1月3日 高校ラグビー準々決勝を観ました

ベストエイトに五校も勝ち残っていた関西勢が なんと一日で四校も敗退してしまう とっても残念な一日でした。優勝候補の筆頭は 大阪のそれも枚方の東海大仰星のようですが そこだけが勝ち残り後は全敗してしまいました。寂しい結果です。準決勝で東福岡と当たりますが やはりこの試合が事実上の決勝戦の様です。

東福岡はこの十年で四回も全国優勝していますし 仰星も二回優勝している強豪校ですから これまで極順調に勝ち上がってきましたが 準決勝の戦いぶりを見た所では やや仰星有利に思いますが まあ大阪人ですから若干贔屓目に見ているのかもしれません。昨年はワールドカップで 歴史に残る大金星をあげましたし 女子の七人制ラグビーがオリンピック出場を決めましたから 急に注目を集めた年になりました。

私の出身高校である四条畷高校は 私が生まれる前の時代ではありますが 全国大会で決勝に進出したこともありましたから 学校としてもラグビー熱がもともと高かったように思います。冬になるとクラス対抗でゲームを昼休みにグラウンドで行いましたから かなり注目を集めました。三年生で優勝すると 先生方で編成したチームと試合をしますから 非常に盛り上がりました。

私は高校時代にクラブ活動をしなかったので とても後悔しています。ラグビーは中学時代から大好きだったし それなりに体力にも自信がありましたが 練習が凄く厳しいという噂を聞いて 尻込みしてしまいました。情けない腰抜け野郎だったと思います。勇気をもってラグビー部の扉をたたいていれば 私の人生も変わっていたのかもしれません。

私が一つ目の大学 立命館に通っていたころは 大学ラグビーの全盛期だったのかもしれません。関東の対抗戦グループの試合 特に早明戦は非常に注目を集めていました。当時は 対抗戦グループを制した大学が 大学選手権でも優勝して 社会人ナンバーワンチームと成人の日 一月十五日に行われる日本選手権に進む確率が高かったからです。その頃は大学のチームと社会人のチームの力が拮抗していましたから どちらが勝つのか予想がつきにくくて 非常に楽しみな一戦でした。

その後 同志社が全盛期を迎えた時代や 関東学院大学が隆盛を極めた時代がありましたが 最近では帝京大学の一強時代になってしまい大学ラグビーの人気が下火になってしまって その為にラグビー全体の注目度もかなり低下してしまっていたようでとても残念でした。女子サッカーがワールドカップ優勝を切っ掛けに大いに注目を集め 盛り上がったようにラグビーも今後大いに盛り上がってくれると嬉しいです。

高校生の大会では 関西勢特に大阪の高校が非常に強豪校ぞろいであるのに 卒業すると大部分の選手が関東の大学に進学してしまうために 関西の大学がずっと関東の大学に敵わない時代が続いています。選手の進路に口ははさめませんが 出来たら関西の大学に進んで 関西の大学ラグビーが盛り上がってほしいと思います。誰かが言っていましたが 関東の大学のラグビー部では 関西弁が標準語なのだそうです。今年もベストエイトに五校も勝ち残った関西勢の選手が出来たら地元の大学に進学してくれることを期待しています。

大坂人としては仰星に頑張ってもらって難敵東福岡を倒して 優勝を期待しています。枚方の高校が全国優勝まであと二つの所まで来ているのに 枚方市内での盛り上がりは全然感じられませんが 皆さん頑張って応援しましょう。

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