1月18日 特措法の変更よりも 感染対策に非協力的な病院への もっと強制力を伴う協力要請の方が優先すべきではないでしょうか

大阪以外の事情はよく分かりませんが 現在大阪で入院施設のある病院のうち コロナ患者を受け入れている病院はほんの数パーセントにしか満たないのだそうです。コロナ患者を受け入れていない病院のベッドが 大阪には数万床もあるのだそうです。病院も勿論営利団体ですから その経営を大切に考えるのは当たり前かもしれませんが 感染確認人数が爆発的に増大してきているこの時期なのですから 医療崩壊を解決するには これまで受け入れていなかった病院が受け入れる事しか解決方法がないのは明らかなのですので 政府や各都道府県のお役人さんが今すぐにすべきことは 非協力的な病院に対する 有効でありかつ強烈な対策をたてる事だと私は思います。
一旦コロナ患者を受け入れてしまうと 風評被害で他の患者が来なくなることを心配して 頑なにコロナ患者の受け入れを拒否している病院ばかりなのだそうです。但しこの時期になって コロナ患者の受け入れを始めた病院は ある意味医療崩壊を救う正義の味方 国民のヒーロー的な存在なのですから お役人さんが そんな病院を褒め称えるアピールをして 更には売り上げが落ちることなど心配する必要がない位にたっぷりと保証金を準備してあげれば 手を上げてくれる病院は 少なからず出てくるように思います。現在の所 大部分の病院が 新型コロナ感染症に対して 非協力的なので 協力しないのが当たり前みたいになっていますが 役人がすべきことは 営業を自粛しない飲食店の名前を公表したり 罰金を取ろうと画策するような弱い者いじめではなくて 非協力的な病院が協力しようという姿勢に変換させる事だと思います。
政府は 自分たちの都合で度重なる自粛要請ばかり繰り返して 極度の経営難に陥り 今回はどうしても自粛要請に応じられない飲食店に 自粛を求める強制力や 自粛に応じない店の店名公表や罰則金の徴収など という弱い立場の人々を更にいじめる事を目指すよりも もっと先にすべきことは 風評被害ばかりを恐れて 頑なにコロナ患者の受け入れを拒否している病院の名前を公表して そんな病院から多額の罰則金を取る 逆にコロナ患者を受け入れてくれる病院には 多額の補償金を払うことを明確にすれば 簡単に現在の医療崩壊は解決するのではないでしょうか。
それから このブログで何度も書いておりますが 一番根本的な解決策は 新型コロナ感染症の扱いを感染症分類の第二類に相当する として扱っている大間違いを 直ちに病気の本質が明らかになってきているこの時期に 適切な第五類に相当する と改める事であるのは間違いないように思います。第五類相当 つまりインフルエンザと同等の病気として扱えば 何も診察治療するのに おおけさな防護服も必要なければ 入院するのもごく普通の入院室で十分なのです。こんな初歩的なことは 医療従事者なら誰だって分かりきっているはずなのに コロナ患者を扱っている医者や看護師からそのような声が 起こってこない 役人からもそのような動きが積極的でない原因は 下手にそんな主張をしてしまってから その方向に動いて何か問題が発生した場合に その責任を追及されることを恐れているとしか 考えられません。
実際に患者と向かい合っている医療従事者にしてみれば 相当に高い割合の人々が 無事に回復してしまっているこの病気を 本当に恐ろしいと認識している関係者は非常に少ないと思いますから 何かあった時のバッシングを恐れて 適切な対応を躊躇している医療関係者にも それなりの責任はあるように思います。確かにこの病気で 死亡者数がどんどん増加していますが 大部分が免疫力や回復力に劣る高齢者なのです。私はこのブログでそれこそ何度も何度も繰り返していますが 日本では 普通の風邪がこじれた肺炎で毎年何万人もの高齢者が死亡しているのです。冷静になって考えてみたら 勿論死亡者数だけで その病気の恐ろしさを考えてしまうのは 早計かもしれませんが 新型コロナ感染症による被害は 普通の風邪とそれほど違いがないのだという事を もう一度よく認識してから この病気について考えるべきだと思います。
最初に話を戻しますが 現在大部分の病院が コロナ患者の受け入れをかたくなに拒否しているがために 医療崩壊だと大騒ぎになっているのです。今現在 お役人が真っ先に考えるべきことは 自粛要請に応じない飲食店の名前を公表したり 罰則金を取ったりする方向 つまり弱い者いじめに向かうのではなくて 大部分の非協力的な病院に対して コロナ患者の受け入れに方針転換をさせる政策が重要だという事です。コロナ患者を受け入れるという事で 愚かな日本人の事ですから 敬遠してしまって その病院の売り上げが落ち込むのかもしれませんが 病院の経営が苦しくならないように十分な補償金を準備すれば 手を上げる病院は出てくるでしょう。名乗り出てくれた病院を 正義の味方 国民のヒーローとして 絶賛すれば 風評被害も小さくて済むかもしれませんし 逆にかたくなに拒否し続ける病院の名前を「この時代にコロナ患者を受け入れてくれない 極悪非道な病院」として公表するぐらいの気合を入れた 協力要請をすれば 簡単に医療崩壊は解決されますから お役人ももう少し頭を使ったお仕事をしてほしいと切に望みます。

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