11月21日 一部のコンビニで 成人向け雑誌(18歳未満は買えない)の販売を中止するのだそうです

コンビニには 老若男女が訪れますから 女性や子供の視線に その類の雑誌が目に入ることを考慮して 既に販売していないお店もあるようですが 来年の一月から ミニストップと言うコンビニでは一切販売しなくなるのだそうです。確かにコンビニは ドライブの途中などで家族連れが立ち寄ったり 中学生たちの溜まり場になっていたりもしますから この手の雑誌は販売していない方が 公衆衛生上望ましいのかもしれません。
しかしインターネットが殆ど全ての家庭で利用できるように普及してしまっている現在 性に対する興味が一番強い年頃の中高生の特に男子が その手のサイトを親に見つからないように 細心の注意を払いながら 見ているはずです。現在は 無料で簡単に 無修正の性交渉の動画が 極当たり前に見られる世の中になってしまっているのです。そんな凄く刺激の強い動画を見飽きているかもしれない子供たちが 多いはずなのに コンビニのその手の類の雑誌の販売を今更中止することに どれだけの意味があるのか疑問に思ってしまいます。
私は 勿論自分が中高生であった頃 性的なものに対する興味は 人一倍強かったように思いますし その点が ニキビ面とともに 当時の最大の悩みだったように思います。普通の人間であればそちら方面の実体験は 遅かれ早かれ間違いなく してしまうのですから その分野の情報に蓋をして何とか覆い隠そうとするような 無駄な努力は不要だと思います。性欲が備わっているのは 当然の事ですし 食欲や睡眠欲があるのと同じで 全く恥ずかしい事ではありません。その方面への未知によって猶更煽られてしまう興味や欲求の一番強い中高生が 中途半場で誤った情報によって大きな失敗をしでかす心配もあります。世の中セクハラなんて日常茶飯事だし レイプ事件や不倫スキャンダルなんて 人間社会が滅亡してしまわなければ 無くならないはずですから そのような年代の子供たちが 軽はずみに誤った経験させないためにも もっとオープンにその方面の情報を提供してあげるべきではないかと思います。
隠そうとすれば より興味がそそられて 知りたくなるのは 人間の本能だと思います。コンビニのエロ本の販売を自粛するよりも インターネットのエロサイトの規制を強めて 例えばかなりの高額の有料情報にでもして 子供には簡単に覗けないようにでもしまわなければ ザルで水をすくう様な 表面的で効果の伴わない形だけの取り決めだと思います。エロ本なんて 中学生の頃には ベッドの下に隠してあるのが当たり前だと思います。昔は エロ本専用の自動販売機なんてものがあちこちにありましたが 現在は全然見かけません。コンビニに夜一人でこっそりとエロ本を買いに来る中高生は けっこういるはずですから 販売を止めてしまうと 困る男の子がかなりいるはずです。
エロ本やエロサイトは それらをみながら男なら当然マスタベーションをするわけです。性欲をその行為で発散することによって 男ならみんな経験している虚しさに襲われますが 恐らくは性犯罪が未然に防がれているのですから 一概にエロ本 エロサイトは有害だと決めつけられないように思います。まあ 還暦を迎えた私は 記憶力や視力、聴力などの衰えも隠せませんが 性欲の減退も自覚せざるを得ません。こんな性欲の衰えたてしまった男の発言には説得力がかけるのかもしれませんが日本はもっと性的な欲望や表現に対して もっとオープンな気持ちを持つべきだと 私は思います。

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