1月25日 大きな卵焼きを作りました

私は子供みたいで恥ずかしいのですが幼い子供の頃から ジジイになってしまった今でも 玉子焼きが大好きです。普段はあまり食べませんがやっぱりお弁当のおかずとしては なくてはならない一品だと思います。

関西風の卵焼きは砂糖やみりんをほとんど使わずにおだしの味と少量の塩だけで味付けをする事が多いように思います。私の母は福岡県の出身であるからなのか 何事にも砂糖をよく使うお菓子屋の娘であったという特殊な事情からなのか 結構甘い玉子焼きを作ってくれていました。ですから私にとってはかなり甘い目の卵焼きがおふくろの味であり 当然一番おいしいと感じます。

ですから私が玉子焼きを作る時には 出汁の元とともに結構な量の味醂を加えて かなり甘く味付けをします。玉子焼きについては各家庭でおふくろの味があるように思いますから 要は自分が一番おいしいと思う玉子焼きを自分の為に焼けばいいのだと思います。

私は若い頃から 当然今も全然女性にもてません。ですから女性が訪ねてきて御料理を作ってくれるような経験は殆どありません。「男女七人秋物語」に登場する 片岡鶴太郎演じる「大沢貞九郎」がよくつぶやいているように もてない男なので女性に作ってもらえず 必然的に自分で作るから どんどん料理がうまくなってしまう というのは私にも当てはまると思います。

決して自慢にはならないと思いますが 一般的な家庭料理は 殆どがそこそこの味付けで作れる自信があります。ですから玉子焼きも殆ど失敗せずに作れます。世の中の一般男性は自分で玉子焼きが作れるのでしょうか?私も偉そうなことを書いていますが あまり久し振りに焼くと 見た目が美しさに欠ける玉子焼きになってしまう事があります。

来週は旅行に出かけるので また行きの車の中で食べるお弁当は作ろうと思っていますから その前に卵焼きの予行演習をしておこうと思って久しぶりに焼いてみました。玉子はいつも五個を使いますから結構大きめの卵焼きになり、最後の方はひっくり返すのに苦労します。一番最後が一番大きくなっているし 一番外側の一番目立つ部分なので 緊張してひっくり返すと 破れたりして美しさに欠けることになります。

勿論味が見た目と関係ありませんが やはり美しく出来上がらないと 何となく納得がいきません。それに私の卵焼きは甘い味付けをしていますから 猶更焦げ易いので 細心の注意を払っているつもりですが プレッシャーに弱い私は かなりの確率で最後の最後に失敗をしてしまいます。

別に誰に見せるわけでもなくて 私と奥様が食べるだけなのだし その卵焼きの見てくれなど奥様は全然評価してくれませんから 全然緊張する必要はない事は分っていますが やっぱり緊張すると失敗することが多いのが残念です。

本日の卵焼きは 自分で言うのもなんですが非常に美しくて美味しく出来上がったと思います。自画自賛しながら美味しくいただきました。玉子は普段はほとんど食べないので 今夜はこのでっかい玉子焼きとキュウリやキャベツの野菜サラダで晩御飯にしました。甘い味付けの卵焼きではありますが それほど血糖値は上がっていないことを期待します。このブログを読んで頂いている方も久しぶりに玉子焼きを焼いてみることをお勧めします。緊張感もありますが結構楽しい作業だと思いますよ。

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