11月1日 毎月一日は映画の料金割引の日です

 昔は確か映画の日である12月1日だけが料金割引の日でしたが いつの間にか毎月一日に料金が割引されるようになりました。一人の料金が確か1000円になるのだと思いますが 今は私が50歳を過ぎたので高齢者割引で奥様と二人でいけば常に1000円で見られるので 全然ありがたみがありません。以前はロードショー公開されている映画を見るためには 梅田界隈まで出かけるのが一般的でした。二人で出かければ 交通費だけでも結構かかるし、食事をしたりすると映画のチケット代も含めるとかなりの出費でした。車で出かけるてもありますが 駐車場代が梅田ですから馬鹿になりません。
 最近はシネコンが枚方と久御山にできたので、車で二三十分で行けるし駐車場代もかからないので 主にそちらに出かけます。どちらのシネコンも私が五十代なので奥様と一緒なら一人千円で鑑賞できます。最初はこのような割引を受けるのが恥ずかしかったのですが今では平気になりました。ちょっと寂しいけれど 現実的には有難いことです。
 若い頃なら 映画を見ている最中に居眠りするなんてありえなかったのに 最近ではつまらない映画だとほとんど毎回居眠りをして 奥様に迷惑をかけます。静かに居眠りするならまだしも結構大きな鼾をかいてしまうからです。そんな時には奥様からの容赦のない蹴りが入って起こしていただきます。出会ったばかりの頃なら もっと優しく接してくれたと思うのですが 女性はどんどん変貌を遂げる生き物です。
 これから見たい映画としては「清州会議」があります。この映画は大好きな三谷 幸喜さんの作品です。三谷さんは「やっぱり猫が好き」と言うシチュエーションドラマ」が最高にお気に入りでした。恩田三姉妹しか出てこなくて 舞台はマンションの一部屋だけで描かれるのに ストーリーは毎回バラエティーに富んでいて最高に楽しかったです。このような形態のドラマを見たことが無かったので 非常に興味深く よくこんな展開を思いつくものだといつも感動しました。
 普通のドラマの「振り返れば奴がいる」、「王様のレストラン」、「警部補古畑任三郎」等も大好きで 再放送があれば大抵欠かさずに見てしまいます。でも一番好きな「やっぱり猫が好き」は全然再放送してくれません。何故なのでしょうか。以前にビデオのレンタルショップが店じまいセールをやっている時にたまたま訪れて「やっぱり猫が好き」のビデオが一巻三百円だったので その場にあるだけ15巻ほどまとめ買いをしました。一巻に二話ずつ録画されているので 30話分のドラマを繰り返し繰り返し見たものです。ただ現在はビデオの再生する装置がないので見ることが出来ません。他にもビデオの作品でどうしてもみたいものがあるので ビデオからDVDにダビングする装置を購入しようと思っています。
 最近はあまり映画館で映画を見なくなって 年間5~6本ぐらいかもしれません。私の人生で一番沢山映画を見たのは立命館大学の四年生の頃だと思います。祇園会館と言って八坂神社の近所にある映画館で 三本立ての映画を見に通いました。四年生なので土曜日は授業も実験もなかったので朝から弁当持参で乗り込みます。映画の内容は戦争映画ばかりの三本であったり。アクション映画やミュージカル映画であったりジャンルを統一した映画が三本集めて週替わりでかかっていましたので 特に用事が無ければ 殆ど毎週通っていました。料金は学生で800円位だったと思います。おそらく30回以上通ったと思いますから一年間で百本以上の映画を見たことになると思います。
 たまには恋愛映画など興味が無く退屈したこともありましたが 毎週土曜日は朝から映画館に入りびたりでした。三本見終わると夕方になっているので それから所属していた混声合唱団の練習に参加したものです。今思うと凄く幸せな日々でした。祇園会館は二三年前までは 現役の映画館として活躍していたそうですが 近所に「よしもと祇園花月」が出来てから客足が衰えて閉館したそうです。卒業してからは一度も訪れたことが無かったのですが 寂しいことだと思います。
 映画のことを書くと好きな映画ベストスリーやがっかりした映画ワーストスリーなどをあげたくなってしまいますが そんなことを始めるとまた膨大な量になるので今日はやめておきます

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