(入院中)12月8日

 いよいよ明日で退院できそうです。術後の傷口は 本当に拍子抜けする位に痛くありません。勿論主治医の先生が上手に丁寧に手術をしてくださったおかげだと思いつくづく感謝しています。枚方市民病院の口腔外科の浜田先生は 最初に診察を受けた時から この先生なら本当に信頼できると 思えましたし 今になって振り返ると私の直感は正しかったと確信します。とっても優しくて そこそこ男前です。

 但し、手術当日のブログに書きましたが傷口よりも喉の奥の方が痛みを感じた理由が本日分かりました。本日の午前中に麻酔科の先生が病室を訪ねてこられて 「あなたは太っているので気管の入り口が狭くなっていて 気管チューブを挿管するのに苦労しました」と言われたからです。私も動物に全身麻酔をかける場合はその動物の気管にチューブを挿管しますが 太っているか否かではなくて 喉の構造によって 挿管に凄く苦労する動物がいるからです。麻酔をかけ始めたら できるだけスムーズに手術のできる状態に持って行きたいので 挿管しにくい動物の場合 ある程度強引に挿管していまいます。勿論その時は麻酔がかかっているからその動物は全く気が付きませんが 覚めてから多少ダメージが喉の奥に残る可能性があります。

 でも 一旦麻酔をかけ始めたら 引き返せないしモタモタできないので 半ば強制的に挿管してしまう場合がたまにあります。御免なさい。でもまあ、動物の場合たとえば腹部を十センチ以上切開して縫い合わせても 麻酔が醒めると直ぐに普通に歩き回るぐらいに痛みに鈍感にできていますから 私が感じたほどの 喉の奥の痛みを自覚している動物は殆どいないと思います。

 夜中の十二時から「乃木坂ってどこ」を見て 満足しました。夕方からの担当の看護士さんがまた藤原かなさんだったので再会できてうれしくてたっぷり話し相手になってもらいました。本当にやさしいいい子です。久しぶりに楽しい会話が盛り上がり 最後の夜はいつもよりもぐっすりと眠れたような気がします。本日はこれでおしまいです。

ブログ一覧