11月13日 一つ目の大学時代の友人とお食事会を開きました

私の個人的なここ数年の目標でありました 一つ目の大学時代に 同じサークル 混声合唱団で共に歌った仲間が 枚方に私を含めて四人も住んでおりますので 以前から一度再会して 旧交を温めたいと考えておりました。私は 昔枚方の香里団地で暮していて 開成小学校を卒業して 枚方四中にも一年通いましたから もともとひた方には縁がありました。中二の時に現在の実家のある 交野市の松塚に引っ越しましたが 病院を開業できそうな物件を探していて たまたまこの地で適当な物件が見つかりましたので 動物病院を始めまして現在に至っております。
四人のうちお二人はご夫婦で 男性は一学年先輩ですが 確かご出身は関東地方だったと思います。日本生命と言う一流企業にお勤めで そろそろ定年を迎えられそうな時期ですが 現在は枚方に自宅を所有されています。少し前から岡山へ転勤命令が出たのだそうで サラリーマンの辛い所でしょうが 仕方なく単身赴任されていて 土日だけこちらにお戻りなのだそうです。枚方には縁もゆかりもなかったのだそうですが たまたま自宅を求めておられて 枚方にやって来られたのだそうです。奥様はもともと大阪のご出身だそうですが 枚方とはやっぱり無縁だったそうです。
もう一人は同じ学年の女性ですが 三十人もいる同学年の卒団生の中で 私が一番恐れていて 苦手としていて これまで殆どお話もしたことがない方なのです。神奈川県のご出身で 私はもともと関東地方の言葉を話される方はなんとなく話が合わないような気がして 苦手な存在となる場合が多いです。この女性は なかなかの美人でしたし スタイルもよくて 胸のふくらみのボリュームが凄かったのが特に印象的でした。関東出身で美人 と言う私が苦手な要素の多い方でしたが 更には「私 関西弁喋る男性は嫌いです」と断言されるようなはっきりとした性格の方でしたから 私は冗談じゃなくて 半径十メートル以内には近づかないように細心の注意を払っていました。
そんな女性ですから 何も今更積極的にこちらから 再会を希望しなくてもよいのかもしれませんでしたが 人生に退屈している時期だったからかもしれませんが あえてチャレンジしてみたくて 今年の九月ごろだったと思いますが 思い切って一緒にご飯でも食べませんか とお誘いのメールを送ってみました。最悪の場合「私を食事に誘うなんて百年早いわよ」と言う返事が返ってくることも覚悟しておりましたが 幸いにも色よいお返事のメールがほんの二三日で返信されてきましたので ホッとしました。
メンバーとしては 四人だけでは寂しいので もう少し周囲の人間に声をかけてみることにしました。私の苦手な女性が京都の宇治に在住の同じ学年の女性に声をかけて頂き 参加してくださることになりました。その子は 私と同じ四条畷高校の出身で いつも練習終りに同じ京阪電車で帰っていたので 特に仲良くして頂いていた方でしたので とても楽しみにしていました。それと奈良市にいる私の一番の仲良しの男性に声をかけて 参加してもらう事にしました。
メンバーが一応確定しましたので 次に集まる日程と時間帯を決めました。私は最初夜に集まる方が ゆっくりできるかと思っていましたが 女性が二人とも主婦の方ですから あまり夜遅くまでの外出は難しいかもしれないと気付きました。男性はまだ会社勤めをしていますから 曜日としては土日の昼間と言う事で 日程を詰めていって 最終的に本日の昼間に集まることが決まりました。食事をする場所としては 出来たら個室のあるお店の方が落ち着いて話が出来るので そのようなお店を探しました。
二か月近く先の話でかなり余裕があるので そんなに苦労しなくても見つかるだろうと安心していましたが 運悪くその日は 何かよほど日和が良かったのかもしれませんが いろいろな催し物が開催される予定になっているみたいで何軒かの落ち着いて食事のできそうなお店に電話してみましたが 個室の予約が埋まっているとのことでした。それで仕方なしに「仙亭」のレストランを予約しました。一応様子を見に行きましたが お客さんが空いていれば静かに食事が出来そうな雰囲気でした。
この「仙亭」は一応枚方では一番格式のあるお店のように認識していますが 個室を利用する場合 食事の代金に消費税がかかるのは当然ですが それとは別にサービス料金が十パーセントかかります。まあ個室までわざわざ運んでもらって 料理を並べてもらってさげてもらうのだから致し方がないのかもしれませんが なんとレストランで食事する場合も同様にサービス料金がかかるのだそうです。私は貧乏人だからかもしれませんが レストランで食事をしてサービス料金を払った記憶が殆どありませんでしたので 若干むかつきましたが 他にお店が見つかりそうにもなかったので 諦めました。
いよいよ本日 私にとっては待望のお食事会が行われました。一学年先輩の男性は 現役の団員であった頃に 男性四人組のユニットを組んでともに歌っていた位に 可愛がってもらいお世話になりましたが卒業して以来殆どお会いする機会がなくて四十年近くぶりにお会いします。奥様は私と同学年の方ですが かなりお美しかったので(過去形にしてもいいのでしょうか?)殆ど現役の団員であった頃にはお話したことがありませんでした。勿論奥様とお会いするのも卒業以来だと思います。
私は現在もそうですが 二十歳前後の若かりし頃には お美しい女性と話しすることが とにかく苦手でした。自分の外見についてのコンプレックスがあったからかもしれませんが 奇麗だと判断した女性は なるべく近くに寄らないようにしていました。こんな表現を使ってしまうと 私が親しく話していた女性は奇麗だと判断していなかったようになりますから 一寸問題が起こりそうですが 乃木坂でも マイヤンやナナミン イクチャン等のいわゆる美人タイプのメンバーよりも マイマイやナーチャンのように とっても可愛らしいけれども凄く優しそうな女の子を好んでしまう性格であるのだとご理解ください。
