11月8日 1935年の本日アランドロンが生まれました

私が子供の頃の男前の代名詞と言えば アランドロンでした。私はこのブログに何度も書きましたが 自分の外見にすごくコンプレックスがありますので好きな芸能人は 男性の場合顔立ちの整った いわゆる美男子が好きです。日本人で言えばキムタクや福山君です。外国人で言うと アランドロンやロバートレッドフォードなんかが大好きでした。今ではおじいさんになってしまいましたが。

少し前のブログでチャールズブロンソンや原田芳雄さんという 凄く渋くて男臭い俳優さんが好きだと書きましたが 基本的には美しい顔立ちの男性が好きです。所が逆に女性はいわゆる美人 顔立ちのととのいすぎた方は全然好きになりません。私の主観で申し上げると日本の現在の芸能人で最も顔立ちが整った女優さんは 新垣結衣さんと桐谷美鈴さんだと思います。凄く美しい方たちだとは思いますが 全然好きにはなりません。乃木坂のメンバーでもマイヤン、イクチャン、ナナミンあたりが美形トップ3かと思いますが私の好きなベスト3、カズミン、ナーチャン、マイマイとは全然かぶりません。

話をアランドロンに戻します。子供の頃から家庭環境に恵まれず 十代から二十代にかけては外人部隊に所属して戦場に赴いたりもしていました。但し,そのズバぬけた美貌で映画界に入ることを周囲から勧められていました。「太陽がいっぱい」で主演して世界的に大ヒットしてからは 俳優としてはトントン拍子だったのかもしれませんが、結婚しての私生活は上手くいかず大人になってからも家庭には恵まれていなかったのかもしれません。

俳優としては出演映画に恵まれていたと思います。「地下室のメロディー」「冒険者たち」「シシリアン」「ボルサリーノ」なんかめちゃくちゃカッコよかったと思います。数ある主演映画の中で「ボルサリーノ2」でアル中から復活してのし上がっていく姿が一番カッコよかったと思います。

「冒険者たち」は私が好きな映画を三本あげるときに必ずあげる映画です。ちなみにほかの二本は「フィールドオブドリームズ」と「野のユリ」だと思います。「フィールドオブドリームズ」では 最後にお父さんが戻ってきたシーンは正直初めて見た時には理解できませんでしたが 何度も見直していくうちに意味が分かった時には涙が止まりませんでした。「野のユリ」でも最後にホーマーが尼さんたちの下手糞な合唱をききながら去っていく場面は泣けます。

「冒険者」の中で流れる「レティーシアのテーマ」は映画音楽の中で一番好きな一曲かもしれません。三人がそれぞれに挫折してから宝探しに出かけようと立ち直るシーンは元気が出てくるので好きです。最後のシーンでアランドロンが撃たれて リノバンチュラが手りゅう弾を雨のように投下する場面は 涙が止まりません。

私が卒業した立命館大学の近くにあるピエールという喫茶店では アランドロンが京都を訪問した時に来店したらしくて 座った席がそのまま保存してありました。勿論一般のお客さんは坐らせてもらえませんし、コーヒー一杯が600円もするので二度といきませんでした。

アランドロン位の男前になると 年をとってもやっぱりカッコよくて 渋さにも品があって魅力的です。私もジジイになってきていますので 汚らしいジジイにだけはならないように気をつけるようにと頑張りたいと思います。

 

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