8月27日 冷やし中華と冷麺

 関東地方では 冷やし中華と冷麺は似たり寄ったりの食べ物かもしれませんが 関西では全く異なる食べ物です。勿論、関西でも両者ともに暑い夏向きのひんやりした麺類ではありますが 見た目も味もその食感も全然異なる食べ物です。
 詳しいことは知りませんので偉そうなことは言えませんが 冷やし中華には恐らく普通の中華めんが使用されているのではないでしょうか。お店で拘っておられて材料や製法に違いがあるのなら御免なさい。ただ、食べた時の食感とかが ラーメンなどとそれほど違いが感じられないので 原材料は小麦粉であるのは間違いないと思います。スープはゴマダレ、醤油だれ等ありますが酢が入っていてさっぱりとした味付けです。麺の上にキュウリやハムの千切り 錦糸卵紅ショウガなどが乗っています。好みによってマヨネーズ、辛子等を少しトッピングするのも美味しくなります。「冷やし中華始めました」の看板の出ている食堂ならどこでも、出ていなくても夏場なら割と人気メニューなのでおいてあるお店は多いと思います。具材を千切りにするなど結構手間暇がかかるのでしょうがないのかもしれませんが 価格設定が高い目なのが玉に傷だと思います。
 冷麺に用いられる麺は確かそば粉が原材料だったと思いますが日本そばとは全く別次元の麺類です。その食感は初めて食べられた方は大抵ビックリされると思いますが あまりに腰が強すぎて 殆ど食いちぎれません。私は糸コンニャクかと思いました。食べ方としては 兎に角途中で食いちぎれないので5、6本を掬ってその麺を最後まですすりきるのが良いと思います。普通のラーメンのようにがバッと箸で掬ってしまうととても食べきれないでしょう。スープはあっさり味の透明な中華スープといった感じです。スープが全く存在しない冷麺もあるそうですが私は食べたことがないので よく分かりません。具材としてはまず欠かせないのが西瓜、そしてキムチに叉焼、ゆで卵などだと思います。食べられるのは、朝鮮焼き肉屋さん いわゆる普通の焼き肉屋さんでないとおいていないと思います。私は割と短い期間ですが冷麺にハマって 週一位の間隔で近所の焼き肉屋さんに冷麺ばかりを食べに通った頃が数年前にありました。今日テレビで冷麺の特集を放送していたので 今夜は久しぶりに食べに行こうかと思います。

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