それから ひょっとしたら私がこの地上で一番苦手にしているかもしれない 同学年の女性ですが 彼女はペットとしてフェレットを飼っておられたので 患者さんとして何度が病院に来られていましたけれども 本日お会いするのはやはり数年ぶりかもしれません。もう一人私と同じ高校出身の女性は ご家族に何か急な事情が起こってしまったらしくて ドタキャンとなってしまいました。とっても残念でした。私の一番仲良しの男性は 勿論機嫌よく参加してくれました。
私の病院が十二時まで診察時間ですので 一応「仙亭」のロビーに十二時半に集合としておきました。十二時間際に患者さんが来てしまいましたので 慌ててやるべきことを済ませて 後は奥様にお任せしてびょいんを飛び出しました。十二時半ちょっと過ぎに到着して ロビーに駆け込みますと 全員そろって談笑されていました。挨拶をすると 早速「予想以上に太っているなあ」といきなり突っ込まれましたが 事実ですから否定の仕様がありません。この歳になりますと 見てくれを気にしても始まりませんが やはり健康の為にも 長生きできるためにも もう少し痩せるべきだと 皆さんから注意されてしまいました。お説ごもっともですから 本気で痩せる努力をしようと考えました。
一時からレストランに入り食事を始めました。
私は午後から仕事がありますので 車で参加しましたから ウーロン茶にしましたが 皆さんはビールで乾杯して食事会が始まりました。みんな還暦に近い年齢ですから 私は老後の身の振り方 楽しい老後の計画で話が盛り上がるのかと思いましたが 男性陣は 日本生命とシャープと言う一流企業を勤め上げてこられたお二人でしたから 年金もたっぷりと期待できるご身分ですから 定年を迎えたら すぐにでものんびりされるのかと思っていましたが 二人とも年金の受け取れる65歳までは 少なくとも再就職して働くつもりなのだそうです。
生保と家電メーカーと畑は違いますが 日本人なら誰もがその名前を知っている一流企業で新卒から定年まで勤め上げたのですから 退職金もかなりの額でしょうし 厚生年金が手厚いはずですから 月々の年金支給額も相当な金額になるはずなのに やはりサライーマンの習性が身についてしまっているからなのかもしれませんが 当面は正社員として働いていたいのだそうです。私があと数年で病院を売りに出して買い手が見つかったら 引退するつもりであることを打ち明けますと 皆さんから驚かれてしまいました。
奈良の友人はシャープに勤めていますが この会社は台湾人のオーナーになりましたので かなり辛い思いをしているのではないかと心配していましたが 定年間際の立場でありますから ポジションはそれまでと変化したのだそうですが それなりに毎日するべき仕事を与えられ 忙しくやっているみたいなのでホッとしました。私の苦手な女性は 現在大学で実学的な経済学の講義をしている先生なのだそうです。私は仕事をリタイアしてからの計画でいかに節税するかを真剣に考えていますから 色んなことを質問してアドバイスを頂きました。マイナンバー制度についても 私は結構不安を抱えていたのですが 極普通に手続きをしておけば それほど困った事態にはならないらしいと教えて頂きました。
互いの近況や共通の友人の現状などについて いろいろと話が盛り上がり あっと言う間に二時間以上が経過しましたので 名残は惜しいのですが 一応お開きと言う事にしました。次回のお食事会も是非開きたいので 私の苦手な女性に幹事をお願いして 解散しました。私は奈良から参加してくれた男性を自宅まで 私のオンボロ往診車で送り届ける約束をしていましたので 二人で出発しました。以前のブログで書きましたが この友人の自宅には一度訪ねて行ったことがあります。しかし結構ややこしい道を通るので 一人では病院までの帰り道が不安だったので 途中で奥様を拾ってから友人宅へ向かいました。友人と奥様がこれまでにも何度も会ったことがありますから 顔見知りの仲です。
私は一度訪ねたことがありますが 友人宅へ向かう道順がサッパリわかりません。奥様は友人と帰り道について どの道を通るのが近いのか とか空いていそうな道はどっちだろうかなどと 楽しそうにディスカッションをしていましたが 私は全く参加できませんでした。ほどなく友人の自宅に辿り着きました。時刻は既に四時半でしたので すぐに帰途につかなければ五時からの仕事に支障が出ますが 丁度友人の奥様も帰宅されたみたいでしたので 一寸だけお邪魔してコーヒー一杯ご馳走になりました。友人の奥様とは私は勿論奥様も仲良しだったので ついつい話し込んでしまって誤字を回ってしまいましたので 慌てて帰途につきました。夕方の車が混む時間帯でしたが 何とか五時半ごろには病院に戻りましたので 急いで病院を開きました。少ししたら患者さんが来院されましたが 何事もなく診療してお帰りいただきました。
やはり仕事の合間に大事な予定をさしはさむと バタバタしてしまいましたが 楽しくて充実した一日でした。旧友と親交を深めることは ある意味年寄りの特権かもしれません。私も還暦を迎えてしまうと 奥様から「ジジイ」呼ばわりされても言い返せなくなってしまうと覚悟はしていますが 旧友と昔を懐かしむというのは とても楽しい事なので 会えるうちに旧友との親交を温める機会を大切にしていこうと思います。先日 高校の同窓生から来年にでも自分たちの学年の還暦同窓会を開きたいので 連絡してほしいとの手紙が届きました。喜んで自分の現在の情報をメールで送りましたところ お礼のメールが返ってきました。出来たらこの同窓会にも参加して 懐かしい友人たちとの再会を果たしたいと考えております今日この頃です。

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