1月7日 例年通り この時期から  確定申告の準備が始まりました

自営業を営んでいるものは 誰でもそのはずですが 二月から確定申告の受付が始まります。真面目な方々 と言うよりもごく普通の方々の場合は 毎日、毎週、毎月の売り上げや経費をきちんとその場その場で 台帳に記入して 伝票を作成しておられるのだと思います。私も開業した当初は 確定申告の意味さえ全然分かっておりませんでしたが 分らないままではありましたけれども 父に指導を受けて 売上帳や金銭出納帳、売上伝票などを 毎日記入しておりました。
一年分の帳簿や伝票を何とか整理して 苦労して青色申告決算書を作成しましたが 貸借対照表の左右が一致しないで 毎年毎年かなり手こずっておりました。ある時税務署から税理士が派遣されてきて 確定申告用のパソコンのプログラムの導入を勧めてくれました。私はパソコンなどの機械にも弱くて 全然そのメリットなどは理解できませんでしたが そこは賢い奥様が一緒に説明を受けてくださって 確定申告用のプログラムの導入により 決算と申告の作業が飛躍的に楽になることを 的確に理解されましたので すぐにそのパソコンのソフトを購入しました。
使用する伝票が これまでは売上伝票と出金伝票の二種類を使用していましたが それらが合体したような意味合いの振替伝票と言うものに置き換えられました。最初は全然慣れていなかったので戸惑いましたが 何とか次第に馴染んできました。振替伝票と言うのは 一枚の紙切れにその日の売り上げから経費 預金の出入りまで全て記入しますから 作成するのは多少手間暇がかかりますが この伝票さえ一年分を作り上げてしまえば 後は間違いのない様にパソコンにデーターを入力してしまえば 自然に決算が出来てしまう 非常にありがたいソフトでした。
私は何しろ機械音痴なので 購入したソフトの起動の仕方から 細かい条件の設定のやり方や 入力したデーターが決算されるまでの工程は全然理解していませんが 奥様がその辺りの細かい作業は全てそつなくこなしてくださるので 何とか毎年確定申告が無事に出来ております。地道に毎日の売上票をまとめて 電卓で合計金額を出して件数とともに伝票に記入する作業はすべて私が一人でやりますが 一年分の売上票を月別に日付順に並べて 束ねてくださっているのは全て奥様です。私がこの作業をスムーズに進められるのは 一重に奥様の細かな そして確実でていないなサポートのおかげであること私はよく理解しているつもりです。
それから一年分の領収書やレシートの類をこれまた月別にそして日付順に 並べて整理してくださっているのも奥様です。ききなれない会社名や商品名で 私がどの様な商品を購入したのか 若しくはどのようなサービスを受けた時のレシートなのか忘れてしまっていそうな内容のものには 分り易くその内容を鉛筆書きで説明してくださっているのも非常に助かっております。この歳になると 半年以上前の出来事は殆ど覚えていないのが正直な実態なのです。奥様のそのような細かい配慮の行き届いたサポートのおかげで 必要経費の振替伝票への記入と添付もとんとん拍子で毎年進みます。
今年の分の売上票や領収書の整理も 例年通り奥様が頑張ってくださって 出来上がっていますから これから数週間は普段はほとんど縁のない机にかじりつく作業を集中してやれば 無事確定申告が出来ると思います。しばらくは 地道に真面目に事務作業に取り組みたいと思います。一年間サボっていたのですから ほんの二三週間は 苦手な仕事ですが 集中して頑張らねばなりません。まあ普通に頑張れば一月中に作業が終了するはずですから その後に自分へのご褒美で毎年旅行に出かけますので それを楽しみに事務作業に集中しようと思います。

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