1月25日 901年の本日 菅原道真が 左遷されました

菅原道真公が 左遷されたのは 複雑に絡んだ人間関係によるものだと思いますが 結局は「出る釘は打たれる」と言ったところかもしれません。当時権勢を極めていた藤原氏の家系であれば まさか大宰府へ左遷されることもなかったのでしょうが やはりぽっと出の 優秀な人材では 周囲のやっかみが集中して 左遷と言う憂き目にあってしまったのでしょう。私は 世の中の平均よりは優秀かもしれませんが 人から反感をかうほどの能力は 全く持ち合わせておりませんので やっかまれて足を引っ張られたりする心配はなさそうです。
道真公は 左遷された事実が 相当なダメージだったみたいです。超エリートのインテリには 耐え切れず短命に終わってしまいました。有名なとび梅伝説など 多少は心慰められる出来事も 真実なのかどうかは疑問ですが あったはずなのに それまで順調すぎて 恐らく挫折を味わったことのない ひ弱なお坊ちゃんだったためなのか 生きる気力をなくして寿命を極端に縮めてしまったのかもしれません。私も 軟弱な腰抜け野郎であることは 自覚しているつもりですが 逆に人生何をやってもそんなにうまくいかない事ばかり経験してきたようなものですから 結構逆境には 強いのかもしれません。人に劣る部分が沢山あるからこそ 遠回りしても ゆっくりでいいから頑張っていれば きっといい事があると信じて生きてきました。そのお蔭で 女性には全くモテませんでしたが 奥様のようなすばらしい女性と巡り合う事が出来ました。
でも人生で一度ぐらいは 他人から羨まれるような やっかまれるような才能や見てくれに恵まれてみたいものだと 考えなくもありません。私は人一倍腰抜け野郎なのに 向こう意気だけは強いので 本来はこちらが腰を低くしていれば それ程相手と摩擦が生じないでも済みそうな出来事でも ついつい恐らく正論ではあるけれども だから猶更相手の気持ちを逆なでしてしまうような発言を繰り返してしまうのです。ですから私は取り立てて優れた能力があるわけでもないのに さんざん世の中から叩かれてしまっております。
今の世の中 悪口を言ったもん勝ち みたいな風潮とインターネット関連のシステムがあるように思います。私は他人の悪口を言うようなことが大嫌いなので 基本的には自分の憤慨している気持を発信することはありません。せいぜいがこのブログで 曖昧な表現で ぼやくぐらいが関の山です。ただし 私としては筋の通った言い分があるにもかかわらず 一方的な悪口を世間に発信する人間が多い事も 日本人の民度の低さを象徴しているようで とても悲しくなります。まあそんな輩がどれだけ 私の 若しくは私の病院の悪口を発信しようと 何とかつぶれずに経営できているのですから 日本の世の中もそれほど捨てたものではないのかもしれません。
道真公の様な 超エリートには なってみたい気もしますが もし私の様な程度の低い未熟な人間に そんな超人的な能力が備わったとしたら 道真公以上に反感をかいまくって その場で刺殺されていたのかもしれませんから 私は平々凡々の このつまらない人生を全うできるように 頑張って生きていこうと思います。

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