現在の若者でもピンクレディーはご存知の方が多いのかもしれませんが　キャンディーズの名前はあまり聞いたことがないのかもしれません。ピンクレディーが登場するまでは　女性アイドルユニットとしては　堂々とトップを走っていたのではないでしょうか。キャンディーズのメンバーの名前をあげるときには　スーちゃん、ランちゃん、ミキちゃん　若しくは　ランちゃん、スーちゃん、ミキちゃん　と呼ばれてミキチャンは必ず三番目に名前が上がると思います。

デビューした頃には　たしかスーちゃんがセンターを務めていました。正直あまりキャンディーズに興味がなかったので　いつの間にかしらセンターがランちゃんに替わっていました。あまり興味がなかったのでよくは知りませんが　ランちゃんがセンターになってからの曲の方がヒットしていたのかもしれません。

ミキちゃんは　三人の中で一番歌がうまかったらしいのですが　ハスキーボイスだったのでセンターを務めることがなかったらしいと言われているのだそうです。勿論三番目に名前が上がるぐらいですから　人気の点でも三番目だったのかもしれなくて　センターを務められなかったのかもしれません。

私は当時五十嵐じゅんさんと浅田美代子さんが大好きだったので　関心が薄かったのですが　キャンディーズの三人の中では　ミキちゃんが一番好きでした。ミキちゃんが一番ほっそりとしていて　儚げで可愛らして　知性が感じられたように思っていました。スーちゃんとランちゃんはアイドルとしては可愛らしくて華やかな顔をしていたのかもしれませんが　この二人とも前に出ようとする強い気持ちが感じられて　全く魅力を感じませんでした。この二人の不仲は　凄く有名で　解散してからは一度も共演していなかったのだそうです。

キャンディーズは解散するときに「普通の女の子に戻りたい」と言ったのは有名でしたが　結局三人とも個人で芸能活動を再開しましたから　お笑い芸人からは「普通の女の子に戻れなかった芸能人」と散々突っ込まれていたのを覚えています。ミキちゃんは結婚を機に芸能活動からは一切身を引いて　妻としてそして母親としての人生を歩んでいるのだそうです。娘が女優として芸能界入りしていますが　ミキちゃんほどインパクトがありませんから　残念ながらあまり売れないまま終わるのでしょう。

私は女の子の集まりの中では　何故かしら一番地味な存在　大人しそうで控えめな性格の子が好きになります。乃木坂でも　ナーちゃんやマイマイと言った　性格的には凄く控えめで奥ゆかしいメンバーが好きです。まあナーチャンの場合は乃木坂でも人気はナンバーワンですし　マイマイもかなり上位にランクされると思います。

それは乃木坂全体のイメージとして　AKBグループのように前に出たい、目立ちたいといった女の子の集団ではないからなのかもしれません。勿論そんな目立ちたがりの女の子が乃木坂に一人もいないとは申しませんが　全体としては清楚で大人しくて控えめな女の子の集団だから　そんなグループを好きになるファンの目から見ると　ナーちゃんやマイマイが凄く魅力的な存在になるのかもしれません。何度も書きますが乃木坂で美人をあげたら　マイヤン　ナナミン　イクチャンになると思いますし　可愛いらしい女の子をあげたら　みなみちゃん　アシュ　マーヤ辺りになると思いますが　この六人はわたしの好きなメンバーランキングベストテンには絶対に入りません。

ミキチャンもいよいよ還暦ですから　お婆ちゃんと言われても仕方のない年齢かもしれませんが　インターネットで最近の写真を見ると依然としてほっそりとしていて　可愛らしさも失われていないみたいなので　ナーちゃんやマイマイもきっとお婆ちゃんになっても　とってもチャーミングな女性でいてくれるだろうと思うと安心です。