11月7日 本日は あられ、おせんべいの日なのだそうです

あられとおせんべいは原材料が もち米か うるち米つまり普通にご飯として炊くお米なのかという厳密な違いがあるのだそうです。お煎餅と漢字で書くと 餅という漢字が使われていますが もち米ではなくてうるち米が原料なのだそうで 少し不思議に思えます。あられの親戚におかきがありますが この違いは 単に大きさや形によるものなのだそうです。あられの呼び名は 空から降ってくる霰に似て小さな欠片のような形だからだそうです。おかきは平べったくて 何となく四角形を連想してしまいます。お煎餅は私の印象だけなのかもしれませんが なんとなく丸いものが多いのではないでしょうか。
ちなみに関西では おかき、あられの人気が高く 関東ではお煎餅の方が人気があるのだそうです。お煎餅のルーツとしては 草加せんべいだという説がありますが 真偽のほどは定かではありません。そもそも関西人にしたら 草加せんべいは有名なので勿論聞いたことがありますが 草加と言う土地が何県にあるのかも全然知りません。小林由依ちゃんの出身地 埼玉県なのだそうですが 大体関西人にすれば 埼玉自体が関東のどのあたりに位置するのかさえ あまりピンとこない位です。私は欅坂で一番のお気に入り 小林由依ちゃんの出身地ですから ある程度は分りますが 一般的に関西人にとってみれば 群馬や茨城よりはまだ分かり易いのかな といった程度にしか認識されていないように思います。
うるち米ともち米では 普通に炊いた場合 かなり食感が異なるように思いますが おかき、あられとお煎餅では 食べた時の食感にそれほど違いを感じません。私が鈍感なので 違いが分からないのかもしれませんが そもそもあられとお煎餅の違いについて わざわざインターネットの質問コーナーで取り上げられているぐらいですから 世の中の人たちでも そんなに両者の違いを実感されている方は多くはないのでしょうか。
和菓子の材料とされる米粉も 上新粉、白玉粉、餅粉などの種類があります。うるち米を生のまま粉に挽いたのが上新粉なのだそうです。もち米を石うすで水挽きして 沈殿物を乾燥させたのが白玉粉なのだそうです。もち米を生のまま粉に挽いたのが餅粉なのだそうです。材料と製法に違いがありますから 用途も上新粉は歯ごたえが残るので 柏餅やウイロウなどに使用されるのだそうです。白玉粉はなめらかな食感で勿論白玉団子に用いられます。餅粉は求肥に加工されることが多いようです。餅粉を水で溶いて砂糖を加えて練り込んだものだそうで 砂糖を加えているので勿論甘みがある事と 砂糖による保水性の為に冷えても餅のように硬くならないので 和菓子として加工するのに便利な存在として活用されているらしいのです。上新粉、白玉粉 、餅粉は 明らかに用途が異なりますから その違いが分かり易そうですが もち米からできたおかき、あられと うるち米からできたお煎餅は多少は食感の違いが感じられそうな気はしますが うっかりするとその違いに気づかないでいることも多いように思います。
まあどちらも私にとっては美味しいお菓子ですが もろに炭水化物ですから 直ぐに血糖値を上昇させそうな代物ですから 正直好物ですがなるべく食べないように心掛けております。でも年に一度のおられお煎餅の日ですから 本日位は遠慮なく頂いてしまおうと思います。毎年立冬の日には 暖かい部屋で熱いお茶とともに あられお煎餅を召し上がってください という意味合いで
全国米菓工業会が1985年に設定したのだそうです。PR不足で 殆ど知られていないように思いますが 私は渋い日本茶を一緒にあられを美味しく頂きます。

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