持続化給付金と言うのは　コロナ禍で苦しんでいる個人事業主を援助しよう　というお国の有難い企画です。このブログで何度か書いておりますが　うちの病院は　元々が夫婦二人で何とか暮らしていけるだけの売り上げしか上がっておりませんので　コロナ禍の今年も　昨年の似たり寄ったりの売り上げが上がっているように感じておりましたので　利用したいけれど　無縁の制度だと　最初からあきらめておりました。所が先日　小さな楽器屋を営んでおります　妹の嫁ぎ先を訪ねて　世間話をしているときに　この制度の話が出てきて　妹の所は　小さいながらも一応法人化しているのだそうで　申請したらなんと二百万円が　割と簡単な手続きで振り込まれたのだそうです。私の所も　トータルとしては　去年と今年　似たり寄ったりの金額を売り上げているように感じていますが　勿論商売ですから波がありますので　たまたま少ない月の売り上げが　昨年の半分以下なら　百万円を受け取れる資格が発生しているかもしれないので　今年の分の月別の売り上げだけでもいいから　確認したほうがいい　とアドバイスをもらいました。
このブログで何度も　申し上げております通り　私は極度の怠けものでありますので　個人事業とはいえ経営者であれば　毎日の売り上げや必要経費などを振替伝票に毎日　せめて毎週　最低でも毎月単位で　〆て伝票の作成を行っておくべきなのでしょうが　例年　年が明けてから一年分まとめて伝票を作り　その全てデータをパソコンの会計ソフトに一気に入力して　確定申告の作業を行っております。今年は二月ほど早いのですが　その作業をスタートしてみました。私の苦手な事務仕事ですが　上手く条件に当てはまれば　予期せぬ臨時ボーナスを受け取れるかもしれないので　頑張ってみました。
何とか十月分までの　月々の売り上げなどを入力して　その数字を昨年の分と比較してみました所　本来ならとても悲しむべきことですが　三月分の売り上げが　昨年分の半額以下になっておりましたので　有難いことに給付金を受け取れる条件を満たしておりましたので　申請を出してみる事にしました。今年の分のトータルの売り上げは　私が感じていた通り　昨年とほとんど変わりがありませんが　たまたま給付を受ける条件を満たしてくれた月がありましたので　日本国民として　きちんと納税も致しておりますので　頂けるものは有難く頂戴したいと考えます。
コロナ禍のダメージは　私が想像しているよりも大きいみたいで　私の周囲の個人商店さんもいくつかが　力尽きて　廃業されてしまいました。とてもお気の毒で　かける言葉もございませんでした。私はこのブログで何度も何度も書いておりますが　現在問題視されている　新型コロナ感染症　という病気を　殆ど間違いなく十年後には　普通の風邪やインフルエンザと同等の病気として　人間界に存在する　極極ありきたりの　さして恐れるに足らない病気だと思っております。勿論　この病気で日本人だけでも二千人以上の方々がお亡くなりになられていますから　決して侮ってもよい病気だなどとは申しません。但し　直近の一年は別ですが　ごく普通の風邪で日本人は一年間に数万人が　そしてインフルエンザで小穴竺一年間に　数千人がお亡くなりになっておられるのです。ですから　どうしてこの新型コロナ感染症だけを　特別視して　恐れ忌み嫌っているのか　さっぱり理解できません。
そんなつまらない　ありきたりの病気の流行によって　廃業された方々の　人生をかけた夢が　突然強制終了させられてしまったのです。数年後には　世の中は平穏を取り戻すと思いますが　そうなったからと言って　一度潰えてしまった人たちの人生をかけて夢が　再生する可能性など全くないように思います。私の病院も　辛うじて潰れない程度で　持ちこたえておりますから　他人事では決してございません。コロナ禍によって　経済が順調に回らなくなってしまったら　当然収入が減少してしまう方が多いのでしょうから　そうなった場合　生活費を切り詰める必要が生じた時に　最初に切り捨てられるのが　ペットへの出費である可能性は低くないからです。本来なら儲かってしょうがないはずの人間様の病院ですら　経営難に陥っておられるケースが珍しくないのだそうですから　うちのように元々評判が悪くて　辛うじて生き残っていられた病院が廃業に追い込まれたとしても　当たり前すぎる結果と言えるのかもしれません。まあ遅かれ早かれ　この病院の仕事を終わりにしようと考えておりますので　そんな時を迎えましたら　最後ぐらいは見苦しい態度は取らずに　さっぱりとあっさりと　廃業しようと考えております。
そんな病院が　持続化給付金を受け取ってもいいのか悪いのか　よくわかりませんが　現在の所　仕事を続けられるうちは　もう少しだけ頑張ろうと考えておりますので　頂いたお金は　有効に活用させていただこうと考えております。まだ申請を済ませただけの段階ですから　捕らぬ狸の皮算用にならないことを祈っております。