11月19日 年末が近づき 喪中ハガキが何枚も届いています

私が還暦を迎えてしまいましたから 母は数年前に亡くなりましたし 父がまだ元気でいるみたいですが90歳を超えましたから いつ何があっても不思議がない年齢と覚悟しております。私の友人も一つ目の大学の同期の連中は 勿論私と同様の年齢ですから そのご両親の年齢も押してしかるべきです。二つ目の大学の友人たちは 私より十歳ぐらい若いのですが そのご両親がお亡くなりになられても致し方のない年齢の方もそこそこいらっしゃるみたいで 昨年も今年も 喪中ハガキが届きました。
私は 本当に無知な人間なので 喪に服する という言葉の意味さえよく理解できていませんでしたが いい機会なので インターネットで喪中の意味合いと 親等による一般的に喪に服するべき期間に違いがあることを 知りました。まあ簡単に言うと 身近な人間が亡くなった悲しみの気持ちがまだ癒えないので 新年を迎えても お正月を祝う気持ちになれない ので年始のご挨拶を遠慮する というのが基本的な考えのようです。
私は薄情な人間なのかもしれませんし だから友達も少ないし 親戚づきあいも上手にできていないのかもしれませんが 自分が生きていることに対しても あまり執着する気持ちがありません。人間と言うよりもすべての種類の動物は生まれた瞬間から 間違いなく確実に死という結末を迎えることが義務付けられているのです。只 現実に死を迎えるときに 後悔の気持ちや心残り あれをしておけばよかった とか どこそこへ出かけてみたかった等という未練がましい気持ちが 全くないはずはありませんが 出来るだけそんな未練たらしい気持が少ない状態で 死を迎えたいと思っております。
ですから 私が死を迎えるときの原因がどんなものになるのか 分りませんが 長年のかかりつけの主治医の先生には [あなたは恐らく脳梗塞で死ぬでしょう」と数年前に言われてしまいました。脳梗塞とは 血栓が出来てしまって 脳の血管が詰まってしまって意識をなくし そのまま命に関わることも少なくない病気です。どうせ私が 死を迎えるときには 奥様が側にいてくだされば それだけで十分なので 下手に延命治療など一切行わず コロリと死ぬことを希望します。生きている間さんざん奥様にご迷惑をおかけしたことは自覚しておりますから せめて死に際ぐらいは 潔くあっさりと逝きたいのです。まあ希望通りの史を迎えられるかどうかは分りませんが たとえどんな原因で死を迎える場合でも 痛みや苦しみが長続きするのは 嫌なので くれぐれもコロリと死ねることだけを願っております。
一応父が枚方に設けたお墓がありますから 恐らくそこに自分のお骨は納められるのでしょうが はっきり言って死んでしまってからの事等 どうでもいいように考えております。極端の事を言えば 決まったお墓に入れない方たちのお骨が収められている無縁仏に納められても 別にかまわないのですが 一応父と母が納められているお墓があるからには そこへ納まるのが道理かもしれません。人と人の縁の薄くなった都会では 昨今引き取り手のいない遺体の数が年々増加傾向にあるようです。その場合自治体が火葬して 無縁墓に納めるのが一般的なのだそうですが その類の無縁墓も殆ど満杯状態になってきているのだそうですから 私のように納めてもらえるお墓のある人間は 自分のお墓に収まるべきの様に思います。
無縁仏の納まる無縁墓とは別の意味合いで 供養してくれる人のいなくなったお墓の事も 無縁墓と言うのだそうです。私は 林家の長男ですが きちんとした結婚も出来ていない状態で 子供も勿論おりません。ですから このままの状態では ほぼ間違いなく 私が納まるお墓も 残念ながら無縁墓になってしまいそうです。まあ奥様がご存命のうちは ある程度面倒をみてくれるのでしょうし 私の気持ちとしては 奥様が亡くなった時には 結婚はしておりませんが 同じお墓に入ってもらいたい気持ちです。まあ現実にどうなるのかは 奥様が私が亡くなってからその後で決める事でしょうから 予想もつきません。ただ奥様が亡くなられてから先は やはり同様に無縁墓になってしまいそうですが そんな先の話を心配しても どうしょうもないので 深くは考えないようにしております。
喪中ハガキの話から えらく暗い話になってしまいましたが 還暦を迎えてしまいましたし 喪中ハガキを受け取り 自分の死をある程度現実味のある出来事として 考えてしまう年齢になったのかと思います。このブログで何度も書いてきましたが あと数年でこの仕事をリタイアして 一寸優雅な老後を過ごしたいと 考えております。兎に角死ぬ間際に 未練たらしい気持にはなりたくないのです。仕事をやめてから 乃木坂の握手会にもせっせと参加しようと思っておりますが その時点では大好きなナーちゃんが乃木坂を卒業してしまっている どころかその頃には乃木坂と言うグループが消滅してしまっているかもしれません。私はナーチャンと握手できないままに死んでしまうとしたら その事は確実に心残りになってしまうようで その事が一番心配です。

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