10月18日 本日は「冷凍食品の日」なのだそうです

冷凍食品と言うのはマイナス18度の状態にすれば 食品の品質を一年間位は保てることから 18日を「冷凍食品の日」としたのだそうです。我が家は家電製品については父親があまり新しい商品に飛びつくのが嫌いだったために 新しい製品が出来ても 暫くは購入しないで じっくりと待って ある程度価格が落ち着き 更に新機能を付加された最新の商品が発売された時期に 最初に売り出されたタイプ いわゆる旧型が 価格がかなり下がってから ようやく購入するのが常でした。

ところが 冷凍庫だけは 父の仕事の知り合いから殆どただで貰い受けたために 他の家庭がまだ冷蔵庫に付随している 製氷皿位しか置けない狭いスペースの冷凍スペースを使っている時期から かなり立派なものが台所に置いてありました。当時は今ほど冷凍食品が豊富に販売もされていなかったみたいでしたが カレーや煮物など大量に作っても食べ飽きてしまう食品はタッパーに入れて冷凍保存する習慣がありました。

現在のように電子レンジでチンするご飯がまだ売っていない時代でしたが 我が家では炊き立てのご飯も冷やご飯になったら 同様にタッパーに入れて 冷凍しておいて 電子レンジなどまだない時代でしたから お鍋で湯煎して暖めるので そこそこ時間はかかりましたが 何時でも炊き立てのご飯が 我が家では食べられました。現在売られている冷蔵庫の場合は かなりのスペースが冷凍庫になっていますし 冷凍食品もいろんな料理がスーパーで売られています。電子レンジで簡単に温められますから 利用されているご家庭は多いと思いますが 我が家は冷凍食品に関しては一歩先を行っていたように感じていました。

但し 父親は冷凍食品の有り難さを少し勘違いしているみたいで 困っています。まず冷凍すれば 確かに食品が腐敗することはありえませんが 冷凍することによってその食品の品質は多少なりとも変化してしまいます。特に 冷凍してからあまり期間が起つと冷凍焼けを起こして 腐敗はしていないから 加熱すれば食べられないことはないけれど 独特の臭いや食感がして 正直な所不味く感じることがしばしばあります。

所がうちの父親は 何でもかんでも冷凍庫に放り込んでしまう習慣がついているので 例えば毎年のように頂くもの 例えば実家から送られてくる干し柿なども届くと直ちに冷凍庫に放り込んでしまうのです。たまに実家を訪ねた時に届いたばかりの今年出来た干し柿ではなくて 何年も冷凍庫に保存してあり 冷凍焼けしてしまって 食感も風味も損なわれてしまったものばかりを食べさせられるのです。何故せっかくもらったものを 先ずは美味しくいただいて 食べきれずに腐りそうになった分だけ冷凍しないのでしょうか。私は何度も父に忠告しましたが 全く聞く耳を持たず とにかく頂き物をしたら即座に冷凍庫に放り混む習慣は一切直りません。

毎年元旦に実家に帰りおせち料理を頂きますが お雑煮の餅も一旦冷凍したものが出されます。年末に買ったばかりの餅ですから 少なくとも三が日ぐらいはカビの生える心配もないはずですから 三が日に食べる餅は冷凍するのを辞めて欲しいと頼んでも きき入れてもらえたことは残念ながらありません。私も奥様に人の話に聞く耳を持たない頑固ジジイだと よく言われていますし父と私は何から何までそっくりだと言われていますから 私も多分父と似たような人間なのだとは思います。こんな年寄りになって わざわざ忠告して頂けるのは 有難いことなので 極力言われたことについては よく考えてみて 出来るだけ受け入れるように心がけながら生きていこうと考えています。

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