10月9日 本日が体育の日なのだそうですが 私には やはり十日でなければピンときません

そもそも体育の日が祝日となった切っ掛けは 1964年に開かれた東京オリンピックの開会式の日だったからだそうです。私が子供の頃には 小学校や中学校の運動会は既に終わっている場合が多かったように思いますが 私が通っていた開成小学校では 市民運動会 つまり子供から大人まで参加してのかなり大がかりな運動会が 体育の日に毎年行われていたように記憶しています。体育の日は元旦と同様に殆どお天気に恵まれる特異日だったので 雨天により中止されたことはなかったと思います。
そのような意味で 十月十日は 私にとっては市民運動会で丸一日盛り上がる 子供から大人まで皆が走り回る 本当に体育の日であることを一番実感できる祝日だったように覚えています。今でも市民運動会のような催し物は開催されているのでしょうか。そういえば 何年か前に順番が回って来て自治会の役員を引き受けた時に 集会所に呼び出されての寄り合いがあって 地区対抗の運動会に役員はなるべく参加するようにと 言われたのを覚えています。結局私に参加できそうな競技には 参加者が足りていたみたいなので 出場はしませんでした。でもそんな話し合いが毎年行われているみたいなので どんな盛り上がりを見せているのかチラッとも覗いたことがないので 見当もつきませんが 大人から子供まで参加する運動会が 少なくとも私の住んでいる地域では行われているみたいです。
私はハッピーマンデー法というものが施行された時から 大反対でした。祝日にはそれぞれに何らかの理由があってそれぞれの日にちが定められていたはずです。なのにその大切な祝日の謂れを無視してしまって 単に日曜日とくっつけて連休を増やそうなどとは いかにも自分が昇進する事しか考えていない官僚たちの思いつきそうな浅知恵だと思います。その為に現在では その日が何の祝日なのか認識していない国民が 凄く増えているように思います。
昔は 夕方のニュースで 祝日の場合はその謂れとなった出来事を振り返ったり 縁の地から中継したりして その祝日の意味合いをみる人に思い出させてくれる企画があったように思いますが 残念ながら 最近では国民自体の祝日に対する関心が低い子とも関連しているのでしょうが 殆どその日が祝日であることを取り上げてくれる番組が全然ありません。
こんなことを言い出すこと自体が 私が正真正銘のジジイになっていることの証なのかもしれませんが やはり古き良き時代の日本を大切にしていってほしいと思ってしまいます。私が子供の頃に接した口うるさいお年寄りからは 相当な違和感と嫌悪感を受けていました。まあ人間は皆 間違いなく子供から大人そしてお年寄りになっていくわけで 寿命が来たら死んでいく運命で 年寄りになったらお年寄り扱いされるのは致し方の無い事だから 甘んじてその扱いを受けるべきなのかもしれません。
私の様に無力な人間が 殆どよんでいただける人もいないこんなブログで 何を叫ぼうと全く影響力が無い事はよく自覚しているつもりですが ハッピーマンデー法なんていう日本の祝日をコケにした法律を廃案にすることを提案してくれる政党があれば 無条件に投票してしまうのですが そんな政党はあるわけありませんよね。

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