです。
    大人になってからなら そんな女性陣に囲まれて 嬉しくなったのかもしれませんが 同じクラスに一日一緒にいても 殆ど口をきくこともない女子が四人も陣取っている部屋に座らされたのですから 一体どういう態度に出ればいいのか サッパリ分かりません。よく覚えていませんが 「お邪魔します」の一言しか 喋っていなかったように思います。私は今では大変お喋りな人間ですが 子供の頃には かなり内気で無口な男の子でしたから それこそ借りて着た子猫の様に しょんぼりとうなだれて ひたすら黙って その地獄ような数時間を過ごしたように覚えております。今なら女性に囲まれて 美味しいものを飲み食いする場ですから 天国の様に受け止められるのだと思いますが 女の子と話すことに全く免疫のなかった子供の頃でしたから 辛くて苦しい数時間でした。親の手前がありますから 流石に直ぐに帰るわけにはいかないと 最低限の対応は心掛けたように覚えております。
    そんな訳で 雛祭りには あまり良い思いではございませんが かといって五月五日 端午の節句にも さほど良い思い出があるわけではありません。ただゴールデンウィークなので 休みが続いて嬉しいな あとは柏餅は甘くて美味しいな 位の事しか覚えておりません。うちにはなぜか 誰かからお祝いで頂いたのでしょうが 結構立派な兜の飾り物がありましたので それを毎年飾ってあったのを覚えているぐらいです。桃の節句なのですから 今は桃の花が見ごろなのでしょうか。ニュースで梅の花が見ごろだというのは 聞いたことがありますが 桃の花も似たような時期に咲くのだそうですが 正直な所 桃の花が咲いているのを見た覚えがございません。
    まあ世間的にも あんまり騒がれていないようだし スーパーのお総菜売り場に ちらし寿司が並んでいたのに気付いたぐらいです。私が年をとったために 鈍感になっていることもあるのでしょうが 日本全体があんまり伝統行事に無関心になってきているようで 少し残念に思います。何も昔を惜しんで尊ぶことだけが 良いことだとは言えないように思いますが 日本の昔から伝わってきている文化を もっと大切にする気持ちも大切なのではないかと 思います。

  • 3月2日 コオロギ食について思う事

    将来的に 食糧難の時代が来ることは 残念ながら間違いのないことのように思います。爆発的に人口が増加しているのですから 避けようのないことのように思われます。しかし同時に現在日本は勿論 中国やアメリカでも フードロスの問題が深刻化しているみたいです。将来確実に不足するであろう食料を 現在大量に無駄にしている という事実に人間の愚かさを改めて痛感してしまいます。スーパーで商品が並んでいると わざわざ奥の方の 賞味期限が長い商品を選んで購入している人を未だにちょくちょく見かけます。どうして手前に置いてある 賞味期限が短い商品から購入しないのでしょうか。この辺りにも 日本人の自分さえ得をすれば この世界がどうなったってかまわない という残念な気質がうかがえるようで 悲しいです。
    さて本日の本題は いずれ訪れるであろう 昆虫食 その代表格になるであろう コオロギ食について思う事です。私は獣医師になるぐらいですから 子供の頃から 動物や昆虫が大好きで 団地のベランダの下に潜って 石をひっくり返しては コオロギを捕まえて 水槽でキュウリなどの餌をやりながら 飼っていました。コロコロという鳴き声が可愛らしかったので 喜んで面倒をみておりました。コオロギ食は 現在でも東南アジアでは行われている国々もあるみたいです。日本でもイナゴの佃煮や ハチの子を 貴重なたんぱく源として 現在でも食しておられる方々が いらっしゃるみたいです。イナゴの佃煮は かなり昔に 一度だけ食してみましたが イナゴの姿のまま 口に放り込むのには かなり勇気と時間を要しましたが 正直味は 良かった 言え美味しかったように覚えております。
    コオロギなんて イナゴの親戚みたいなものですから 多分偏見をなくして 食べてみれば 結構美味しく頂けるのかもしれませんが 色が黒いので どうしてもゴキブリに近いイメージが湧いてしまうので 余程の勇気が 必要かと思います。三大栄養素の炭水化物 タンパク質 脂肪のうち タンパク質を摂取するのに どうしてもコオロギなどの昆虫を食べなければならない時代は いずれ必ず来るのだと思いますが せめて粉末にしたりして その姿かたちを 思い浮かべずに食べられるような調理法を期待しますし そんな時代が来るまで あんまり長生きしたくもないように思ってしまいます。

  • 3月1日 先月の 缶瓶のゴミの日を 出し忘れていたので 本日 朝一でゴミ置き場に持っていきました

    私は 自慢ではありませんが 相当にウッカリした人間ですので 月に二回しかない 缶瓶のゴミの日を ちょくちょく忘れてしまいます。最近 なめ茸の大びんを買って 豆腐の上に乗っけて食べるのが 秘かな私のブームなので 結構大きめの瓶が コンスタントにゴミとなって溜っているのです。重たいし 割れたら危ないので 早めにゴミ出ししたいのですが 二週間に一度 それも水曜日なので ウッカリしがちなのです。取り得ず病院を開ける日は 医局にかけてある 予定を書き込んだカレンダーを確認するのですが お休みの水曜日は 二階でゴロゴロしてしまうと 予定表に書き込みされた 缶瓶ゴミの日を 思い出せずに午前中を過ごしてしまう事が 多いのです。
    昨夜 二階に溜まった缶瓶のゴミを トイレの前に置いておきました。トイレには 必ず毎朝出入りしますから その時に 思い出して そのまま前回出し忘れて 病院の片隅で 邪魔者扱いされていた瓶の入った袋とともに さっさとゴミ出しの場所まで 持っていきました。何だか 溜まっていてなかなか出せなくて腹立たしかった ウンチがようやく排便出来たように スッキリとしたいい気分になりました。私は だらしのない 人間なので なかなかゴミ出しすらきちんとできない情けない駄目男です。誰にも助けてもらえないので 結局は自分が 責任をもって やり遂げねばなりませんが これからも上手いこと行かない 辛くて悲しい人生が待っていそうで 残念です。

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