11月20日 年を取ると 日常生活でできたゴミを収集場所に出すのも大変なのだそうです

誰でも年を取ることは間違いのない話だし 年を取れば日常生活にいろんな面で支障が出てくるのは 当然の事だと思います。枚方市の場合 ゴミの分別は 生ごみを含めた可燃ごみと プラスチックごみとビンカン類の三つに分けられています。その他に大きなゴミになると 市役所に連絡すると 指定された場所に出しておけば 回収してもらえます。それほど細かくないし 量的な制限もないので ややこしくなくて助かっています。
細かい分類を徹底している自治体の場合 二十種類にもゴミを分別して出さなければならないところまであるのだそうです。私の感覚からすれば 例えば果物の皮は 普通に考えて生ごみ 枚方の場合は可燃ごみに含まれるものとして考えればよいように思いますが 果物の皮は生ごみとして認められるが 果物にシールが貼ってある場合は そのシールをはがして 生ごみと可燃ごみとして分類しなければ 回収してもらえない自治体もあるのだそうです。
普通に生活していて発生するゴミの回収は 住民税をきちんと納めている受民にしてみれば 当然受けられるサービスの様に思いますが こんな訳の分らないルールを勝手に決めて そのルールに従わなければ ゴミを回収してくれないなんて 自治体の住民に対する嫌がらせのように感じてしまいますが 如何でしょうか。若くて元気な住民にすれば それ程負担には感じられない事も 体力的に障害を抱えてしまったお年寄りにすれば 回収場所へゴミを出しに行くだけの事でも かなり負担の大きな作業であるのかもしれません。ましてや認知症などの病気を抱え込んでしまっていたら 細かいごみの分類など 若いころからやりなれた作業ならまだしも 急に決めつけられて 押し付けられてしまったルールなど 守りたくても守れない状態になることは 誰にも責められない事のように思います。
新聞の記事によると 勿論障害者と認定されることなどの条件はありますが 自宅までゴミの回収に来てもらえる制度のある自治体も少なくないのだそうです。集合住宅などの場合は 部屋が近くの住民が 玄関前に置いてあるゴミを 回収場所まで運んでもらえる様な取り決めのあるところも増えてきているのだそうです。無料の場合もありますが 無料だと利用する側が遠慮してしまうケースが多いので 一回数十円の料金を支払う取り決めになっている所が多いのだそうです。料金は 実際にゴミを運んだ人の取り分もありますが 何割かはお祭りなどの年中行事の費用として使われているのだそうです。お隣さんの顔も名前も知らない場合が多い都会のマンション暮らしとしては ご近所さんとのつながりが出来る事もありますから とてもいい取決めだと思います。ゴミが出ていない場合には 声をかけて 安否確認までしているそうなので とても良い制度だと考えます。
私もいずれは 体が思い通りに動かなくなるのでしょうし 理解しがたい細かいルールなど守れない状態になってしまいそうです。私の場合は しっかり者の奥様が 恐らく側についていてくださるはずですから 多分サポートしてもらえて 生活を継続できるのだと思いますが 現在でも奥様におんぶに抱っこ状態の私ですから 出来るだけ奥様に迷惑のかかるような状態での長生きは したくありません。なんだか昨日のブログと同じように 暗くて寂しい内容になりそうなので この話題はこの辺りで終りにしておきます。
老後の移住先を選定している最中ですが 自治体によってゴミの回収のやり方も異なるはずですから 細かく分類することを要求されるような ややこしい自治体は候補地から外そうと考えています。勿論ある程度のゴミの分類は 必要であると考えますが 細かすぎるような分類を住民に求めるような 自治体では 人生の最後を過ごしたくありません。周囲の方にご迷惑をおかけするような 情けない生き方をしたいとは思いませんが ご近所さんと仲良くさせていただいて お世話になる自治体にも 気持ちよく接することが出来るような そんな有難い移住先がうまく見つかることを願っております。

ブログ一覧