12月9日 1916年の本日 夏目漱石が亡くなりました

百一年前に亡くなられた作家ですが 日本人なら その名前も有名な作品も必ず知られている人物ですから ある意味凄く幸せな方だと思います。ただその人生を 振り返ってみると 若い頃に兄弟や近い親類を続けて亡くして 精神を病み 神経衰弱などに悩まされたのだそうです。そんなつらい時代を経験しながら 現在の東大に入学したのですから 凄く賢い方であったのは間違いない事だと思います。在学中に正岡子規と親しくなり 俳句もかなり勉強したみたいです。
卒業後 高校の教師として働き始めましたが 教師と言う職業 日本人に英語を教えることの意義 等と言う難しい疑問に悩み始めて 更に精神を病んだようです。その後機会を得てロンドンに留学しています。しかし留学した大学の授業にも疑問を抱いてしまい 大学とは別の人物から大きな影響を受けて 帰国したみたいです。その後は小説を書いたり 新聞記者として働いたりして 文章を書く仕事に携わったみたいです。このころから 胃潰瘍と言う病気により体まで蝕まれていったみたいです。そして数々の名作を残して 僅か50歳で永眠しました。
死んでからも 名前が残り その作品が伝えられているのですから 作家としては幸せだと 冒頭に書きましたが 精神的にも 肉体的にも病に侵されて 僅か50歳で亡くなっていますから 人間として幸せな人生を送れたのかどうかは 疑問符がつくのかもしれません。勿論病なんて なりたくてなる人はいないわけですが 精神的な病 神経衰弱については 周囲に何でも話せる友人でもいれば 回避できたのではないかとも思います。東大に通っていたのですから 当然優秀な知り合いは少なからずいたのでしょうが 恋愛の対象となるような女性との出会いに恵まれなかったのも 不幸だったのかもしれません。就職してから 結婚はしたみたいですが その女性とも精神的なつながりが上手くいかなかったみたいですから 寂しい人生だったのかもしれません。まあ女性には全くモテなかった私も かなり寂しい人生を送ってきましたが 何とか奥様と巡り合えて とても幸せだと思っております。
夏目漱石の名前や 作品名を日本人なら 誰でも知っている と書いてしまいましたが 現在のテレビのバラエティ番組でもてはやされている いわゆるおバカタレントたちは 全く知らないのかもしれません。私は「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」は小学生の時に 「三四郎」と「こころ」を中学生の時に読みました。別に自慢しているわけではありませんし 読んで特に感銘を受けたわけでもありません。只日本人として生きていくうえでは 接しておくべき文学作品かな と思ってその書物を手にしただけです。
おバカタレントに言わせれば 別に夏目漱石や「坊ちゃん」を全く知らなくても 不自由なく生きていける と言う事なのかもしれません。確かに高校で習った難しい数学なんて 数列や行列、微分や積分なんか 実際の生活に関わってくることは 全くありません。正直私も大学入試を終えてからは 一切縁が切れましたから 現在では殆ど覚えていないし 生活に役立った経験は全くありません。数学と言うよりも算数のレベルで 掛け算の九九と加減乗除がしっかりと出来れば 日常生活には全く困りません。ただおバカタレントは 掛け算の九九もきちんと言えないし アルファベットも順番にきちんと言えないのですから やはり日常生活に不便しているはずですが おバカのレベルが徹底していますから その不自由ささえ 実感していないのだと思います。
今の平和な日本では どんなにバカでも 働く意思がなくても 基本的人権の尊重だか何だかで 生活保護などを受けながら 何とか生き延びていけるのでしょうが 私たちがきちんと働いて納めた税金が そんな奴らを保護するために使われているのだとしたら 不愉快です。勿論病気や障害で 働きたくても働けない人を保護することは すごく大切な事ですが 私の知っている生活保護を受けている人間は 本人の怠慢によって 働いていないだけのような生き方をしていることが多いように思います。そんな奴らは 野垂れ死にでも何でもしてしまえばいいように思いますが こんなこと書いたら きっとまた私の悪口を広める人間が少なからずいるのでしょう。ただ私の発言にむかついたのなら きちんと自分の名前と住所位明かしたうえで 正々堂々と喧嘩を売ってきてください。喜んで買わせて頂きます。

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