10月10日 合唱コンクールの全国大会へ向けての 予選が行われているみたいです

私は 一つ目の大学時代から始めて サラリーマン時代 二つ目の大学時代の一時期 混声合唱団に所属して 歌っておりました。子供の頃から マリンバとピアノを かなりの期間習っておりましたので 音符は読めるし 音感も悪くはなかったつもりなので 一つ目の大学に入学した時に その魅力的な活動内容を知り 合唱を始める決意をしました。それから四年間 ひたすら合唱団の活動に熱中してしまいました。当時のサークルのメンバーが 現在の私の友人のかなりの割合を占めておりますから 良き仲間たちに恵まれたのだと思います。
授業には 殆どでないで サークルのボックスに入り浸っておりました。同じ趣味の気の合う仲間たちと グダグダ話すのが 練習で歌っているときと同じぐらいに楽しかったです。大学の合唱団なんて 何処でも同じような雰囲気だったのだと思いますが コロナ禍の大学生は 普通のキャンパスライフが送れなくて とても可哀そうに思っておりました。恐らく合唱団の練習なんて 大勢が普通の室内に集まって 大きな声を出すのが練習ですから コロナの流行が始まってからは まともな練習が 殆ど出来ていなかったのではないでしょうか。
昨年 合唱コンクールという企画が実行されたのかどうか 全く知りませんが 今年は新聞記事として 何とか 合唱の練習ができて その成果を競うためのコンクールが開かれたことを知り とても嬉しく思います。只新聞の写真を見ると ステージに立っているメンバーが全員マスクを着用しているのに 驚きました。普通合唱の場合 指揮者の方向に向かって並びますから メンバー同士が対面することはありません。曲によっては 大きな声を出す場合もあるのかもしれませんが 一方向を向いているわけですから 飛沫を浴びてしまう可能性は 少ないように思いますが 今のご時世ですから ある程度の人数が集まって 大きな声を出す場合 マスクの着用をせざるを得ないのかもしれません。
普段の練習のときにも マスクを着用していなければ それなりの緊張感を伴うステージ上で まともに発生できるわけがありませんし 指揮者としても 声のバランスやボリュームが 把握できないのでしょうから 恐らく発声練習の段階から すべてマスク着用で行われているのでしょう。マスクを着用していても 声を出すのは そんなにつらくないのかもしれませんが 息を吐いた分吸わねばなりませんが その時にかなりしんどい思いをするように思います。肺活量のある男性の場合は 普段よりもしんどいな 位なのかもしれませんが 小柄で華奢な女性の場合は かなりの負担になってしまいそうで 心配になります。
まあとにかく 集まって歌が歌えるのですから 普段とは状況が異なってしまうのは 致し方のないことのようにも思いますが 合唱の出来栄えという点で 通常よりも見劣りしてしまうのかもしれません。まあコンクールの場合 条件はどこの団も同じですから 外野がいらない口をはさむべきではないように思いますが 普通に歌えた方が ずっとずっと楽しいだろうなとは 思ってしまいます。わが母校の合唱団も 何とか似たような方向で頑張ってくれているのでしょうか。秋には 毎年定期演奏会などが開かれる時期ですが ステージ上でも密を避けねばならないのでしょうが 客席もあまり密にはならないように 対処しなければならないのでしょうか。学生としては 別にお客さんがたくさん入ったとて 自分たちのもうけにつながるわけではありませんが 自分たちの練習の成果を 一人でも多くの人たちに披露したいので 少しでも多くのお客さんにお越しいただきたいと願っているはずです。
コンクールという 合唱に順位をつける企画に 私はあまり応援する気持ちはありませんが 各合唱団の演奏会が 充実した内容の演奏を 一人でも多くの方々に聞いていただける機会が 何とか実行されることを 心からお祈りいたします。

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