11月1日 本日は二か月ぶりに自分のための病院に出かけましたが 事件が起こりました

このブログには何度も書いていますが 私は来年還暦を迎える年齢であり 凄く太っていますので 恥ずかしい話ですが 心臓病と糖尿病を患っております。その為に大体二か月に一度枚方公債病院の循環器内科で診察を受けています。具体的にすることは血液検査を受けてから 血圧を測定して 待合室で順番を待ち 名前を呼ばれたら 診察室で先生と対面します。簡単に問診を受けて 血液検査の結果によって 先生からその時の診断を伺います。
私は不整脈がありまして その根治を試みましたが 完全にはなくなりませんでした。従って 血液に血栓ができやすい状態が続いていますので ワーファリンと言う血液をサラサラにして 血栓ができにくい状態にする薬をもう何年間も飲み続けています。ワーファリンはかなり昔にできた薬ですが 優れた効果がありますので 現在も服用している人は沢山いるみたいです。血液をサラサラにする薬としては もっと新しい薬も開発されているようですが 新薬ですから勿論価格がかなり高いみたいです。一時的に飲む薬ではなくて ある意味死ぬまで飲み続ける必要のある薬ですから 価格の安い古い薬を私は選択して飲んでいます。但し ワーファリンを飲んでいると 青汁や納豆が禁止されてしまいます。青汁はともかく 私は納豆は毎日でも食べたいくらいの好物でしたので 辛くないといえば嘘になりますが 薬はいずれ価格が下がりますので 新薬の価格が下がるまでは辛抱しようと考えています。
糖尿病については 血糖値をなるべく低く保たなければなりませんが 私はこの歳になっても 全く食欲が衰えません。ある意味ラッキーなのかもしれませんがお酒を全く嗜みませんけれども その分甘党なので 甘いものが大好きです。甘いものは血糖値の大敵ですから これもまた辛抱しなければなりません。でも長生きはしたいので 摂生に努めるほかはありません。現在の所 有難い事かもしれませんが 心臓病も糖尿病も自覚症状が全くありません。でも逆に考えると 自覚できる症状が全然ないのに 辛抱しなければならないことはよけいに辛い事でもあります。ですから病院で検査を受けて診察してもらった直後は少しの時期だけ 辛抱を緩めて 食べたいものを満足できるだけ頂く時期があります。
しかし病院に行く日の一か月ぐらい前からは 炭水化物を一切取らないように心がけた食生活をおくります。勿論仕事である程度体力は使いますから タンパク質を中心に考えて しっかりと食べてはいますが 血糖値の上がりそうなものは 極力避けるように心がけます。今回もかなり頑張りましたが 血糖値をしめす指標となるヘモグロビンA1cの値は6.6でした。前回が6.8ですから 少しだけ下がりましたが 目標は6.5を下回る事なので なかなか達成てきていません。先生からは 一応7.0を下回っていれば 合格点ですよと 慰めて頂きましたが 今回はかなり頑張ったつもりだったので かなりガッカリしました。
聴診してもらって 血圧を報告して 診察が終わりましたので 診察室を出ました。奥様が待合室に座っていて にっこりと笑顔を見せてくれました。奥様のアパートはこの病院のすぐ近くで 本日はトリミングの予約が入っていなかったので 自宅でのんびりして頂きましたが 夜の診察時間にホテルで預かっている犬たちを送り届けて頂くために 病院で合流することになっていました。奥様の顔をみたら なんかホッとしたみたいで 頭がぼんやりとしてきました。
受付でお会計を済ませて薬の処方箋を受け取るためにいすに座って待っていましたが なんだか意識がぼんやりとしてきて そのまま椅子に倒れ込んでしまいました。奥様が慌てて看護婦さんを呼びに行きました。私はゴロンと椅子に横になっていると だんだん意識がはっきりとしてきましたので そのまま起き上がってすぐに帰れると思っていましたが 起き上がるとまた意識が遠のいでしまうようでした。情けないけれども 車いすに乗せられて 処置室に運ばれて そこのベッドに横たわらせてもらいました。
また完全に横になっている状態の時には 意識がはっきりともどってきましたので 私はすぐに帰れると主張しましたが 一応かかりつけの先生の診察を受けてから と言う事になり 先生が来られるのを待ちました。その間何度か血圧を測りましたが 上が100を下回り 下が50前後でした。私は太っていますから 普段から血圧は高めなのに この時には極端に血圧が低下していて 一時的に貧血状態に陥ってしまったようです。
先生が診察に見えたので ベッドに腰掛けて応対をしていましたが やはり起き上がってしまうと 意識が遠のく状態でしたので 先生の判断で点滴を一本投与して頂くことになりました。約一時間ほどかかりますが 午後の診察時間には何とか間に合いそうだったので 急いで治療してもらう事にしました。500mlほど静脈に流し込んでもらいましたので 血圧も少し上昇して 上が100を超えるぐらいには回復してきました。ベッドに腰掛けて話していても頭がしゃんとしていましたので 何とか車まで歩いて移動して 運転は奥様にお願いして病院に戻りました。普段なら 病院の受付のカウンターの椅子に座って 患者さんを待つのですが さすがに長時間座っているのはしんどかったので 二階で休んでいて 患者さんが来院した時だけ 病院におりました。幸い患者さんは 犬三匹のワクチンをうちに来られた方だけでしたので 診察はいつもよりも短めに切り上げて 注射をしました。証明書の発行やお会計は奥様にお任せして また二階で休ませてもらいました。
本当なら 病院に出かけた夜は 奥様と何かおいしいものを食べに行く予定でしたが 体調がすぐれませんから諦めました。私は普段から血の気が多くて 血圧が高い目の人間でしたから 貧血で学校の朝礼の時などに 倒れる人の気持ちが全く理解できませんでしたが 今日貧血の人の気持ちが分るような体験をしましたから 周囲の人に心配と迷惑をかけてしまいましたが ある意味いい経験をさせて頂きました。いつも自分の病院で 検査を受ける前に極端に摂生してしまいますので 今回のような緊急事態になってしまったのだと思います。これからは 検査の直前に極端な事をしないで済むように 日ごろからの摂生を心掛けようと思いました。

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